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第269回 プログラミングで思うこと

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 こんにちは、キャリアコンサルタント高橋です。

 最近、プログラミングに取り組む機会が増えています。仕事で使うツールをExcel VBAで作ったり、過去のコラムで紹介したMQL4というプログラミング言語を弄ったり、はたまた現在執筆中の3冊目の本もプログラミング本なので、そっちでもプログラムを書き続けています。こんなにプログラミングにどっぷり漬かる生活は何十年ぶりかも知れません(汗) そんなプログラミングな毎日を送っている中で気づいたことがありました。そこで、今回はプログラミングで思うことを書きます。

■プログラミングで気にしてしまうこと

 一応、私も元ITエンジニアの端くれですので、ある程度プログラミングに対する考え方は持っています。その考え方は2冊目の『マンガでやさしくわかるプログラミングの基本』でも書かせてもらいましたが、プログラミングには作法やルールがあります。現在、私が扱っているプログラムはすべて自分のために使うことを前提としていますので、事細かな作法やルールは省略していますが、それでも簡単な要件を決め、ラフな設計書を書き、その上でコーディングをするようにしています。

 コーディングでは極力冗長にならず、誰が見ても理解しやすいソースコードになるよう心がけます。例えば、私はGoto否定派ではありませんが、あまりGoto文を使ったプログラムを書きません。しかし、そのことによって処理を考えなければならないことがあります。先ほども書きましたが、このプログラムは私だけが使うプログラムなので別にGotoが入っていようがいまいが動けば良いので何の問題もないのですが、なぜかそこに変な拘りを持ってプログラミングをしています。。。

 また、デバッグの際のソースコードの修正などでもそうです。私はソースコードを修正する際、必ず間違っているソースコードは消さずにコメントアウトし、その次の行に正しいソースコードを書く癖があります。別にソースの修正履歴が残ってなかろうが私が使うプログラムなので何の問題もないのですが、やっぱりそこにも変な拘りがありました。。。

■プログラマの拘りとは

 その拘りはプログラマとしての理想を表したモノなのかもしれません。私は私の考えるプログラマの姿があり、その姿に近づきたいので拘りをもってプログラミングをしているような気がします。しかし、このことをコラムで書こうと思い、改めて自分の姿を俯瞰してみると、結局のところそれは単なる我儘でしかないような気がしてきました。理想だ何だかんだと美辞麗句を並べ立てたとしても、自分がそうしたいからそこに拘っているだけのように思えてきました。

 そう考えると、「拘る」ことに固執する必要はないのかもしれません。拘りを捨てる必要はないと思いますが、もっとフラットに物事を捉え、より良い考え方や作法、ルールがあればそれを積極的に取り入れられる柔軟さが必要な気がしてきました。逆の言い方をすれば、物事を柔軟に取り入れる「拘り」を持つことがこれからの時代には必要なのかもしれませんね。

■久しぶりに出版の状況など

 現在、3冊目の本を執筆中ですが、久しぶりに現在の進捗をご報告いたします。

 原稿執筆は7月末にオールアップする予定で進めており、目下原稿を書きまくっている状況で、今のところ約7割ほど書き上げました。そうして、8月以降は構成やレイアウトの検討に入り、10~11月頃には出版する予定で進んでいます。

 以前のコラムにも書きましたが、

今回、この本にはいろんな仕掛けを仕込んでいます。実際どんな仕掛けになっているかは直接手に取って感じていただくのがベストだと思っていますので、出版されるまで本の内容は伏せさせてもらおうと思っていますが、恐らく、今まで見たことがない本になると思います。一見すると、「これがプログラミング本? 」と思われるかもしれません。しかし、そこには何重にも張り巡らした仕掛けを施しており、初心者の方でも無理なく最後まで読了でき、自然とプログラミングの力が身につくように設計しています。

こうなるよう、最後まで手を抜かず作り続けております! お楽しみください♪

あっ、この本にはGoto文が出てくる予定です(笑)

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