ここは成長できる職場? 自分の会社を採点する
本音が語れるエンジニア参加型メディア「@IT自分戦略研究所 エンジニアライフ」。日々、ITエンジニアの「生の声」を公開している。
ここでは、編集部がおすすめするコラムを紹介しよう。30年後の未来とクラウドの関係、「成長できる」職場かどうかの採点方法、「グーグル症」に関するコラムを紹介する。
- わたしたちはいずれ電気羊の夢をみるか?
- 職場を評価してみよう! 自分が成長できる環境ですか?
- 我が家の「ググるな危険」
進化の鍵はクラウドが握るか? 未来予想図
粕谷大輔氏による『雲(クラウド)の隙間から青空が見えた』。30年後の未来を予想する。
「脳からコンピュータのチップに体を通じて通信する」「知恵をもったロボットや人工知能、脳型コンピュータを搭載したロボットが、300年以内に一般化する」――まるでSFのような話だが、これらの「技術特異点」は現実に起こりうるものとして、さまざまな経営者や学者が議論を戦わせている。
「これらの未来は、クラウドによって実現するのではないか?」と、粕谷氏は問い掛ける。実際、iPadやスマートフォンの出現により、わたしたちはいつでもどこででもコンピュータを扱えるようになった。クラウドコンピューティングは、わたしたちの生活を大きく変える可能性を秘めている、と粕谷氏は語る。
成長できる職場かどうかを採点する
高橋秀典氏が執筆する『Road To IT-Engineer / ITエンジニアの生きる道』。自分のいる職場は、自分が成長できる環境か?
「会社は働く個人を評価するが、個人が会社を評価する機会はあまりない」。高橋氏はこう問題提起し、「いま自分が働いている環境が、自分の成長を支援するかどうかをチェックしてみてほしい」と呼びかける。
高橋氏は、「会社や管理層が、ITエンジニアのキャリア向上やスキルアップを考えている環境かどうか」を問う、10の質問を例示している。下記に、一部を紹介しよう。
- 従業員の持っている能力のレベルを測定し、高めていく仕組みがあるか?
- それは、教育研修と連携しており、従業員の多くが活用しているか?
- 会社から新しい仕事や学習のための機会を提供しているか?
現在、高橋氏はコメント欄で意見を募集している。自分の成長への興味を持つエンジニアに参加していただきたい。
「病も検索エンジンから?」
『Wife Hacks ~仕事と家族とコミュニティと~』を執筆するkwappa氏は、「グーグル症」について警鐘を鳴らしている。
「グーグル症」とは、自分が気になっている症状を検索して「自分は重い病気にかかってしまったのでは」と自己診断してしまうこと。「妻がグーグル症にかかってしまった」というkwappa氏は、「ググるな危険!」と注意をうながしていたという。kwappa氏は、「日常生活におけるグーグルの使い方」について、3行でまとめている。
- 調べ物は方針を決めて。費やす時間も決めておくとなお良い
- 検索結果が正しいとは限らない。嘘を嘘と見抜く力を養おう
- 過剰にググると危険
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