マネージャは「やりましょう」といわない勇気が必要だ
本音が語れるエンジニア参加型メディア「@IT自分戦略研究所 エンジニアライフ」。日々、ITエンジニアの「生の声」を公開している。
ここでは、編集部がおすすめするコラムを紹介しよう。顧客の要求に何でも「やりましょう!」と応えることの危険性と、クラウド化する人間関係についてのコラムを取り上げる。また、新規コラムニストを2人、紹介する。
- その「やりましょう!」は大丈夫なの?
- 実在しない人間関係、行方知れずのサーバ
- 地方在住SEの活動記録 ~はじまり New!
- はじめましてのご挨拶 New!
「やりましょう!」といわない勇気
プログラマの野口おおすけ氏による『不思議そうで不思議でないちょっと不思議な現場の話』。今回は、「マネージャはなんでも『やりましょう!』といってはいけない」というお話。
Twitter上で人気の「やりましょう!」だが、開発プロジェクトの場合、何でも「やりましょう!」だと困ったことになる。ユーザーのサービスに対する満足度を上げるという側面では評価できるものの、プロジェクトに費やせるリソースには制限があるからだ。納期に遅れずリリースするためには、「対応すべきもの」と「対応すべきでないもの」を見極める必要がある。それがマネジメントだ。
Twitterの向こう側、クラウドの向こう側
システムエンジニアの粕谷大輔氏による『雲(クラウド)の隙間から青空が見えた』。今回は「Twitterの向こう側の人間」と「クラウドの向こう側のデータ」の類似性について。
日々、Twitter上で会話を交わしている相手は、実はbotかもしれない。だが、それ自体に問題はない。相手の実在を疑わない限り、心地良い「人間関係」は続いていくだろう。
「相手の実在を問わない」という観点は、クラウドコンピューティングの本質をとらえているのではないか、と筆者は考える。インターネットを通じてコンピュータを利用することができるのであれば、データがどこにあるかは問われない。地球の裏側にある、並列化された安価なサーバに格納されているかもしれないが、それ自体に問題はない。
【New!】ヴィオラ弾きのシステムエンジニアと、文系ネットワークエンジニア
新規コラムニストを2人紹介する。1人目は、地方で働くヴィオラ弾きのシステムエンジニア tata氏。一次請けと二次請け、どちらも経験しているという筆者が、日々のシステム構築・運用・保守業務で遭遇した事件を振り返っていくという。
2人目は、ネットワークエンジニアのききみみずきん氏。電話嫌いなのにコールセンターで働き、気が付いたら「ネットワークの深い沼に肩までどっぷりと浸かっていた」という筆者が、ネットワークエンジニアとして奮闘する日々を書いていくという。
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