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「情報」に関する連続ツイート

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 今回は、試しに連続ツイート風にコラムを書いてみました。

 テーマは、「情報」です。

 情報(1):一応、職業は情報処理技術者の範ちゅうである(恐らく)。貧乏暇なしで、普段は日々の作業に追われているが、たまには原点に立ち戻ってみて、情報というものについて考えてみた。

 情報(2):「情報」をWikipediaで調べてみると「生物の行動に影響を与えるすべての事象」と書かれてある。光や音に加え、ホルモンなども「情報」と見なすことができるとのこと。

 情報(3):ついでに「情報処理」をWikipediaで調べてみた。「既存の情報を加工することで、より付加価値の高い情報を生み出すこと」とある。加えて、その加工の道具としては計算機が前提となっている。

 情報(4):これらを整理すると、「人は外部からの情報により、何らかの価値を得て、その結果状態変化を起こす」というモデルが考えられる。

 情報(5):また、人は何もせずとも多くの未加工の情報に取り囲まれている。加工され、発生元の情報より多くの価値を含む情報を得られるのは、計算機で取り扱える情報のみである。

 情報(6):では、「加工され、発生元の情報より多くの価値を含む」とはどういうことか。これは計算機のない世界を考えてみると分かりやすいかもしれない。情報が時間と空間、そして粒度と種類を超えることである。

 情報(7):情報は同時性、不可分性、不均質性、非有形性、消滅性といった性質を持っている。しかし情報をデータに変換して計算機で取り扱うことにより、これらの性質を超越できたのだ。

 情報(8):この考え方からすると、計算機がある前から情報処理を行う道具を人はすでに持っていた。古くは壁画や紙、新しくは蓄音機などである。これらは時間の超越、すなわち情報の蓄積のための道具である。

 情報(9):最後に、情報に対する考察のなかでもう1つ重要なことがある。それは情報は発信する側と受け取る側がいる、ということである。授受のそれぞれは「人」に限ったことではないが、情報処理は発信側と受取側の間に存在する。だからコミュニケーションと密接なつながりを持つ。

 以上、「情報」関しての連続ツイートでした。意外と書きやすかったので、しばらくこの形式でいきたいと思います。

 編集部さま。これって、本当にTwitterで連続ツイートしていいのでしょうか?

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