英語を学ぶ時間がないなら、英語で技術を学べばよい
本音が語れるエンジニア参加型メディア「@IT自分戦略研究所 エンジニアライフ」。日々、ITエンジニアの「生の声」を公開している。ここでは、編集部がおすすめするコラムを紹介しよう。
- 海外でも通用するコミュニティになる(?)
- 就業(現場)力向上カリキュラム
- 2011年の新たな年に向けてのご挨拶
技術者向けの英語勉強会、発足!
海外のIT企業で働いた経験を持つエンジニア 鹿島和郎氏による『海外でも通用するエンジニアになる』。英語×技術勉強会を始める宣言。
鹿島氏は現在、Scala勉強会というコミュニティ活動を行っている。その中で、「英語がもっとできるようになりたい」「英語の情報をインプットする人はそれなりにいるが、アウトプットをする人はまだ少ない」という意見が出てきたことを受けて、鹿島氏は「技術者向けの英語勉強会」を開催することにしたという。
海外の技術系フォーラムで投稿された質問を読み、皆でディスカッションした後、代表者が英語で回答する。こうすれば、英語と技術両方を学べると、鹿島氏は語る。勉強会が気になる人は、Twitterアカウント(@kaigaiengineer)宛てに声を掛けてみるとよいだろう。
就職活動生のための「現場力向上カリキュラム」
フリーエンジニアの水上裕介氏による『真の顧客満足を目指して』。就職活動をしている学生向けの「就業(現場)力向上カリキュラム」連載がスタートした。
水上氏は、就業するためには下記のスキルが必要だと述べる。
- 現場を知ること
- 自分を知ること
- スキルを高めること
最初の「現場を知ること」とは、就業する業界の実情を知ること、どういうスキルが必要なのかを知ることだ。水上氏はIT業界で働くにはタスクをしっかり管理するための「ビジネススキル」と「テクニカルスキル」が必要だと主張する。
この連載は就職活動生向けだが、転職を考えるエンジニアにとっても役立つだろう。現在、連載は3回まで公開しているので、ぜひ参考にしてもらいたい。
映画から考える、「どんな組織を作りたいか」
九州のベンチャー企業で働く山無駄氏による『Innovation “D”』。映画を見て、「人」と「組織」について考える。
山無駄氏は映画『相棒 -劇場版II-』を見て、「組織とは何か」についてあらためて考えたという。映画に出てくるような官僚組織は、「50点の人材10人に700点の成果を上げさせる仕組み」であり、そのため、100点の人材は10点の人材とともに排除されてしまう。
だが、それでは組織としての力を十分に生かせない。十分な人材の量・質を確保できない状況では、「人を生かす」組織作りが必須となる。山無駄氏は、「10点の人材も100点の人材もパフォーマンスを発揮できる、多様性モデル」を目指したいと意気込みを見せる。
※水上裕介氏のお名前表記が間違っていたため、2011年2月8日8時20分に、修正いたしました。ご迷惑をおかけしましたこと、お詫び申し上げます。
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