@IT自分戦略研究所 編集部が、エンジニアライフのおすすめコラムをピックアップします。

自分と異なる意見に耳を傾けよ

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 ここでは、編集部がおすすめするコラムを紹介しよう。IT英語の実践について、「自分と異なる意見に耳を傾ける」ことの重要性、システム監査技術者試験 直前対策の3本を取り上げる。

  • IT英語を実践する方法
  • それぞれの真実
  • 目指せ!! システム監査人(10)

IT英語を実践したいなら、海外ソフトの日本語化やバグ報告を

 海外IT企業で働いた経験を持つ鹿島和郎氏による『海外でも通用するエンジニアになる』。今回は、勉強した「IT英語」を実践する機会をどう作るか、について。

 英語の勉強のためという理由で外国人と友人になろうとするのは、相手に失礼なので避けたほうが良い、と筆者は語る。だが、英語は実践しなければ上達しない。特にIT英語の場合、実践の場は少ない。どうしたらよいだろうか。

 筆者は、海外のオープンソースソフトウェアの「日本語化」や「バグ報告」を勧めている。オープンソースへの貢献にもなるし、英語の勉強にもなるので、一石二鳥である。

自分と異なる意見に耳を傾けよ

 元外資系ITマネージャの中小企業診断士 46氏による『ドロップアウトからのキャリア七転び八起き』。今回、筆者は「人や物事を動かすなら、自分と異なる意見に耳を傾けるべし」と主張している。

 かつて、筆者は「自分が正しい」という信念を持って仕事をしていたという。そのため、例えば「レガシーシステムから新システムへの乗り換えを拒絶しようとするユーザー」の考えが理解できず、衝突を繰り返していた。

 だが、やがて「みんな、自分の意見の背景に、自分なりの『正しさ』を持っている」ということに気付く。自分と異なる意見に耳を傾けることで、その人が何を考えているのかが見えるようになる。人や物事を動かすには、まず「相手が何を考えているのか」を理解することが先決なのだ。

システム監査技術者試験、論文対策

 インターギデオン 代表取締役の川辺良和氏による『システムオーディタ川辺の資格取得とキャリアアップ』。いよいよ4月18日に「システム監査技術者試験」の本番を迎える。今回は直前対策として、本番試験での論文対策について解説している。

 論文対策として、論文試験を目指した下書き論文の作成は欠かせない。3つの設問のうち、最初の「設問ア」は「あなたが携わった情報システムの概要」についてなので、事前準備が可能だ。「設問イ」は「情報システムというテーマに付随した『リスク』」についての設問が多い。これもITエンジニアにとっては難しくはないだろう。

 問題は最後の「設問ウ」である。ある出題テーマについて「システム監査を行う場合の監査のチェックポイント、監査手続き」を記載させる問題だ。監査経験のない受験者にとっては、非常に困難であろう。対抗策として、筆者は「外部委託の監査のチェックポイントを展開する」という作戦を勧めている。

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