「3Kが嫌なのでエンジニア辞めます」の誤解
本音が語れるエンジニア参加型メディア「@IT自分戦略研究所 エンジニアライフ」。日々、ITエンジニアの「生の声」を公開している。
ここでは、@IT自分戦略研究所 編集部おすすめのコラムを紹介する。あなたのエンジニアとしての成長に役立つ内容であれば幸いだ。
COBOLerの持つ「業務知識」を生かすために
ジーワンシステム代表取締役の生島勘富氏による『ベンチャー社長で技術者で』。今回は「生島流COBOLer論」の続編だ。
生島氏は「COBOLから抜け切れない、自称『オブジェクト指向もSQLもできる技術者』が大量に生まれている」と主張する。本来、40代以上のCOBOLerの持つ業務知識はIT業界において重要な資産であり、活用しないのはもったいない。だが、彼らの「COBOL型思想」が、彼らから活躍の場を奪っているのだという。
3KはITエンジニア特有……って本当?
アデコのキャリアコンサルタント 高野和幸氏の『育児奮闘中! ITエンジニア担当キャリアコンサルタントのワークライフバランス追求型キャリアアップを目指して!』。今回は「3Kがいやで他業種/職種に転職」という事例について考える。
ITエンジニアは3K(キツイ、帰れない、給料が安い)だといわれるが、これはIT業界やITエンジニアに特有の問題なのだろうか、と高野氏は問う。ITエンジニアから他業種/職種へのキャリアチェンジによって、大幅に給与が減少したケースや、時間外労働が増えてしまったというケースは珍しくないという。
労働時間や給与で不満がある場合、それが「ITエンジニアだから」なのか、それとも単に「所属する会社の問題」なのかを見極める必要がある。
エンジニアにプレゼン能力は必要か
スキルスタンダード研究所の高橋秀典氏による『Road To IT-Engineer / ITエンジニアの生きる道』。今回は「エンジニアとプレゼンテーション能力」について。
エンジニアにプレゼンテーション能力は必要か否か。高橋氏は「目標とする職種による」と語る。ITSSの基準でいえば、アプリケーションスペシャリストやITスペシャリスト、さらにその先にあるITアーキテクト、プロジェクトマネージャ、ITコンサルタントにはプレゼンテーション能力が必須だという。
それでは、プレゼンテーション能力とは何だろうか。単に「話すのがうまい」という能力のことではない。コミュニケーションのみならず、ネゴシエーション(交渉)やアサーション(適切な自己主張)のスキルが含まれている。
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