第398回 物思いにふける時
こんにちは、キャリアコンサルタント高橋です。
すっかり年の瀬ですね。何だか早いものでもう2019年も終わりです。この時期は仕事納めも終わり、年始に向けて家の掃除や片づけをしたり、のんびり旅行をしたりされている方もいらっしゃるのではないかと思います。そんな中、この時期は今年1年を振り返る方も多いのではないでしょうか。そこで、今年最後のコラムは「振り返る」ということをネタに書いてみたいと思います。
■自分を振り返るのはいつですか?
私たちは普段から忙しく過ごしています。毎日を忙しく過ごしていれば、当然のことですが自分に費やす時間は少なくなります。そんな中でまとまった休みができたときは、普段できない遊びや趣味に時間を費やしたり、疲れをいやすために一日休まれている方も多いのではないでしょうか。
こうやって改めて自分の姿を見直してみると、私たちの生活は自分のことを振り返ることをしづらい生き方をしているのかもしれません。勿論、キャリコンのような場があれば自分自身を見つめ直し、目指したい姿をキャリアとして形作ることはできるかもしれません。しかし、そうでない場合は、私たち自身が意識をして自分を振り返るような行動を取らないと、なかなか自分自身を見つめ直すことはしないのかもしれません。
■年の瀬こそ、自分を振り返るとき
しかし、この年の瀬はなぜか誰しもが自分自身を振り返ります。一年の締めの時期ということもありますが、普段忙しくされている人もこの時期ばかりは自分のことを振り返ります。1月から始まり12月で終わるこの1年に何があり、何ができて、何ができていなかったか。自分の行いを振り返り、来年への想いを馳せる。ひょっとしたら、年の瀬という時期は自分のことを振り返るためにある時期といっても過言ではないのかもしれません。
だからといって、いざ振り返ろうとしたとき、一体何を振り返ればいのでしょうか?
私が思うに、そこに決まりはないと思います。自分のことを自分の目線で振り返る。これだけでも十分です。自分を見つめ直す時間を持つことこそが大切で、その時間があることで私たちは自分を見つめ直すことができます。そうすることができれば、それが次につながる一歩になります。
■物思いにふけろう
普段自分のことを意識していない方も、年の瀬は誰しも自分のこと振り返るには格好の時期です。年末でやることを終わらせてホッと一息ついたら、ぜひご自身のことを振り返ってみてください。そして、来年の自分の姿をイメージしてみてください。年の瀬に物思いにふける。それって、実は極上の年の瀬の過ごし方なのかもしれませんね。私も物思いにふけろうと思います♪
さて、今年も1年コラムをご覧いただきありがとうございました!
来年も引き続き、よろしくお願いいたします。
それでは、良いお年を!