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第393回 感情を表現する

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 こんにちは、キャリアコンサルタント高橋です。

 私は自分でもあまりコミュ力が高い方ではないと思っています。勿論、キャリコンや普段人と接する時はそれ相応の表情を見せたり、会話をすることはしています。しかし、素の自分はそんなに人とコミュニケーションを取ろうとせず、感情も大きく表れるタイプでもないと思っています。

 そういう人って感情に乏しいのかなと思ったりするかもしれませんが、私はそうではないと思っています。実際、私もそうですが、どんな人でもちゃんと喜怒哀楽の感情は持ち合わせています。持ち合わせてはいるものの、それを出していないだけなのです。今回はそんな感情に関するお話です。

■私が感動したドラマ

 私は普段、あまり感情が大きく表れるタイプではありませんが、ドラマを見ていると結構感情が表れます。特に最近は歳のせいか、感動する話に弱いです。感動する話を見ると途端に涙腺が崩壊します。。。

 私は比較的世界各国どのジャンルのドラマや映画でも見るのですが、中でもトップだと思っているのが「JIN(仁)」というドラマです。恐らくご覧になられたことのある方も多いと思いますが、簡単にあらすじをご紹介します。

脳外科医の南方仁があることがきっかけで江戸時代幕末の世界にタイムスリップする。その世界で出会う人に対し、南方仁は現代の医療技術を使い、人々を救っていく。しかしそれが、歴史の流れを変えてしまう結果になっていく。その中で悩みながら、それでも人に支えられて前に進もうとする南方仁の姿を描いていく

 このドラマですが、現在、Amazonプライムで全話視聴することができます。私は基本的に出張族なので週末しか家にはいないのですが、それでも週末はこのドラマを観まくりました。もう、かれこれ3~4回は見ているのですが、このドラマはそれでも何度でも観れてしまいます。

 このドラマは2クールで放送されたので全22話あるのですが、様々に張り巡らされた伏線もちゃんと回収され、とても素晴らしいドラマだと思っています。何より、このドラマは毎回泣けるシーンがあるんです。これが本当に泣ける。もう涙腺崩壊です。

■日常生活ではどうか?

 これだけ感動するのだから、実生活ももっと喜怒哀楽を出せるんじゃないか?と思うのですが、やっぱり日常生活ではそれほど感情が出てきません。しかし、よくよく考えてみると、一切出ていないかといわれるとそうじゃないような気もしてきました。普段はあまり自分の感情を観察しないのですが、よく考え直してみると、嬉しかったり、楽しかったりするとそれを感じている自分がいることに気づきました。しかし、私の場合、それを表現しようとしていないのです。

 なぜそんなことをしているのか? 私なりに思うのは、感情を表現しない自分が普段の自分だと思っているからなのだと思います。別に感情を表現することは嫌なことではないです。でもそうしないのは、それが普段の姿じゃないと考えてているからじゃないかなと思うのです。多分、そういった自分でいることが私にとってプラスになることがあったからなのでしょう。

■感情を表現する

 しかし、今にして思うと、感じているのに表現しないのって、何だか損しているような気もします。そもそも喜怒哀楽を感じていないなら仕方がない話ですが、私なりにちゃんとそれは感じ取ることができています。だとすれば、それを私なりの姿で表現した方が私にとっては良いことのような気がするのです。

 この歳になると、自分でこうだと思ってしまうことが多くなってきたように思います。でも、それら一つ一つを紐解いていけば、もっと良い考え方、もっと効果的な振る舞い方に出会えるのかもしれません。それが今の私にとっては感情を表現するという行為なのだと思います。

 これからはもっと積極的に自分の感情を表現していこうと思います! その方が人生楽しそうですしね♪

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