元底辺エンジニアが語る、エンジニアとしての生き様、そしてこれからの生き方

生き様039. 副業と本業の狭間

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コラボ企画第二弾「副業」

緊急事態宣言は解除されましたが、まだまだ油断ができない今日この頃。
とりあえず、お仕事が無くなった6月をどう有意義に過ごそうか、脳内計画を立てている今日この頃です。

このコラムは、手塚さんとのコラボ企画第二回です。
今回はタイトル通り『副業と本業の狭間』というテーマでお話します。


個人事業主に副業はない!

今、僕は主にフリーランスエンジニアとして活動しています。
その実際は、個人事業主です。

つまり、全部本業。副業はないのです。

以上!


で話を終わらせてしまってはダメですね。
ということで、今回は正社員・派遣社員でエンジニアをやっていた頃の体験をベースにお話をします。
労働派遣法が改正前で、日雇労働ができる時代のお話ですので、一部古いネタを含むことをご容赦下さい。


副業?ぶっちゃけしてましたが?

今だから時効、と言えるかどうかはわかりませんが、正社員・派遣社員時代は副業してました。
しかも、会社に内緒でこっそりと。
副業は悪いことではありませんが、余り褒められた事ではないですね。


エンジニアは副業すべし!

僕個人の立場としては、エンジニアは積極的に副業すべきだと考えています。
しかし、『法律の壁』とか『会社の理解』とか、色々難しさはあります。
もし、「内緒で黙ってこっそりと」以外の方法で、その難しさを超えられるのであれば、副業をオススメする理由を挙げていきます。


副業の利点

僕は、色々な業種で仕事をしてきました。
コンビニ、イベントの搬入・撤収、引っ越し、パンチ入力etc…
その中で、ココが良かった、というのを挙げていきます。

1. システムが遣われてる場面を見られる/遣われていない場面を見られる

システム開発でPCの前にいると、実際にシステムが使われている場面を見ることは多くありません。
ですが、副業をやることでシステムを実際に使われている場面を見ることができます。
もしくは、見ることができるのは、システムが使われていない場面かもしれません。
どういう場面でそうなっているのか、見られるのはとても良い経験だと感じました。

2. 運動不足・肩こり解消に良い

副業は、肉体労働が多かったです。
一日立ちっぱなしの仕事は逆に身体が固くなってしまいます。
でも、適度に動ける仕事なら、運動不足解消・肩こり解消に効きます。

3. エンジニア以外の才能の発見&成長

もしかしたら、エンジニア以外の才能が眠っているかもしれません。
もしくは、副業で見つけた新しい才能が、エンジニアとしての成長に繋がる可能性もあります。
新しい経験をする、ということは、それだけで可能性を広げるチャンスになります。
僕がエンジニアカウンセラーを目指すきっかけになった幾つかは、そういう様々な経験からも来ています。


副業で気をつけたいこと

とはいえ、無制限に副業をしたらいい、というわけでもありません。
大きな壁として、今は『労働者派遣法』により、日雇い派遣に対する制限があります。
もし、その壁をくぐり抜けることができたとしても、バランスを考えなければいけません。

まずは、労働の量です。
働きすぎて身体を壊したら、元も子もありません。
今、僕が平日昼間以外の仕事をしていない理由は、主にコレです。
土日、しっかり休まないと、身体がついてこないです。

次に、労働時間情報漏洩等の本業とのバッティングです。
副業も事業を営んでいますから、人手が足りなくなれば、たくさん働いてほしい、というのは当たり前の事です。
それで本業が疎かになるようでは、本末転倒です。
昔「本業では有給取って、副業に来てる」という話を耳にしたことがありますが、これは色々NGです!

そして、情報漏洩
本業と副業、それぞれの仕事で知り得た事は、その仕事の中だけのことです。
経験は生かしても、情報を生かしてはいけません!
本業に関係のない業種を副業で選べば良いのですが、世の中どこで繋がってるかわかりません。
案外、意外な所で繋がっていたりするので「秘密は絶対に漏らさない」この姿勢が大事です。


今回のまとめ

  • エンジニアは副業すべき!
  • 副業で新しいことをすると、新しい可能性が拓ける
  • 副業と本業のバランスを考える。あくまでも副業

※転売や相場取引は、今回言う「副業」には含まれていません。




おまけ:こっそり副業したい人の為のアドバイス

どーしても、会社には黙って、こっそり小さく副業したい人の為に。

確定申告大事
確定申告しなくていいぐらいの額で副業をするか、
ふるさと納税等を上手く利用して、自分で確定申告をする口実を作りましょう。

でも、今はふるさと納税も会社の源泉徴収で対応できるようになったとか…?


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