第417回 健康を意識する
こんにちは、キャリアコンサルタント高橋です。
連日報道される新型コロナウイルスの情報ですが、ここに来てようやく感染者数が下がってきたような感じです。ただ、韓国では規制緩和後にナイトクラブで12人の集団感染が起こったそうです。一方で、GoogleとFacebookは年内まで在宅勤務の態勢を延長すると発表したそうで、新型コロナウイルスへの対応の難しさを感じます。今後は緊急事態宣言の解除も検討されているみたいですが、結局のところ、私たちにできるのは不要不急の外出を控え、三密を避けた行動をするしかないので、一人ひとりが自覚をもって行動することが、この状況改善する最短距離なのだろうと思っています。
さて、私事ですが、最近ちょっとめまいが酷くなっていました。「いました」と過去形になっているのはほぼ回復したからなのですが、こういう病気になってみて改めて健康の大切さを実感しています。今回はこのめまいから健康について考えてみました。
■めまいの具合
めまいが起こり出したのは今年に入ってからだったと思います。ふとしたことで目が回るというか、立ち眩みが起こるようになりました。最初は疲れが溜まっているのかと思い、それほど気にはしていなかったのですが、その内、普通の生活をしていてもめまいが頻発するようになってきました。ただ、その場でじっとしていれば数分もすれば収まっていたので、とりあえずは騙し騙しの生活を送っていました。とは言え、ネットでめまいのことを調べてみると結構怖いことも書いてあったので、時間が出来たら病院に行こうとも思っていました。
しかし、新型コロナウイルス騒ぎで病院に行く機会を逸してしまいました。。。ですので、この騙し騙しの状況がずっと続いていたのですが、5月になってめまいがかなり酷くなっていました。もう、ぐわんぐわん目が回るんです。こりゃ、いよいよ病院に行かないとダメかなぁと思い、めまいのことを知人に相談してみました。そうしたところ、その方は「エプリー法」という方法でめまいが治ることがあるから試してみたら?と教えてくれました。
エプリー法って何だと思い、調べてみたら「良性発作性頭位めまい症」に対する治療方法なのだそうです。この「良性発作性頭位めまい症」とは三半規管内に耳石が溜まることで起こる病気のようで回転性めまいと言うのだそうです。この良性発作性頭位めまい症は簡単に調べることができるみたいで、座った状態で首を左右どちらかに向き、その状態で仰向けに寝る(この時、枕などで頭を肩より下げるようにする)とめまいが起こることで分かるのだそうです。試しにやってみたところ、左を向いてやっても何も感じなかったのが、右を向いたときに強烈にめまいが起きたので、恐らくこれが原因だと思いました。
そこで、早速エプリー法を試してみた所、なんと一回で酷かっためまいがピタっと治まりました。これには正直かなりびっくりしました。その後、数回エプリー法を試したところ、以前ほどめまいが起こることはなくなりました。
■健康に対する認識を持つ
現時点でめまいは起こっていないので、恐らく私のめまいは治まったのだと思っていますが、もし治まっていなければ病院に行っていた所でした。勿論、この先めまいが再発しない保障はないので、再発した場合はちゃんと病院に行こうと思います。ただ、今の時期に病院に通うのは少し勇気が要ります。また、医療現場はひっ迫していると聞きますので、こういった時に病院に通うのも気が引けてしまいます。そんな事を考えていると、普段あまり意識しない健康について意識が向きます。
健康というのは健康な時には意識されることがなく、健康でなくなった時に意識されるモノです。今回、めまいを起こした事で健康であることの有難さを実感しました。今、新型コロナウイルスの対策として手洗いやうがいを慣行していますが、これも健康を守るための大切な行為であることを改めて自覚しました。
私も歳を取って来て少しずつ無理の利かない体になってきたと思っています。これからも健康であり続けたいと思っていますが、そのためには今の自分が健康であることをちゃんと自覚し、その上で健康を維持することに意識を向けなければならないのだと思いました。
もし、一人ひとりが自分の健康についてもう少し意識が向くようになってくれば、今の新型コロナウイルスの状況も好転していくのかもしれませんね。