@IT自分戦略研究所 編集部が、エンジニアライフのおすすめコラムをピックアップします。

“スキル依存症”という病

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 本音が語れるエンジニア参加型メディア「@IT自分戦略研究所 エンジニアライフ」。日々、ITエンジニアの「生の声」を公開している。

 ここでは、編集部がおすすめするコラムを紹介しよう。スキル依存症に関するコラム、クラウドのセキュリティについてのコラムを取り上げる。また、新規コラムニストを1人紹介する。

  • スキル依存症
  • 雲から雨がこぼれた日 ―例の流出事件からセキュリティを考える―
  • Press Enter■ New!

結局、スキルを高めてどうするの?

 ヘルプデスクのAnubis氏による『101回死んだエンジニア』。スキル依存症について。

 「スキルを上げれば高度な業務をこなせる」「スキルを磨けば何でもできる」と考えて、スキルアップをしている人がいる。だが、この考え方について、Anubis氏はいくつか疑問を投げ掛ける。

 まず、スキルアップを目指す人は、スキルとは何かについてきちんと考えているかどうかということ。スキルを身に付けると、「できることがどんどん増える」のではなく「できることとできないことがはっきりする」。

 また、いくらスキルを身に付けても、個人でこなせる仕事量は限られている。スキルを身に付けて1人で何でもこなそうとすると、仕事量がぐんと増えたりチームから孤立したりする恐れがある。

 スキルを磨くのは素晴らしいが、スキルは万能の魔法ではない。スキルアップを図ろうとするエンジニアは、一度別の角度から「自分はスキルを身に付けて何をしたいのか」と問い直してみるといいかもしれないと、Anubis氏は提案している。

ビデオ流出事件からクラウドのセキュリティを考える

 クラウドについて考察するSE 粕谷大輔氏による『雲(クラウド)の隙間から青空が見えた』。日本を騒がせたビデオ流出事件から、クラウドのセキュリティについて考察する。

 政府が「公開しない」と宣言していたはずのビデオが流出した。この事件から、粕谷氏は「情報を完全に秘匿することの難しさ」を痛感したという。

 粕谷氏は、ここから「クラウドコンピューティングによる情報管理」について考察を深めていく。「第三者に預けているデータが、いかなる状況においても外部へ流出しないということは、あり得ない」。ならば、クラウドは情報が漏れる可能性があるから使えないのだろうか? 必ずしもそうとは言い切れない。われわれは普段、病院や銀行を“信用”して、自分の個人データを預けている。銀行も病院もクラウドも、人に情報を預けるという意味では大差ない。クラウドが社会との信用関係をどう構築していくかを見守っていきたいと、粕谷氏はまとめる。

【新連載】「オブジェクト指向など使いものにならない」?

 最後に、新規コラムニストを紹介しよう。『Press Enter■』のリーベルG氏は、IT企業にまつわる奇妙な物語を小説形式で連載する。

 主人公の「私」は、K自動車に常駐しているエンジニアだ。システムをリニューアルするために仕事をしていると、隣の部屋からこんな声が聞こえてきた。

  「オブジェクト指向など、実業務では使いものにならない!」

 確か、隣は新人研修をしているはずだが……? 次から次へと聞こえてくるオブジェクト指向の説明は、プログラマからすれば突っ込みどころ満載なものばかり。オフィスには、奇妙な雰囲気が流れ始める。今後の展開に注目だ。

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