元底辺エンジニアが語る、エンジニアとしての生き様、そしてこれからの生き方

生き様059. 『○○ロス』からの抜け出し方~白栁の場合~

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『推しロス』中です

先日、推しのグループが解散しました。
コロナ禍で色々なグループやアイドルが活動を休止したり解散したりしている中、自分の推しは大丈夫だろう、そう根拠のない自信を持っていた結果がコレです。

突然の解散発表だったこともあり、現在進行系で『推しロス』です。
とはいえ、峠は越えましたので、あとはゆっくりと回復するのを待つのみです。

なのですが、実は今、色々考えて文を書く気力が湧きません。
ということで、今回はこれをネタにしましょう。
ずばり、メンタルヘルスの達人(自称)であるエンジニアカウンセラー白栁が、自身のロスにどう対応したのか?
これを、何故『○○ロス』が発生するのか?と共に、お話したいと思います。


『○○ロス』とは?

最近、色々な『○○ロス』を耳にします。
視聴率が大きく、話題になっているドラマが最終回を迎えると、「(番組名)ロスの人続出!」みたいな煽りが、新聞や週刊誌に出てきますね。
最近だと『半沢ロス』という言葉がありました。
『アベロス』などという言葉も、一部ではあったとかなかったとか…。

この言葉、僕の記憶の限りでは、10年ぐらい前には『ペットロス』等、長年生活を共にして、愛情を注いだ存在に対して使っていました。
昨今のように、ドラマ等に使われるようになったのは朝ドラ「あまちゃん」での『あまロス』からでしょうか?
あまちゃんは半年のドラマでしたが、半沢直樹だと3ヶ月です。
『○○ロス』になるになる為の期間、随分短くなったな、と皮肉的に考えてしまいます。

『○○ロス』は、大げさに誇張された煽りですから、目くじらを立ててはいけません。
そうやって、日本語が歪められていくのだ、と憤っても仕方がありません。
日本語は変わるものですから。


『○○ロス』は特別なことではない

などと皮肉的に批判もしましたが、今回扱うのは『ペットロス』等の重度なものではなく、日常生活でふと起こる軽度なものについてです。

重度なものについては、心療内科へ相談しましょう。
このコラムを呼んでいる場合ではありません!

好きなものが終わりを迎える時、大なり小なり、心に喪失感を持ちます。
『○○ロス』の正体は、その喪失感が整理てきていない状態でしょう。
これを、当たり前と言わずとして、何を当たり前と言うのか?というレベルです。

僕は、ドラマの最終回が近付くと、録画してあるドラマの消化が進まなくなります。
これも一種の『○○ロス』の症状なんでしょうね。

『○○ロス』が起こるのは、その作品への感情と習慣性だと分析しています。
ですから、一週間だろうが一日だろうが、一時間だろうが、終わった後に喪失感を感じるなら、立派な『○○ロス』です。

ライブや舞台・映画を見た後に「ああ、良い時間だった。このまま日常に戻りたくない」と思う気持ちは、誰にでも経験があると思います。
それと同じ様に「ああ、尊いアニメだった。このまま日常に戻りたくない。もっとこの世界に浸っていたい」そう考えて二次創作に手を出してしまうのは、仕方のないことだと思います。
ええ、話が逸れました。

つまり、お見合いサービスを利用して、対面デートの約束を取り付けたのに、待ち合わせが決まった直後に、サービス経由でお断りが届いた時にだって、起こるんです!初回デート保証とは何だったのか!?(力説)

ということで、大なり小なり、同じ様な感情は皆が持っているものです。
それを貶めるような事は、自分のものであれ他人のものであれ、止めましょう。
したところで、誰も幸せになれません。


白栁流対処術!

ここからは、僕が実践した『○○ロス』から抜け出す方法を紹介します。
基本的には、「感情を味わい尽くす」→「感情を昇華する」の流れです。

1. 何もしない

感情の波に翻弄されて、何もしたくなくなる時があります。
そういう時は無理をしません。
本当に、必要最低限のことだけ済ませて、全てを放棄します。
必要最低限の判定方法は「これしなきゃ死ぬ」とか
「これをしないと後で絶対後悔する」レベルのものです。
期限とか延ばせるものなら、謝り倒してでも延ばします。
そこで無理してやってしまうと、後で響きます。
二度と立ち上がれなくなってしまうかもしれません。

2. 思いっきり逃げる!

全ての事柄から手を離すことができたら、次にすることは全速力での逃亡です。
寝る、美味しいものを食べる、ゲームするetc…
辛い事から全力で目を逸らす為、楽しいことをしましょう。
そうして、心に元気を送り込むのです。
世の中には「辛いときこそ無心で仕事に打ち込め」という人もいます。
ですが、これはもう少し先の段階のお話です。
もしくは、喪失感が軽い状態でのお話です。
喪失感で心に元気がない時は、責任を伴う事柄は避けましょう。
責任がふとした時に重荷になり、心が崩れてしまうことがあります。
そういう時に支える心の元気を、まずは補給するべきなのです。

3. 気持ちを捏ねる

少し落ち着いたら、喪失感と向き合います。
ただ、向かい合うと言っても、方法は色々あります。
僕の場合は、喪失感の生まれる原因をとことんまで追い詰めます。
自分がどういう事を期待して、相手がどういう行動を実際に取ったから…
という辺りまで、追い詰めます。
そして、その家庭で生じる、色々な感情を捏ねくり回します。
もう、そばかうどんを打つぐらいの勢いで。
時々、それぞれの感情も喪失感と同じレベルで追い詰めます。
この為に、前述の心の元気は少し多めに溜めておきます。

