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第332回 想いは残る

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 こんにちは、キャリアコンサルタント高橋です。

 先日、新幹線で移動していた所、近くの席に座れていた方が、以前、執筆させていただいた私の3冊目の本『日本でいちばんわかりやすいプログラミングのドリル』をお読みになられていました。

 そのときは感謝と恥ずかしさで何とも言えない気持ちになったのを覚えています。お陰様でこの本は2月の発売から本当に多くの方にお読みいただいており、Amazonでもカテゴリ別ランキングで今も一桁台の上位にランキングされていることが多いようです。この場をお借りしてお礼申し上げます。

本当ありがとうございます!

 そこで、今回はこの本を通じて、今感じていることを書きたいと思います。

■読者様の反響

 当時、この本はプログラミングをやったことがない人がその入口としてお読みいただき、通常の入門書へ繋ぐ本として執筆しました。

 この本の企画段階の話ですが、この本は類書がない分、出版社さんとしても正直な所どれだけの部数が出るかどうか判断がつかないと言われていました。それでも、出版を決断していただいた出版社さんには本当に感謝しかありませんが、本のコンセプトなどが類書にない独特な形態だったため、受け入れていただけるか、正直な所、私自身もかなり心配をしていました。。。

 ですが、いざ出版され、Amazonなどインターネット書店で評価を拝見させていただくと、概ね好意的に受け取っていただけたのかなと感じております。また、この本を教育として利用されるケースもあるようで、学校やパソコンスクールなど、PCが使えないような環境でプログラミングの理解を深めるために利用していただいているとのお話を聴きました。本当にありがたい限りです。

 ただ、その反面、誤字脱字のご指摘は多数いただきました。当然のことですが、当時はできる限りの見直しをさせていただいたつもりではあったのですが、それでもこれだけの漏れがあったことは本当にお詫びの言葉もありません。大変申し訳ありませんでした。。。

■想いは残る

 私は、本というモノは著者のモノではなく、読者様のモノだと考えています。例えば、ある人が心を揺さぶる本に出会ったとします。そのとき、その人はこの本のことを「これこそが自分の本だ!自分が出会いたかった本だ!」と思われるのではないでしょうか。

 それと同じで、出版された本というのは既に著者の手を離れています。後はその本が読者様の目に触れ、ご縁があれば読者様の生活の一部になっていきます。つまり、その人を変えることができるのは著者ではなく本なのです。

 だからこそ、私は「この本を読まれる人がその人のプログラミング人生の扉を開くきっかけになって欲しい」という想いを込めて執筆しました。その想いを一人でも多くの人に届けたいと願いました。

 しかし、どれだけの人にその想いが伝わっているか、私には分かりません。

 それでも、一人でも手にとって読んでいただける読者様がおられる以上、絶対にその部分で手を抜いてはいけない。今回、新幹線で私の本をご覧になられている方を見て、改めてそう感じました。

■4冊目の本を準備中です!

 まだ正式決定した訳ではありませんが、現在4冊目の本の準備をしています。

 次作はプログラミングから離れ、私のメインスタイルであるキャリコンに関連する内容で考えています。詳しい状況をお伝えできるようになるまでまだしばらくかかると思いますが、その時が来ましたら、追ってご紹介させていただきます。あ、当然のことですが、この本にも私なりの想いはしっかり込めて執筆しています!

 ぜひ、お楽しみに!

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