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第651回 モバイルバッテリーについて考える

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 こんにちは、キャリアコンサルタント高橋です。

 皆さんはモバイルバッテリーを持参されていますか? 私も常日頃から持ち歩いているんですが、これってすごく好みが分かれるんじゃないかなと思っています。そこで今回はモバイルバッテリーについて私が思っていることを書きます。

■モバイルバッテリーで重要なことは何ですか?

 モバイルバッテリーはスマホやタブレット、時にはノートPCの予備電源としての役割がありますよね。特に出先でスマホの充電ができない環境だとモバイルバッテリーは重宝される...というか必須になります。そうしないと電源切れになってしまいます。このように考えるとモバイルバッテリーの一番重要なポイントは容量になるのかもしれません。

 しかし、ここを掘り下げてみると考え方が分かれてきます。それは、何回分の充電が必要か? です。

 スマホを例に話しますが、今どきのスマホの容量はおおよそ5000mAhです。なので、1回分の充電容量は5,000mAhだとします。例えば、モバイルバッテリーの容量が5,000mAhなら、それは約1回分の充電に対応しているってことになりますし、10,000mAhなら2回、20,000mAhなら4回の充電に対応ってことになります。

 当然、容量が多ければ多いほどいい! と思うかもしれませんが、ここで問題になってくるのが容量の大きさ、本体の重さ、価格などの側面です。

 モバイルバッテリーの中身はリチウムイオン電池なので、充電容量が増えれば増えるほどリチウムイオン電池の大きさも大きくなります。その結果、かなりの重さになってきます。20,000mAhともなると結構ずっしりした重さになります。普段の持ち運びにも影響してくる重さなのでそれを嫌がる人はいるかもしれません。

 こまめに充電できる生活スタイルの人だとそれほどの容量は必要ないですよね。なんなら1回分の容量で十分だ、という人もおられます。そういう生活スタイルの人は無理に20,000mAhなどにしなくても5,000mAhの方が持ち運びも便利です。当然のことながら充電容量が少ないということはモバイルバッテリーの充電時間も短くなるので、長く充電しなければならない煩わしさからも解放されます。

 後はお金の問題。何気に無視できないと思うのですが、やっぱり費用対効果を考えてモバイルバッテリーって買いますよね。

「この金額なら納得! 」
「流石にこの金額は出せないわ...」

 こうしたことを考えて私たちはモバイルバッテリーを買いませんか。

 結局のところ、自分の生活スタイルに合わせたモバイルバッテリーを自分の納得の行く金額で購入する、これがモバイルバッテリーを買う時の考え方になりますよね。

■費用対効果が優れ過ぎているモバイルバッテリーがあったら?

 では、ここで1つこんな話を。

通常、5000円以上する20000mAhのモバイルバッテリーが半値で売ってたら買いますか?

 ここですぐ「はい! 」と言われた方はちょっと気をつけてください。なぜならモバイルバッテリーには容量偽装の問題があるからです。Amazonなどで検索してみると大容量なのに異常な安さのモバイルバッテリーを見受けます。こうしたモバイルバッテリーを私も何度か買ったことがありますが、結構な確率で偽物を引かされました(汗

 なぜ、偽物だとわかるのか? それは調べたからです。と言っても簡単に調べる方法があって、これもAmazonde「電流電圧チェッカー」で検索していただくと約1,000円前後で購入することができます。これを使えばモバイルバッテリーの性能を見極めることができます。

 この辺の話はネットを調べてもらったら幾らでも出てくるので割愛させてもらいますが、もし性能がクリアされてたとしても、今度は耐久性に難があるかもしれません。

 実はモバイルバッテリーの中にあるリチウムイオン電池が古くなっているモノを使っているケースがあるそうです。こうしたリチウムイオン電池を使っていると、最初はカタログスペック通りの性能だったのに数カ月で劣化した、みたいなことも起こります。

 こうしたことから、単純に値段が安いからと飛びついてしまうと痛い目に見やすいのもモバイルバッテリーです。

 なので、私はモバイルバッテリーを買う場合、自分が安心できるメーカーで選ぶようにしています。そうすると少し価格は高めになりますが安心感があるので、結果的にそっちの方がコスパが良いと思っています。

■私はというと...

 話を戻して、私はどんなモバイルバッテリーを使っているのかと言いますと、私は主にAnker社製のモバイルバッテリーを使ってます。今まではこちらを使ってました。

Anker PowerCore Fusion 10000

 このモバイルバッテリーの何がよかったかというと、いつでもどこでも充電ができる点、そして2回分の充電が確保できるからでした。

 一般的にモバイルバッテリーはコンセントとケーブルを繋いで充電するタイプが多いですが、これは一体型になっています。これが本当に便利でコンセントさえあればどこでも充電が可能ってのが私生活スタイルにマッチしてたんです。また2回充電できる点もポイントで、スマホを満充電しておけば実質3回分は使えるので、流石にこれ以上電源が必要となるケースはそうそうないだろうと思って使っていました。

 ですが、そうそうないだろうということは、やっぱり起こってしまうモノです。

 例え数が少なくても、そういったシーンが起こってしまったらどうしますか? 替わりのバッテリーを買う? レンタルスマホ?

 私はそういったシーンが何度かありました。これって本当に困ります。この困ったことを何とかしたいと思い、こっちに切り替えることにしました。

Anker Power Bank

 価格的には同じなんですが、容量の大きさというのは安心感にも繋がります。このモバイルバッテリーに変えてからというもの、電池切れを心配することはなくなりました。ある日でずっとスマホを使ってたことがあったのですが、それでも1日使ってモバイルバッテリーの残量がゼロになることありませんでした。これって本当に大きいです。

 またこのモバイルバッテリー、20,000mAhの大容量なのにモバイルバッテリーへの充電速度がかなり早いです。大容量モバイルバッテリーの弱点に充電時間の長さがあるのですが、このモバイルバッテリーはそこを払拭しているのも好印象でした。ただし、やっぱり大容量ゆえに結構重たいです...でもまぁ、これは止む無しなしだと思っています。

 こうしたことから、今はこっちのモバイルバッテリーで落ち着いています。

■モバイルバッテリーについて考える

 スマホやタブレットは最早私たちにとって必需品です。ないと生活ができないと言っても過言ではないレベルかもしれません。それが使えなくなったら困りますよね。モバイルバッテリーはそのためにあります。

 しかし、何でもいい訳じゃないですよね。自分の生活スタイルにマッチするモバイルバッテリーが必要な訳です。

 では、あなたがお持ちのモバイルバッテリーはあなたの生活にマッチしてますか? もしマッチしてないなぁと感じたら、最適なモバイルバッテリーを探す時期かもしれません。

 ぜひ、ご自身にとっての最適な1台を探してみてくださいね!

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