生き様078. ITエンジニアがオンライン婚活してみた
バレンタイン企画!赤裸々に語ります
今週末にバレンタインというイベントがあります。
最近では職場での義理チョコ配りはやらない所が多いみたいですね。
僕個人としては、母親か職場でのチョコの給付に頼る以外ないので、悲しい限りです。
特に今は在宅ワーク中です。
もし、義理チョコ配りの風習が残っていたとしても、受け取るタイミングがないですね。
とても悲しいので、セルフチョコを買いました。業務用の1キロ入りです。
Amazonに頼むと2~3日後には家の前に着いているので便利ですね。
ついつい、ポチる手が止まりません。
しかし残念ながら、この原稿を執筆している時点では影も形もありません。
既に食べきってしまいました。流石にお代わりは自重しております。
結局は甘いものが食べられればいいのです。
それにバレンタインとかホワイトデーとか大義名分があれば尚のこと!
コロナ禍で婚活してみた
2020年の初夏。三十代最後の夏を目の前にして考えました。
「人生最後の婚活に臨もう」と。いや「その前の情報収集に臨もう」と。
不思議と、その頃にいろいろな婚活の情報が入ってくる環境にありました。
それを良い巡り合わせと確信して、色々なサービスを利用してみました。
今回は、バレンタイン直前ということで、コロナ禍での婚活をしてみた感想を纏めます。
あくまでも白栁が体験した範囲でのお話となります。
今後婚活をされる方の参考になるかはわかりません。
全体的な感想
30代後半は、男性の婚活市場ではまだボリュームゾーンであるようです。
ただ、40歳になると…という印象を受けました。
また、やはりコロナ禍中ということで、緊急事態宣言等もあり、外出に消極的な人が多いという印象がありました。
トータルで、中々厳しい、というのが素直な感想です。
最近流行っている『Clubhouse』や『マッチング即デート』的なサービスの登場があります。
これからも婚活市場の流れは、刻一刻と変わるでしょう。
今回僕が利用したサービスは以下のものです
- マッチングアプリ
- マッチング即デートサービス
- お見合い型パーティー
- 合コン型パーティー
それぞれのサービスを利用して感じた特徴(利点・欠点)を纏めてみました。
マッチングアプリ
マッチングアプリなら簡単に恋人できるかも!(フラグ)
あるアプリを3ヶ月程利用しました。
これは、実際に使用した人から「使い勝手が良かった」と紹介されたものです。
6月から3ヶ月使ってみました。
毎日オススメとして挙がる数人の人に、メッセージを送っていました。
2~3日に1人からお返事があって、その中からまた数人、4通以上のやり取りがされて、その中から長期のやり取りができたのは、3ヶ月間で3人居たぐらいでした。
メッセージのやり取りが続いたとしても、中々「会おう」という話にはなりません。
これはコロナ禍下で外出を控える人が増えていたことの影響も感じます。
ただ「せめて電話で」とも思ったのですが、それすら叶わなかったので…(察し)
時期が悪かった。
それはとにかく絶対的な問題としてあったと考えています。
ですが、そもそものサービスとの相性が悪かった可能性も高そうです。
マッチング即デートサービス
会うこと前提なら「会えない」問題はないよね!(フラグ)
最近、よく広告を見るようになったサービスです。
先にマッチングして「そのマッチング相手と必ずデートできる」みたいな感じです。
全然会えないマッチングアプリより、会うこと前提でマッチングできるサービス。
つまりそれってサイツヨってことですよネッ!!
登録して1回で心が折れました。
広告で流れ来るのが「若い人や綺麗な人とマッチできます!」みたいな煽りだったこと。
自動マッチで自分が相手に求めることが反映されないと感じたこと。
デート直前でドタキャンされたけど、マッチング済みで返金対応がなかったこと。
ぶっちゃけ、最後のが一番大きい理由です。
デートの為に仕事の休みを取たとか、相手の好きそうな店を頑張って探したとか。
そんなのは些細なことです。結構キましたが。
僕は、自動マッチと合わせて、サクラの存在を疑ってしまいました。
この手のサービスはサクラを疑えばキリがありません。
そして、ユーザー側の僕にはそれを証明する手段もありません。
僕には信用できないサービスは使わないという【鉄の掟】があります。
ですから、2回目の利用を止めました。
そもそも、サクラなんて居なかったかも知れません。
その後のサービス改善で、マッチング精度も挙がっているかも知れません。
ただ、僕はこの手のサービスを利用することは、二度とないでしょう。
いや、別のサービスを1回ぐらいなら…?
