第554回 『刃を研ぐ』ためにサウナでととのってきた
こんにちは、キャリアコンサルタント高橋です。
お陰様で最近は忙しく過ごさせてもらっています。ただ、その忙しさが過剰気味になっており、相当疲れが溜まってきているみたいなんです。私は普段からホテル暮らしなのですが、ホテルに帰ってきた途端、服も着替えずそのままベッドに倒れ込み、そのまま爆睡。。。気づいたら朝の3:00みたいなことがしょっちゅうあります。
これは疲れが取れていないことの表れですし、何とかしないといつか倒れてしまうだろうなと思っていました。私たちは身体が資本にも関わらず、その身体を日々酷使し続けています。これだとパフォーマンスは上がりません。言うなれば、錆びたのこぎりで木を切るようなモノです。
そんな訳で、今の私には身体を十分に休めるといった『刃を研ぐ』必要性を強く感じていました。そこで今回は私なりに刃を研いだお話です。
■そうだ、サウナに行こう！
幸い、私が定宿にさせてもらっているホテルには温浴施設が付いています。結構大きめな温浴施設でスーパー銭湯と言っても過言ではないスケールです。色んな種類のお風呂もあれば露天風呂もありますし、勿論サウナもあります。この温浴施設には昔は良く行ってたのですが、コロナ禍になってからはコロナの感染を避ける意味で一切通っていませんでした。
しかし、ここまで身体が疲れ切っているのにこの温浴施設を使わないのはもったいない。しかし、温浴施設まで行く体力がないですし、何より温浴施設に行くくらいならその時間寝ていたい。。。そんなことをぐるぐる考えていたある日、ふと、こんなスイッチが入りました。
「これ以上シンドいのはもう無理だ。風呂入りに行こう」
この時の精神状態は結構追い詰められていた感じがしたような気がします。温浴施設に行かないと倒れて起き上がれなくなるかもしれない、そんな恐怖感があったかもしれません。今思い返すと少しおかしなテンションになっていたように思いますが、何にせよこれがきっかけとなり、意を決して温浴施設に行くことにしました。
私は湯船につかる前に身体を全部洗うタイプなので、温浴施設に着いたら最初に身体を洗いました。そうしてスッキリしたらサウナに直行。結構大きめのサウナに10名ほどの先着がいましたが気にせず着座。疲れが溜まっていたこともあり15分くらいぼーっとしていましたが、良い汗をかき少しずつ身体のだるさが抜けていくような感覚になりました。
そうして水風呂へ着水。一気に身体を冷やします。この水風呂に入ることで少しずつ身体の中の細胞が目覚める感じがしてきます。そうして暫く水風呂に入った後、再びサウナへ直行。しばらくしてまた水風呂。これを数回繰り返しました。
この状態でかなり身体がぼんやりしてきたので、いよいよ露天風呂のある屋外に出て椅子に座り、そのまま夜風に身体を預けました。身体もフラフラになっていたので、この段階では何の思考も湧き起こりません。完全に「無」の状態です。10～15分くらいその状態で何もない時間を楽しみました。その結果、すっかりととのうことができました。
そうして最後に湯船に浸かり、冷え切った身体をゆっくり温めた後、お風呂から上がりました。
■風呂上がりにいただくモノ、それは...
すっかり身体もホカホカになり、疲れもある程度吹き飛んだような気がしました。風呂上がりにはやっぱり何か飲みたいモノです。そこでオロポをいただきました。オロポとはオロナミンＣとポカリスエットを混ぜ合わせた飲み物でサウナ上がりの方に人気の飲み物です。実は私はまだ飲んだことがなかったので初めてオロポにチャレンジしてみました。
「ぷはぁー」
これがまた美味いんですよね。風呂上がりにピッタリです。オロポが身体に染み渡るような気がします。一気に飲み干してしまいました。
その後はマッサージチェアで体中をしっかりほぐしてもらい、とても楽になった状態で温浴施設を後にしました。
■行動を起こすことの大切さ
今回、思い切って温浴施設に行ってみましたが、結果、相当身体が楽になりました。正直、ここまで変わるのかと思うくらい身体の調子が良くなりました。そのため、この日から毎日この温浴施設に通うようにした所、１週間程度で身体の疲れが少しずつなくなってきたように感じました。その結果、睡眠の質も上がってきたみたいで朝の目覚めも良くなってきたような感じがしています。
ここまでの変化が起こせるなら、なぜもっと早くいかなかったのだろうと思いました。しかし、それが難しかったことも良く分かります。なぜなら、行動を起こせなかったのは「できない」という意識に支配されていたからです。その状況で行動を起こそうとすること自体、私には無理でした。
自分の考えに支配されている以上、人間の行動は変わりません。行動を変えるなら、自分の考えを変えなければなりません。頭で考えてできるのであればそれに越したことはありませんが、そうでない場合は、今回の私のように、ある程度追い込まれないとその状況は作れないのかもしれません。
しかし、一方で一度でもこうした体験をすると、次からはその経験を掘り起こし行動に繋げられるようになります。そのように考えると、体験するということはとても重要なできごとのような気がします。
これからもあの時の体験をまた味わうためにサウナに通い、『刃を研ぐ』ことを実践していきたいと思います！