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第414回 テレワークを成功させるためには

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 こんにちは、キャリアコンサルタント高橋です。

 去る4月16日に新型コロナウイルス(COVID-19)に伴う緊急事態宣言の対象地域が全国に拡大されました。日々流れる新型コロナウイルスのニュースを見ると、本当に医療従事者の方には感謝の念しかありません。今、私たちにできることは人との接触を避け、不要不急の外出を避けること、つまり「STAY HOME」がこの状況を好転させる術だということを強く感じます。

 そうなると、仕事を持っている人の多くはテレワークになりますが、急な仕事スタイルの変化に戸惑う人も多いのではないでしょうか。私も本格的にずっと自宅で仕事を始めたのはこのタイミングからになりますが、やはり最初はうまくパフォーマンスを上げることができませんでした。そこで、テレワークをする上でどうすれば普段と同じようなパフォーマンスを上げることができるかを考えるようになりました。そこで、今回はどうすればテレワークを成功させることができるのか、私なりの考えを書いてみます。

■テレワークで問題になること

 テレワークで仕事をしていて問題になるのは、普段の仕事との違いをどのような形で対応するか? だと思います。テレワークができないと言われる方の中には、

「承認を踏むためには会社に出社しなければならない」
「紙を多く印刷しなければならないので会社に出社しなければならない」
「会議をするには会社に出社しなければならない」

このような声があるようです。その状況だけを判断して事の是非を判断することは難しいと思います。しかし、「会社に出社する」ことありきで物ことを考えてしまうと、どこまで行ってもその結論から一歩踏み出すことはできないように感じます。そうなるとテレワークでは仕事ができないという結論になってしまいます。

 そうならないようにするためには、「テレワークで対応させる」ことありきで物事を考える覚悟を私たちが持たなければならないように感じます。

■テレワークの覚悟を持つ

 自宅で仕事をすることは大変なことかもしれません。しかし、今の私たちに置かれている現状はテレワークで仕事をすることです。だとすれば、その環境下でどのよう仕事をの仕方ができるのかを考えなければなりません。その上で、まずは「やってみる」ことが必要なのではないでしょうか。やってみれば、できることとできないことが明確になります。できなかったことはどうすればできるようになるのか? それを考えて、やり方を変えて再度やってみる。その繰り返しがテレワークの効果性を高めることに繋がるのではないかと思います。

「承認のワークフローをテレワークでできるような運用を考えてみる」
「紙を印刷しないでも対応できる仕組みを考えてみる」
「Zoomを使った会議、ミーティングをやってみる」

 最初はうまく行かないことがあるかもしれません。簡単なことではないかもしれません。しかし、その試行錯誤を続けていれば、少しずつでも目指す姿に近づいていく可能性はあります。そして、こういったことを実現させるためには、既存の仕事のやり方を手放し、新しい仕事のやり方を受け入れる覚悟があってこそなのではないかと思います。

■まずはやってみよう!

 私が思うテレワークを成功させるコツ、それは、テレワークの覚悟を持つこと、そして、まずはやってみること、この2つだと思います。

 私は自分の今ある現状を受け入れ、その中から最高のパフォーマンスを出すためにも、今できることをやっていきたいと思っています。

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