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第667回 おすすめGPTs紹介

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 こんにちは、キャリアコンサルタント高橋です。

 今回はChatGPTネタです。ChatGPTに限らず生成AIに触れる機会は増えてきたなぁと感じています。実際、研修でもChatGPTを紹介する機会が増えてきましたし、効果的なプロンプトの書き方みたいな話も良く聞くようになりました。一方で、生成AIを今一つ使いこなせないという声も聞きます。

 そこで今回はそうした問題を解決するためのアイデアとしてGPTsについてお話ししたいと思います。

■GPTsとは

 GPTsとはカスタマイズされたChatGPTのことで、GPT Builderとも言います。そもそも、ChatGPTを使う時って大抵スクリプトを作ってChatGPTと複数回のやり取りをするのが普通だと思います。長くやっていると分かると思うのですが、このやり取りって何気に面倒なんですよね...。勿論、あらかじめスクリプトの精度を上げておくことで応答の回数を減らすなどはできるのですが、最初にあれこれ教え込ませたりするのはやっぱり面倒だと思うんです。

 GPTsはあらかじめ用途に応じてChatGPTをチューニングしているのでスクリプトを使わなくても精度の高い回答を出してくれたりします。そのため、GPTsをうまく使えば非常に使い勝手が良くなるんですよね。

 そんなGPTsですが、GPT Storeという場所に非常にたくさんアップロードされており無償で利用することができるようになっています。場所は画面左側にある「GPTを探す」からアクセスすることで欲しいGPTsを探すことができます。

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 尚、有償アカウントを持っていると自分でGPTsを作ることもでき、それらをGPT Storeで公開することもできます。ちなみに私もいくつかGPTsを作っていまして、いずれ公開できればと思っています。

■おすすめGPTs

 それでは、ここからは実際に私が良く使っているGPTsを3つご紹介させてもらいます。良かったら使ってみてください。

GPT Finder

 1つめはGPT Finderです。これは単純にGPTsを探すためのGPTsです。GPT Storeの検索から探しても良いんですが、GPT Finderから探すとそれぞれのGPTsの特徴を説明してくれるなど、より検索に特化しているので、私は必要なGPTsがあればまずGPT Finderで検索をかけて探すようにしています。

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商品スペック表の作成ツール

 2つめは商品スペック表の作成ツールです。これは複数の商品やサービスなど表形式で比較してくれるGPTsです。これは実例を見ていただいた方が早いと思いますが、簡単に比較表を作ってくれるので判断がしやすくなりますし、この表を使って企画書を作ったりすることもあるので、とても重宝しています。

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Write For Me

 最後はWrire For Meです。これは文章やコンテンツを作成しているGPTsです。これも実例を見ていただいた方が早いと思いますが、一言で言えば記事作成用GPTsです。下の例ではエンジニアライフ用のコラムを書いてもらいましたが、私の場合は自分が作成する記事の元ネタ的な情報が欲しい場合に使ったりします。これもかなり便利なので重宝しています。

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■GPTsを使いこなそう

 今回は私が普段からよく使っているGPTsを3つご紹介させていただきました。これら以外にもGPT StoreにはたくさんのGPTsが置かれています。こうしたGPTsをうまく活用することで、素でChatGPTを使うより、より効率よく効果的にChatGPTを活用することができるようになります。

 生成AIの世界は日進月歩ならぬ秒針分歩で進んでいると言われています。どんどん新しい技術や考え方が生まれていますので、是非この機会にGPTsにも触れてみてくださいね。

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