僕はこの時、座ってウダウダ考えると、結構鬱々としてきてしまい、良くないループにハマります。
次第に「考える」より「考えてる振り」を始めてしまうのです。
なので、散歩やサイクリングをしながら考えることが多いです。
その場合は、周囲の安全確認を忘れないようにしています。

4. 気持ちを発散する

散々追い詰めた感情を、この段階で発散します。
それは人に話すことだったり、何かに書き記すことで行います。
この発散する中で、感情の整理もしていきます。
別に、上手く話す・書く必要はありません。
支離滅裂でも良いのです。
ただ、自分の中で整理ができたと思えればいいのです。
それは、言葉として組み立てている内に、自然と行われるでしょう。

また、書いた場合は、後から自分で客観視できるのが、良い所です。

5. 「ありがとう」と言う

最後に、この様な感情を掘り起こしてくれた出来事に感謝しましょう。
喪失はツライ経験だったかもしれませんが、それまでの間に楽しい思い出が沢山あるはずです。

また、大なり小なり、喪失感を得るという経験は大切なものです。
特に大きな喪失感であるなら、それは人生で指を折って数えられる程度の、貴重な経験になるはずです。
その経験をくれたことについて、感謝できるようになったら、「昇華」まで完了です。


『○○ロス』もバカにできない!

『時薬(ときぐすり)』という言葉があります。
これは、「時が経つにつれて、記憶が薄れる」という人間の能力に頼った方法です。

また、先にもちょっとだけ触れましたが『別のことに打ち込んで忘れる』というのも同じでしょう。

ここまでお話した僕がやっている方法を使わなくても、喪失感からの回復はできます。

ですが、喪失感を放っておくことは、時には危険です。
喪失感も放っておくと、不眠や無力感・虚脱感等、生活に影響する症状が出ます。
最悪の場合は…生命に関わるでしょう。

とはいえ、僕の方法も傷口に塩を塗る方法なので…
たっぷりと心に元気を送ることを忘れないで下さい。
また、心の元気がない人に、この方法を強要する事は止めて下さい!
当人が「話す気になる」まで、待つべきです。
そして「聞いて欲しい」と言われたら、優しい気持ちで、相手の言葉に口を挟まず、ただただ聞いてあげて下さい。
ちょっとぐらいなら、聞き流しててもいいですから。

以上!



ミニコーナー:白栁の2ヶ月だけホンキダイエット!

うっかり図り忘れた日もある、ここ1週間の体重推移報告です。

体重(kg)
10/293.7
10/392.4
10/491.5
10/591.7
10/691.6
10/792.7


10月2日と3日が、ガツンガツン!と体重が減っているので、怖さを感じつつ…。
2週間で確実な筋力アップも感じています。
こころなしか、顔がしゅっとしてきた様な?
人と会わなさすぎて、評価が受けられません。

この一週間で、大分食生活が変わりました。
まず、主食がオートミールになっています。
幸いなことに、オートミールは好みだった様です。

今は、大量に買えて安い、こちらを食べています。

今は、何故か自宅に大量にある、おからパウダー消費の為、これと混ぜて食べることが多いです。

あとは、作業時のおやつが冷凍えだまめに。
小腹が空いた時の間食が、鶏むね肉になりました。
鶏むね肉は、ニンニクと生姜で臭みを取り、諸湯とお酒とコンソメで味付けしています。
「煮物は、冷める時に味が染み込む」というのを、よく感じます。

まずは90kgを割るように、ガンバルゾー!!!
特に追加で運動はしないけれど…。




ITエンジニアの視点で、時事ニュースを5分間で紹介する動画を平日毎日公開してます。
「日々の生活の中にエンジニアリングがある」からこそ、
身近な時事ニュースから学ぶことが重要です。

#ほぼ日ITエンジニアニュース

今週は、調子が悪いため動画の更新ペースがゆっくりです。
昨日投稿した動画で取り扱ってるのが、うつ病関係なのも、そういう方向に精神が向いてるからなんでしょうね。


Comment(6)

コメント

ちゃとらん

『○○ロス』考えてみました。


『ミノタウロス』
『ケンタウロス』
『イカロス』
『モトクロス』
『ラクロス』
『テーブルクロス』
『サザン‐クロス』
『アルバトロス』
『デンタル‐フロス』
『キプロス』
『ケルベロス』
『ウロボロス』
『カルロス』『ゴーン』


私のロス対策は、くだらないことをまじめに考えてみることです。

ちゃとらん

くだらないちゃちゃを入れて、すみませんでした。


まじめに答えるとすると、キャリコン高橋さんの、「自分の天気を持つ」とか7つの習慣の第1の習慣「主体的である」の実践が効果的だと思っています。


『○○ロス』そのものは外部要因で自分ではどうすることもできません。なので、自分の考え方を切り替えるしかありません。
ロスで悲しい、つらいという事は、それだけロス以前は楽しい、幸せだったという事なので、感謝して、『ま、いっか』と次に進むしかないのです。


『ま、いっか』は薄情に思えるし、それまで楽しませてもらった人や物などに対して失礼という気持ちが沸き起こるかもしれませんが、こちらがものすごいファンであろうと、アンチであろうと、相手側から見ればそれも外部要因なので、外部要因がどのように考えても気に留めないのです。なので、悲しみ続けようとすぐに次の候補を探そうと、相手にとってはどうでもよいことであり、失礼にも何も当たりません。


なので外部要因は『ま、いっか』で乗り越えるしか方法がないと私は思います。

勝ち逃げ先生

『走れメロス』


まずは90kgを割るように、ガンバッテ走ろう!

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