カナダのエンジニアが語る、在宅勤務事情
本音が語れるエンジニア参加型メディア「@IT自分戦略研究所 エンジニアライフ」。日々、ITエンジニアの「生の声」を公開している。
- 海外に住みたい!?
- 僕を育ててくれた先輩は、モンスターエンジニアだった(1)
- 在宅勤務のススメ
エンジニアとして海外移住するには
『海外でも通用するエンジニアになる』の鹿島和郎氏は、ITエンジニアの人生における選択肢の1つとして、「海外移住」にまつわる情報を紹介している。
「日本の労働環境に馴染めない」「海外に住んでみたい」「ITの本場で働きたい」――エンジニアが海外移住を目指す理由はさまざまある。鹿島氏は、海外移住をする現実的な方法として、2つの方法を紹介している。
- 現地企業に就職して数年間働き、その後に永住権を取得する
- 退職者向け永住ビザを取得する
実務経験と一定の語学力があるエンジニアは1の方法で海外移住を目指すとよい。2は、東南アジアにおける一部の国で「一定金額を預ければ永住権がもらえる」制度があるという。海外での生活が気になっているエンジニアは、チェックしてみてほしい。
「君の書いたコードは消したよ」と先輩エンジニア
『酒と音楽で人生は化学変化を起こす!』のあぐ氏が、「僕を育ててくれた先輩は、モンスターエンジニアだった」という連載をスタートした。
新入社員のウエダとその同期たちの研修を担当したのは、エグチというエンジニアだった。エグチは熱心に新入社員たちに技術を教え、ウエダたちは「この人についていけば成長できる!」と思ったほどだった。
そして配属日。ウエダと同期のツルマキは、エグチのいるチームに配属された。エグチのOJTで成長できると喜べたのは一瞬のことだった。自分たちが苦労して書いたコードをエグチが消した瞬間から、何かが狂い始める。
在宅勤務のススメ
『エンジニアライフ in a northern town』を執筆する川澄恵一氏は、カナダのIT企業で働くエンジニアだ。カナダにおける「在宅勤務」事情を紹介している。
川澄氏が働く企業では、去年に制度が変わり、Work from Home(在宅勤務)する人が増えたという。誰も自分の席を持っておらず、出社した日は空いている席を使って作業し、会話はメッセンジャーなどを使って行う。同僚とはほとんど顔を合わせなくなったそうだ。
日本の企業では、まだそれほど在宅勤務は一般化していないが、エンジニアという仕事は、それなりに在宅勤務に向いているように思える。いずれ「今日は大雪です。在宅勤務ができる人はうちで働きましょう」と、天気予報でいわれる時代になるのだろうか?
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