残業と涙にまみれ、それでもわたしはプログラムを書く
本音が語れるエンジニア参加型メディア「@IT自分戦略研究所 エンジニアライフ」。日々、ITエンジニアの「生の声」を公開している。
ここでは、編集部がおすすめするコラムを紹介しよう。泣きながらプログラミングした日々の思い出、テストエンジニアワークショップのレポート、マスコミ報道のあり方への意見の3本だ。
- 泣きながらプログラミングをした1週間
- 「WACATE 2010 夏」参加レポート(その4)――リーダーの条件
- マスコミは信用するな
泣きながらプログラミングしたときに見えたもの
情熱派ギャルエンジニア森姫氏による『恋愛感情で仕事はできるか?』。泣きながらプログラミングをした1週間を振り返る。
森姫氏は、あるプログラマ向けのセミナーに参加しようと考えた。セミナーへの参加条件は「技術ブログを持っていること」「Androidアプリの制作経験があること」。どちらの条件も当てはまらなかったが、森姫氏はあきらめなかった。「まだ1週間ある! 両方とも作ろう!」と考えたのである。
ところが、「1週間でAndroidアプリとブログを作る」ために動き出したとたん、残業と休日出勤、とんでもない体調不良が森姫氏を襲った。泣きながらプログラミングをしている最中、「なんでわたしはこんなに一生懸命なのだろう、もうやめよう」と、何度も思ったという。
しかし、森姫氏は仕事をやり遂げた。「何度もやめようと思ったけれどやめなかったのは、そこに愛があったからだ」と、森姫氏は振り返る。
優れたリーダーの条件
バイオリンが弾けるテストエンジニア 第3バイオリン氏が執筆する『オブリガート ~感謝されるテストエンジニアになる~』。テストエンジニアのためのセミナー「WACATE 2010 夏」レポート、最終回。
「優れたリーダー」とは、どんな人だろうか。
第3バイオリン氏は、ワークショップでチームリーダーの役割を務めた。「自分はメンバーに助けられたチームリーダーだった」と、第3バイオリン氏は振り返る。メンバーそれぞれが自分の役割を見つけ、仕事をしてくれたのだという。
「リーダーは最終的な責任を取るのが仕事。それさえできていれば、メンバーにあれこれと指示を出さなくてもいい」「メンバーで対処できない問題については、すばやくフォローするべき」――メンバーと第3バイオリン氏は、ワークショップ終了後に「リーダーの条件」について語り合った。
センセーショナルな報道に対するプロフェッショナルの姿勢
グローバルナレッジネットワークスの横山哲也氏による『Go, Go, Go, in Peace』。マスコミの過剰報道について、警鐘を鳴らす。
世の中には、センセーショナルな見出しやメディア・バイアスが存在する。「これらを見つけたとき、ITプロフェッショナルはどう対応すべきか?」と、横山氏は問い掛ける。
一緒に扇動するのは無責任だし、無視するのもいただけない。ITプロフェッショナルは正しい事実を指摘し、疑問を投げかけるべきだ、というのが横山氏の意見である。ブログなどを使って自分の意見を表明する。それがプロフェッショナルの仕事である。
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