生き様073. 大事な事は大体ゲームから教わった~その漆:すごろくから学ぶIF~
明日から緊急事態らしいですよ?※1都3県のみ
皆様は、お正月気分が抜けきらない日々をどうお過ごしでしょうか?
「いいや、既に正月気分は抜けきって仕事に忙殺されている」
なるほど、そういう方もいらっしゃるでしょう。
そんな日常にちょっとしたスパイス【非常事態宣言】が加わる、という話があります。
ナンテコッタッ!!
巷では、2月8日までだとか、GW明けまでだとか、流言飛語が飛び交っております。
ITエンジニアとしては、ソースがしっかりと確認できる事実だけを積み上げましょう。
その情報を元に、冷静に対応したいですね。
さて、そんな状況になるとどうしても増えるおうち時間。
そんな時間の娯楽に、ボードゲームは如何でしょうか?
正月遊び
最近では遊ばれる機会が減った感じがありますが、日本古来のボードゲームがあります。
その多くは正月遊びの一部として親しまれてきました。
例えば「かるた取り」「福笑い」「すごろく」です。
これらは、正月に集まる家族・親戚との交流の為だったり、
雪が深くて外に遊びに行けないことから生まれた、という説があります。
諸説あるうちの一つですが、縁起物と組み合わせて生まれたのでしょう。
余談ですが、ボードゲームの本場ドイツでは、冬に外出が難しいく夜も長い為、
家で家族でボードゲームをして過ごすそうです。
改めて正月遊びは、大人も子供も交じって遊べるゲームです。
今回は「すごろく」に絞って、そのインターフェイスを見て学びましょう。
すごろくの歴史
まず、軽くすごろくの歴史を紐解きましょう。
『平家物語』には白河天皇が発したという言葉でこんな文があります。
「加茂川の水量と。双六の賽の目、比叡山の僧兵。
この3つはどうにも思い通りにならない(意訳)」
ただ、この「双六」というのは、今の私達が想像する「すごろく」とは違います。
現代のボードゲームでは「バックギャモン」に近いものです。
今、我々が遊んでる「すごろく」に近いものは、江戸時代に広まったそうです。
賭博性が付け足されたりで『天保の改革』では、贅沢品扱いになったとか。
子供の頃は色々な雑誌の付録ですごろくがありました。
今は、どうなんでしょう?
すごろくのIF
改めて双六のインターフェース(以後:IF)を見ていきましょう。
まずは、乱数発生器である「さいころ」です。
これはどこのご家庭にも1つや2つ、まぁ10個ぐらいはありますよね。
我が家には100個ぐらいありますが、ごく一般的でしょう。
次に。自分の位置を表す「駒」ですね。
回すのは独楽、周わすのが駒です。
駒は往々にして小さいものですから、よく無くしました。
消しゴムちぎって代わりの駒にしたとか、懐かしい思い出です。
最後に、ゲームの根本になる「盤面」です。
「フィールド」と言い換えても良いかもしれません。
スタートの位置、ゴールまでの数、各マスに決められたルールなどがあります。
忘れやすいですが。これらも立派なIFなんですよね。
改めてみてみると、特別なものが少ないということに気付きます。
唯一該当しそうなのは「盤面」ですが、チラシの裏に描いて作ることもできます。
また、特別なものが少ないということは、扱いやすいということでもあります。
ルールも基本的にはサイコロを振ってその目の数だけ駒を進めるだけ。
【特別なものが少なく、理解がしやすく、扱いやすい】
大人も子供も交じって遊べる秘訣はココにありそうです。
ユニバーサルデザインの考え方にも通じるのかな、と感じます。
今回のまとめ
- すごろくは、老若男女問わず遊べる素敵なボードゲーム。
- 遊ぶための道具に特別なものが少ない
- ルールがシンプルで理解しやすい
- 道具の使い方も単純で扱いやすい
- 外に出られないなら、ボードゲームで遊べばいいじゃない!(マリー的感想
以上!
主催イベント宣伝
2021年1月22日(金)に初めてオンラインイベントを主催致します。
その名も『【超ショート】90秒LT会【2021Winter】』です。
新しい年の抱負を発表してみませんか?
もしくは、オンラインイベント登壇の試しに、90秒でお話してみませんか?
どんなイベントになるか見てみたい、という方も参加歓迎!!
現在、LT参加者・視聴参加者を募集しております。 上記リンクのConnpassページから、参加登録をお願いします。
また、このイベントは3ヶ月ごとの開催を予定しています。
今回ご都合が悪い方は、是非次回、4月のイベントへの参加をご検討下さい。
宜しくお願い致します。
ITエンジニアの視点で、時事ニュースを5分間で紹介する動画を平日毎日公開してます。
「日々の生活の中にエンジニアリングがある」からこそ、
身近な時事ニュースから学ぶことが重要です。
新PCの組み立てが終わらない為、今年は動画を投稿できていません。
昨年末に投稿した動画で、商品レビュー動画を作ってみました。
これが結構伸びている(※白柳基準)のは、興味深いですね。
ちなみに、昨年最後に投稿した動画は、未だに再生回数0回です!