お見合い型パーティー
やっぱり直接会うところから始めればいいんだよ!(フラグ)
ちょっと大手のサービスが運営するお見合い型パーティーに参加してみました。
小さいブースの中で、複数の人との対面となります。
ですが、感染症対策がしっかりされていて、安心感を覚えました。
タブレットでお相手の情報を参照できたりメモできたりしたのが興味深かったです。
狭いブース内で椅子を向かい合わせることがそもそも難しい。
でも、感染症対策でそもそも向き合うのはNG。
その中で最大限どれだけ相手に向き合えるか。
そういう印象を持ちました。
結局、1回しか参加していません。
その1回で、一人からも「興味あり」的なものが貰えなかったので心が折れました。
その時は「会えればなんとかなる」と思っていた自分を、全力で殴りたいです。
合コン型パーティー
評価が見えるのは心が痛い。もう少しフランクな空気がいいな!(フラグ)
合コン型パーティーというのは、婚活を目的とした男女が予め決められた飲食店やアミューズメント施設等に集まり、交流を通じて仲を深めよう、的なサービスです。
僕は参加していませんが、公園でのお散歩やパワースポット巡りもあるそうです。
ちなみに、飲食代や施設利用料は実費です。実費です。優待はありません。
このサービスは、これまで以上にとことん僕との相性・僕の目的との相性が悪かった。
そう感じました。
「僕との相性」が悪かった点は「多くの人と交流しようとして誰とも交流できない」です。
つまりは八方美人さ、もしくは優柔不断さ。
折角時間を共有するのだから、一期一会なるべく多くの人と知り合いたいという欲。
折角時間を共有するのだから、みんなに楽しんで欲しいという間違ったサービス精神。
薬をつける余地のないというのはこの僕のことです!
「僕の目的との相性」が悪かった点は「恋活と婚活の境目が曖昧」なことです。
男女ともに、婚活目的と恋愛活動目的な人の境目が曖昧でした。
もっというと、飲み会型だと「飲みに来ただけ」という人も居ました。
フランクな空気は良かったですが、フランク過ぎるのも考えものです。
コロナ禍中で外出機会が減り、ちょっと気分を変えたい、という点は良かったです。
僕の気分転換には、大きく役立ってくれたと感じています。
金銭とサービスの話
今更言うまでもないことですが、婚活にはお金が掛かります。
そもそも「日常に恋愛・結婚に繋げられる出会いがない」のが発端です。
だから有料サービスを利用するのです。
そして、その有料サービスは「出会いの機会を用意する」だけです。
恋愛関係に発展することも、結婚へ至ることも保証するわけではありません。
そこへ至ることができるかは、個々のサービス利用者次第です。
つまり、希望する出会いへ繋げるには、繰り返しサービスへ申し込み、出会いの機会を増やし、積極的に相手にアプローチするしか方法がありません。
つまり、試行回数を増やすわけです。
写真やプロフの質やメッセージ云々のテクニックは、アプローチの一環です。
極論、試行回数を無限に増やせれば、そんなのが無くてもであえます。
しかし現実的な問題として、試行回数を増やすにはかなりお金が掛かります。
僕が今まで婚活に本腰を入れなかった理由の一つに、それがあります。
マッチングサービスの利用料は、基本的に高く設定されていると感じます。
それは「自分でできないこと」をサポートして貰うから、でしょう。
できることであれば、お金を払ってサービスを受ける必要はないのですから。
ただ、その値段の高さ故に勘違いをしている人が一定数います。
理想の恋愛、理想の結婚ができると信じ、マッチングアプリを掛け持ちし、毎週お見合い型バーティーに申し込む。
そして、成果がでないとクダをまく。一歩間違えば僕がなっていた姿です。
ありえない姿を求め資金をつぎ込む【婚活貧乏】という言葉もあるそうです。
【出会い】、【交際】に発展し、【結婚】し、その後の【結婚生活】を考えましょう。
するとどこまで【出会い】にお金を掛けられるのか?が見えてきそうです。
そこに全財産を突っ込んでは意味がありません。
婚活サービスで高年収がターゲットにされるのは、そういう所にも理由がありそうです。
利用したサービスに対する、白栁の大きな勘違い
そもそもの大きな間違いとして「白栁は恋愛をしたいのではない」があります。
「白栁は結婚がしたい」のです。
プライベートな事情なので言及は避けますが「結婚でなくてはならない」のです。
それをノコノコと「恋愛の場」へ出ていくのです。
目的と行動の不一致が甚だしいのでした。これはマネジメント上よく有りません。
本当に結婚を目的とするなら、今後取る選択は一つだけだと考えています。
しっかりと大手の婚活お見合いサービスに登録する。
そして、それすら絶対ではなく「出会いの機会」を受けるサービスだということです。
さて、僕はそれに幾ら払えるでしょうか?
