第678回 ぎっくり腰と私
こんにちは、キャリアコンサルタント高橋です。
数日前から腰がめちゃくちゃ痛いです。。。私は過去にぎっくり腰をやってしまってまして、それ以降、ある姿勢(体勢)になると腰に激痛が走るようになってしまったんです。そのため、極力その姿勢はしないように過ごしてきたんですが、先日、そのやってはならない姿勢(体勢)を結構しっかりやってしまったために腰に激痛が走ってしまいました。それが元で腰が痛くて痛くて仕方ない状況なんです。
そこで今回はこのぎっくり腰から思うことを書いてみます。
■初めてぎっくり腰になった時の思い出
あれは確か今から25年ほど前だったと思います。ちょうどそれまで東京で仕事をしていたんですが、地元の大阪に帰ってくることになって引っ越しをした時のことです。
新居に一通り荷物の運び込みが終わり、残りは作業机のみになっていました。その机ですが、これまでは小さな机を使っていて何かと不便だったので、思い切って大きな机を買ったんです。それが家に搬入されてきました。
当然、机はバラバラになっているので、こちらで組み立てないと使えません。結構大きな机だったので一人でつくるのは結構大変でした。でも何とか組み上げていき、後は天板を乗せれば終わりだったのですが、その天板を持ち上げたとき、その瞬間が来てしまいました...。
よく言われる話なんですが、重いモノを持つときはちゃんとしゃがんで腰を落として持ち上げないと腰に負担がかかるって話がありますよね。その時、私は中腰で天板を持っちゃったんです。
ビキッ!!!
自分でも分かりました。何というかこれまで経験したことのない激痛が腰を襲いました。そして、立つことも座ることも横になることもできない状態になってしまったんです。痛すぎて声すら出せません。
正直、どうしようかと思いました。何をするにしても激痛が走るので動けないんです。
とりあえず、何とかしようと携帯電話を取ろうにも別の部屋にあって取りに行けません。そんな状況が30分も続いてくるとやがてトイレに行きたくなってしまいました。
これ、本当に困りました。時間が経てばたつほど我慢ができなくなってくるので、痛みで気が遠くなそうになりながらも家の中をはいずりながら何とかトイレまでたどり着き、死に物狂いで便器にしがみつき、やっとの思いで用を立つことができました。
しかし、今度はそこから戻ることができないんです。ホント痛すぎて。。。
この状況で人様の目に着いてしまったら、きっと嫌な噂が立ってしまうに決まっています。激痛に耐え意識が飛びそうになりながらも何とか服を着て、最初のぎっくり腰になった時の状態に戻ることができました。
大体ここまで1時間はかかっていたと思うのですが、流石に体力も限界になってきたので、誰かの助けを呼ぼうと思いました。ただ、引っ越してきたばかりで呼んできてくれる知り合いが誰もないので、ここは親を頼りました。
親はそこから約1時間くらいで来てくれたのですが、父親はぎっくり腰の経験があったらしい適切な対応をしてくれました。
まずこの状態ではどうしようもないので救急車を呼ぶしかないと。そして救急病院に一先ず入って、そこで腰の痛みを和らげてもらい、その足で整体に行くように言われました。
私は痛みでもうろうとしてるのでその指示に従っているだけなのですが、救急車に来てもらい担架に乗せられた時、更なる激痛で気を失いそうになりました。
ホント、大変で痛かった記憶しかないのですが、やっとの思いで救急病院につき、そこで薬を出してもらい、一晩休ませてもらうことになりました。
翌日、多少痛みは取れているのですが、まだ立てるレベルではないんです。しかし、父親が何としても立って帰れと急かすので、痛みに耐えて震えながら立ち上がり、救急病院を後にし、その足で整体に行くことにしました。
整体の先生はぎっくり腰の対応を多くされていることもあり、適切に施術をしてくださいました。その結果、約1時間程度で私は痛みがなく歩ける程度まで回復しました。これはびっくりしました。整体恐るべしです。
その後は数日整体の先生の所に通わせてもらい、何とか日常生活を送れるようになるまで回復しました。
■そして今回のこと
この一件以降、私は腰に爆弾を抱えた状態で生活をすることになってしまいました。何せ、腰に負担がかかる姿勢(体勢)が一切できないんです。もしその姿勢(体勢)をやってしまったら最後、ぎっくり腰が再発するんです。実際、この後、2回ほどぎっくり腰を再発させてしまいました。。。
そして今回です。もう3回目が発動直前の状態になっています。
今の所、辛うじて腰の指圧、薬(飲み薬と湿布)で痛みを散らしている状態ですが、歩くのもかなりきつい状態です。これまでの経験から数日安静にしていれば痛みなく歩けるようにはなるので日にち薬的に考えてはいるんですが、それでも今週も出張があるので新幹線に長時間座ってなきゃならない状態なんです。何とかそこまでには回復させたいとは思っています。
■ぎっくり腰と私
今の時代、テレワークが当たり前になり働き方も以前とはずいぶん変わりました。なので、こうした突発的なことに対する対応はしやすくなっているのかもしれませんが、それでも仕事に支障を来たすことはあるかもしれません。
こういう身体の怪我は自分が気を付けていれば回避できたことなので、今回のことは偏に私の意識のなさが原因だと思っています。今回はたまたま仕事に支障を来たさなくて済みそうなので、しっかり治してまた仕事に復帰したいと思いますが、もしこれが仕事に穴をあけるようなことになってたらと思うと、それこそ冷や汗モノでした。
久しぶりにぎっくり腰(の一歩手前)になって、ぎっくり腰の大変さが蘇りました。こういう爆弾を抱えて生活をしていることも忘れず、自分の身体のことをしっかり理解して生活をしなきゃならないなぁと改めても思いました。
そんな訳で、皆さんもぎっくり腰には気を付けてくださいね。
コメント
user-key.
ぎっくり腰は思っていたより辛いですよね。
その他、寝返り等で痛みが出て目が覚めるので熟睡できないし、食事や水分補給で姿勢を変えると痛みがでるし。
私の場合、胆石の発作の痛みを10とすると、腰痛は8前後で姿勢によっては痛みが3前後に軽減される事が判っているので、冷静に対処しています。(他の病気の兼ね合いで市販の痛み止めが使えませんが…)
痛みが軽減される姿勢がない場合、腫瘍や循環器等、他の病気も考える必要があるそうで一刻を争う場合が有るそうです。
蛇足としては胃潰瘍は5~7ぐらいですが気持ち悪さがプラスされます。
現在は優秀な整形外科の先生に診ていただいているので具合が良いです。
処置は程度によって(「ブロック注射」か「トリガーポイント注射」)+「コルセット」+「リハビリ(という名の筋トレ)」です。
あと「軽減したことのない激痛」→「経験したことのない激痛」ですよね。
キャリアコンサルタント高橋
user-key.さま、
コメントありがとうございます!
私は胆石の発作の痛みを経験したことがないんですが、ぎっくり腰以上の痛みって想像できないです…。私はあまり痛みに強くないので、ひょっとしたら私だったら気を失ってしまうかもしれません。。。
そうしたことも踏まえ、おっしゃるように痛みの強さを把握できていれば対応の仕方もあるわけですし、何より冷静に対応するってことが大事ですよね。確かにその通りだなぁと思いました。
それと、ご指摘の件もありがとうございます。
誤字ですので修正させていただきました。。。