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第169回 感動を生むためには

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 こんにちは、キャリア・コンサルタント高橋です。

 今日からお盆休みも終わり、仕事を再開されている方も多いと思います。今年は大型連休になり、各地に出かけられた方もおられるのではないでしょうか。私も今年は大型連休になり、久しぶりに仕事から離れ、ゆっくり羽を伸ばしたり、出かけたりさせていただきました。その中で万博記念公園に行ったのですが、ちょうどそこでイベントをやっていました。そのイベントで感動したことがあったので、今回はこの感動について書いてみたいと思います。

■ウォーターアートプロジェクション

 ちょうどその日、万博記念公園では「イルミナイト万博-夕涼み-」と題して様々なイベントが行われていました。「夕涼み」とあるように夕方から夜にかけて行われたようなのですが、その中に「ウォーターアートプロジェクション」というイベントがありました。これは、水を霧状に噴射しそこに映像を投影し、その映像に合わせ複数のダンサーの人がパフォーマンスを繰り広げられるといったモノでしたが、それが一つの物語を成しており、5分という短い時間ではありましたが、とても幻想的に感じました。

イルミナイト万博-夕涼み-:詳しくはこちらをご参照ください。

■何に感動したのか?

 当初、この「ウォーターアートプロジェクション」はプロジェクションマッピングの類だと思っていました。実演された場所が太陽の塔の前だったので、始まるまでは太陽の塔にプロジェクションマッピングをするのかと思っていました。しかし、実際のパフォーマンスでは太陽の塔は全く関係なかったので少し拍子抜けをしたのですが、徐々にその映像美や世界観に魅入ってしまい、最後には感動しまくってました。

プロジェクションマッピング:パソコンで作成したCGとプロジェクタの様な映写機器を用い、建物や物体、あるいは空間などに対して映像を映し出す技術の総称をいいます。詳しくはこちらをご参照ください。

■感動を生むためには?

 感動をすると心が震えます。私はこの感覚が大好きで、常に感動を欲している所があります。では、どうすればその感動が生まれるのか? それは、その人の予想の上を行く良い結果が生まれたときに起こるのではないか、今回のウォーターアートプロジェクションでそう感じました。当初、私はプロジェクションマッピングを見るつもりでいたのですが、それが良い意味で期待を裏切られ、私の予想の上を行く素晴らしいパフォーマンスを見せてもらった結果、私の中で感動が生まれたのではないかと思っています。

 そして、こういった感動はパフォーマンスのようなモノだけに留まりません。設計書、仕様書といった成果物の作成、お客様、上司、先輩、同僚、後輩とのコミュニケーション、会社での立ち振る舞いといった普段の仕事においても私たちは感動を生み出すことができます。私たちが普段とっている行動は、関係者(相手)からすればある程度予測がつくモノです。だからこそ、私たちの行動が関係者(相手)の予想の上を行く良い結果が出せたとき、そこに感動が生まれます。そして、その感動はその人の評価や価値へと繋がっていくのではないかと思います。

 そのために必要なモノは何か? それは、どんなときでも最高のパフォーマンスが出せるように自分を磨くこと、そしてそのための努力を怠らないことではないか、と私は思います。今回のウォーターアートプロジェクションを見て、私も人に感動を与えられるような人間になりたい、そう強く感じたお盆休みでした。

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