元底辺エンジニアが語る、エンジニアとしての生き様、そしてこれからの生き方

生き様175. キーボードの拘りとタイピング速度の話

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相変わらずのPCトラブル

寒くなるとPCトラブルが頻発するという仕様でもあるのでしょうか?
仕事で使っているPCなので、大きなトラブルは勘弁願いたいのですが……。
フリーズしました

ええ、大きいです。大きすぎます。
しかも、フリーズの原因って探しようがないもの第一位なのです。
20年前はOSとスペックの問題で謎フリーズなんて日常茶飯事でしたが、今は違います。

新しく機材を追加したならその機材が、機材が古ければ耐用年数が、と疑います。
残念なことに追加した機材はありませんので、耐用年数を疑うことになりました。
CPU、メモリ、グラボ、HDD…。怪しのはこの辺り、というかほぼ全て。
最悪の「全取替」が頭をよぎりました。

幸い、調査中にHDDが1つ認識しなくなり、その状態で安定稼働の状態が見られました。
たまたま、廃棄したテレビに付けていた外付けHDDが余っていたので交換して終了。
無事に仕事を片付けつつ、このコラムを書いています。

ですが、まだトラブルは終了していないのでした……(続く、かもしれない


弘法の筆とキーボードの拘りの話

過去のキャリアコンサルタント高橋さんのコラムで「タイピングのしやすさ」という話がありました。
かえるSEさんのコラムでも、ここ3ヶ月では2回キーボードについてのネタが取り上げられています。
1つは「こんなキーボードは嫌だ」という話。
もう1つは「キーボードへの拘りがなくなった」という話。

既に30年近くコンピューターを触っている白栁ですので、当然様々なキーボードに触れています。
NEC PC-98のキーボードや、謎のメーカーの低価格キーボード、Elecomのキーボードetc…
もちろん、その中には手に馴染んだお気に入りのキーボードもありました。
死ぬほど使いにくいと思ったキーボードもありました。

SESや派遣では現場で割り当てられたキーボードを大人しく使わなければいけません。
運用サポートをしていた時は、ユーザーのキーボードに慣れるためにIMEも標準を心がけていました。
なので、今でもキーボードの種類を選ばず、ある程度の速度で入力が可能です。

試しに、上の記事で高橋さんがやっていたテストをやってみました。
タイピング練習(マナビジョン)

タイピング成績.png
これは、使いにくい現場のキーボードでやってみた結果

タイピング結果2.png
こっちは、自宅の使い慣れたキーボードでやってみた結果。

改めて比べてみると、成績に差がありますが、1分間に10文字程度。
6秒に1文字。1秒なら0.15文字。つまりは誤差の範囲。
そんな速度で入力することなんて滅多にありません。
日常生活には十分すぎるぐらいの速度でしょう。

つまり「弘法筆を選ばず」の言葉通り、キーボードが変わっても十分なスペックを発揮できるのです。
なのに、使いやすいキーボードに拘る理由はなんでしょう?
答えは【ストレス】です。


使いやすい道具でストレス軽減

秒間約3文字を打てるタイピング速度の白栁にとって、キータイピングは「繰り返し作業」です。
感覚的には、喋るのとほぼ変わらない、手書きメモと同じぐらい、思考を纏める為に手癖で適当に打ち込むetc…
つまり、ほぼ無意識レベルでキー操作をしているのです。

そこに意図した操作外のことが起こると混乱します。
例えば、Ctrlキー押したのにFnキーだったとか。
その混乱でリズムを崩されてしまう、つまり【ストレス】になります。

これが短い期間に繰り返されれば、大きなストレスになります。
ストレスは仕事のモチベーションにも大きく影響します。
であるならば、阻害要因は減らしたい、と考えるでしょう。

つまり『使いやすい道具を求める=ストレス軽減=仕事効率UP』となります。
昨今流行りの自作キーボードの流れも、その一部だと感じています。
キー配置だけではなく、キーストークの硬さの好みもありますから。

自作して追求しだしたら、本当に沼なジャンルだという印象を持っています。
白栁も興味を持っているのですが、手を出さないのは理想の再現ができないからです。
理想のキータッチはパンタグラグ型なので。


自分に合う道具を探そう

操作感覚の好みを言い出すと、マウスも結構な拘りポイントになるはずです。
重いほうが好き/軽いほうが好き、マウスホイールのクリック感etc…
現代のコンピューターの操作の中心ですから、当然と言えるでしょう。

最近は、効率化ツールとして、キーボードやマウス以外の操作ツールもあります。
導入することでストレスの軽減も計っているのだろう、と考えています。
あいにく、テーブルの広さが足りず導入に至っていませんが、興味はあります。
動画編集とかやりやすくなるらしいですし!

昔気質の職人は「道具に手を合わせる」ということも言ったそうです。
道具をアレコレ選ぶ前に、道具を使いこなしてみろ、という話でしょう。
現代の、特にパソコンの入力装置については、余り馴染まないと感じています。

ですから、可能であれば様々な機器を試して、自分なりの効率化を探してみたいものです。
最高効率とまではいかなくても、日常的なストレスがないレベルに。
この辺りまでは傾向がつかめれば早いのではないでしょうか。

もし見つけても、仕事で好みのキーボードの稟議を通すのが難しいという環境は多いでしょう。
当然のごとく、自前のキーボードを持ち込むことも問題になります。
セキュリティ的な理由もありそうですが、労働基準法違反となる可能性もあります。

この辺りは、経営層の理解が進むことを祈るしかなさそうです。

以上!

Comment(4)

コメント

かえるSE

仕事に飽きた時もキーボード変えると気分転換になりますねー

かえるSE

道具に対しては長島さんと王さんは真逆だったそうです
長島さんは新しいグローブにどんどん変えていくけど
王さんは使い慣れたグローブを大切に使う と子供のころ「野球入門」のコラムで読んだ記憶があります(笑

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