これを読んでいるアナタは、幾ら払えますか?
ミニコーナー:こちらヤマネコシステム技術部三課!
ここは日本のどこかにあるかもしれない「ヤマネコシステム」社。
そこはかとなく、ブラックの香りがするこの会社の日常を、少し覗いてみましょう。
登場人物
三課:受託開発&新サービス開発
ヒノモト : 主人公のはず アラサーエンジニア
オナガさん : 後輩 実は新人研修時にカシミヤさんがメンターだった
四課:SES事業
オナガさん : ヒノモトの同期?
おやつ
カシミヤさん | 「で、私は何故オンラインで呼び出されたのかしら?」 |
オナガさん | 「すみません、カシミヤさん。私がお願いしたんです」 |
ヒノモト | 「職場でのおやつの話になったんだ。女性のカシミヤさんの意見が聞きたくてね」 |
オナガさん | 「四課は今、リモートワークですよね?つまり、おやつ食べ放題で羨ましいな、と」 |
ヒノモト | 「オフィスだと飴ガムすら禁止だからね。エナドリが止まらない」 |
カシミヤさん | 「私はリモートでもおやつは食べないわ」 |
ヒノモト・オナガさん「「えっ?」」 | |
カシミヤさん | 「だって、今おやつ食べながら仕事する習慣付けちゃったら、現場戻った時大変じゃない?」 |
「おやつなしじゃぁ仕事できないようになって、アメガムすら食べられない場所でどうするのよ」 | |
オナガさん | 「ああ、それは確かに」 |
カシミヤさん | 「でも、気分転換にお茶は止められなくなったのよね」 |
「最近は中国茶にハマって道具から揃えちゃったわ…」 | |
ヒノモト | 「流石にお茶はいいんじゃないの?」 |
カシミヤさん | 「現場ではプロパー以外はお湯すら使えないのよ!」 |
(つづく)
ITエンジニアの視点で、時事ニュースを5分間で紹介する動画を平日毎日公開してます。
「日々の生活の中にエンジニアリングがある」からこそ、
身近な時事ニュースから学ぶことが重要です。
先日、色々お世話になっているデザイナーさんにデザインのアドバイスを頂きました。
全体的にプチリニューアルしています。
埼玉県議会に、エスカレーターの歩行等の危険行為を禁止する条例が提出されるそうです。
ゲーム制限条例の様に、追従する自治体が多そうな条例ですね。
エスカレーターについて、あまり大きい事故が起こっていないタイミングでの制定です。
「起こってないから制定」するのか「起きていないから制定する」のか。
見る角度によって感想が変わりそうですね。
コメント
ちゃとらん
> カシミヤさん 「現場ではプロパー以外はお湯すら使えないのよ!」
おおおぉぉぉ いつもほのぼのとした感じの会社でしたが、ブラックの香りがしてきました。
一応気になったので、三課の登場人物で、
> オナガさん : 後輩 実は新人研修時にカシミヤさんがメンターだった
これ、カシミヤさんですよね。
婚活ネタ、女性側の意見として、上手くいかない話を良く見聞きします。(見聞きと言ってもネットの世界ですけど)
そういう女性には、婚活より趣味の集まりが良いそうです。
『良い人』を探すというより『合う人』を探す方がいいんでしょうね。