お気楽“IT系女子”の日常を徒然と綴ります。

「残業課長」スピンオフ ラブライフハック企画「あとがき」

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■きっかけは……?

 久実チヨという人物は、先日コラムが大団円を迎えた逆転仕事術さんのドラマ仕立てのコラム「残業課長」シリーズに出てくる「某IT系企業の人事部長」という設定で、わたしのコラムニスト名「組長」をもじって名付けられたキャラクターです。

 「残業課長」シリーズの余韻が冷めやらぬ頃、編集部の金武さんと、たまたま9月のシルバーウィークの連続投稿シリーズ企画の話題で盛り上がり、「残業課長」シリーズのスピンオフコラムとして、久実チヨというキャラに、自分のこれまでの体験を被せて執筆してみることを思いついたのでした。これが、久実チヨを主役にすえたシリーズの始まりです。

 そして、今回のコラムのきっかけは、わたしとある人との間で発生した、メールの行き違いハプニングに端を発します(詳細は割愛致しますが)。一連のメール行き違い事件について、金武さんとメッセをやり取りしている際に、どんどん乙女の妄想が膨らみ(?)、「これが月9ドラマだったら、その後2人は恋に落ちることになりますね」という、わたしの冗談発言からさらに妄想が暴走しまして、最終的に「そうだ! 久実チヨのクリスマスLoveストーリーを書こう!」と思い付いて、今回のラブストーリー企画へ発展したのでした。

■ストーリーについて

 コラムというよりは、ドラマという風に考えております。その中に、自分として精一杯、ITの要素やライフハック的な要素を入れるよう頑張ってみました。

 全体的なストーリーは、一部わたしの実体験も元にしていますが、基本的に「ラブ」の部分は100%妄想(要はフィクション)ですので、ご了承くださいませ。でも、昔々遠距離社内恋愛をしていたのは事実です。衝撃の告白!!(笑)

 また、今回も作中の各キャラクターの名称の由来は、コラムニストの皆さま方のお名前を拝借しております。ただし、性格の設定については、今回はオリジナルな設定です。ここが今となっては、最大の反省点でして、性格の設定をオリジナルにするのであれば、キャラクターの名前もオリジナルにするよう、考慮すべきだったと猛省しております。人物名の由来となっておられる皆さまには、大変失礼を致しました。申し訳ございませんでした。この場をお借りし、心よりお詫び申し上げます。

■コラボについて

 当初、12月23日と24日の2連続ぐらいで完結する久実チヨ単体のストーリーとして想定していましたが、Twitterで交流していた森姫さんに、ひょんなことから「コラボしませんか」と呼びかけ、快く応じていただき実現しました。

 その後、2人で大体のストーリーの流れを考えたものの、わたしがグズグズしている内に森姫さんがストーリーを提示して下さったので、それに沿って整合性が保たれるように書き進めて完成しました。執筆中は、お互いにアイデアがドンドン膨らんでいく過程がとても楽しかったです!! またコラボ企画やりたいです。

■謝辞および補足

 まず、「鋼野部長」の名前の由来となっておられる、はがねのつるぎさん。今回は、さすがに内容が内容だけに、事前にご承諾いただこうと思いご連絡を差し上げたところ、快くご承諾いただき本当にありがとうございました。

 また、「直樹」という名前ですが、本編の「残業課長」シリーズでは鋼野部長のお名前は、設定されていませんでしたので、わたしが高校生の時に好きだった人の名前と、好きなバンドのメンバーさんの名前が同じ「直樹」なので、ちょうど良いと思って名付けました。

 そして、「ちょっと嫌味なところがある」という設定は、いうまでもなく、はがねのつるぎさんとは何ら関連はなく、わたしがヘルプデスクになる前、講習を受けた際に講師をされていた先輩がモデルです。今では丸くなられましたが当時は……。作中でチヨが鋼野部長に言っているセリフは、そのまんま、わたしがその先輩に言ったことです。

 次に、「梅尾 リン」というキャラ名の由来である第3バイオリンさん。いつも、コメントをいただきありがとうございます! コラムから伝わって来るプロ意識の高さを表現したかったのですが、わたしの文章力の低さにより、怖いキャラとして梅尾リンが描かれてしまいました。大変、申し訳ございませんでした。

 次に、編集部の金武さん。前回のスピンオフでもそうですが、執筆がギリギリだわ、バナーまで作っていただくわで、大変お世話になりました。ありがとうございました。金武さんとの楽しい妄想トークがなければ、森姫さんとのコラボも実現しなかったわけで……。人との繋がりの妙を感じます。何かとご迷惑やご面倒をお掛け致しますが今後とも、何卒よろしくお願い申し上げます。

 最後になりましたが、久実チヨというキャラの生みの親であり、「残業課長」シリーズの作者である逆転仕事術さん。本当に、本当に、ありがとうございました。

 わたしがコラムニストに応募した頃、「プログラマじゃないし、エンジニアを名乗るほどのレベルでもないのに良いのかな」という負い目があったため、逆転さんがわたしのコラムニスト名を模したキャラを登場させてくださったことが、とても嬉しかったです。重ねてお礼申し上げます。コラムが大団円を迎えられ寂しいですが、きっと本業にてご活躍のことと思います。また、コラムを覘きに来ていただきたいです。

■最後に

 2009年の2月に初めて登場させていただいて以来、エンジニアライフを通じてさまざまな方との交流が始まりました。本当に貴重で、ありがたいことだと思っております。わたしのコラムはどちらかというと、「役に立つ系」ではなく「お楽しみ系」なので、時々「こんなコラムで良いのかしら……」とネガティブになることもありますが、コメントを下さる皆さま、編集部の皆さまのおかげでこれまで続けてくることができました。本当にありがとうございます。2010年も何卒よろしくお願い致します。

 それでは、みなさま、良いお年をお迎え下さいませ😃

Comment(3)

コメント

インドリ

こんばんは。

>時々「こんなコラムで良いのかしら……」とネガティブになることもありますが

大丈夫です。役に立ちます。
楽しくて役に立つコラムだと私は思っています。
良いお年を!

組長

インドリさま

こんばんは。組長です。コメントありがとうございます。

>楽しくて役に立つコラムだと私は思っています。
ありがとうございますー!!これからもがんばります。

インドリさんも、どうぞ良いお年をお迎えくださいませ。

第3バイオリン

組長さん

第3バイオリンです。

>わたしの文章力の低さにより、怖いキャラとして梅尾リンが描かれてしまいました。大変、申し訳ございませんでした。

いえ、ちっとも怒ってないです!
梅尾リンも気にしていないと言っていました。

この前のコメントのこと気にされているのでしたら、
私の方こそ、言葉が足りませんでした。
なにか一言、抗議とか、そういうつもりではないと言っておけば…申し訳ありませんでした。
(思わぬところで「言葉だけで伝わるのは10%程度」という意味を噛み締める)

今回のドラマも、とても楽しかったです。
Twitterで森姫さんとのやりとりを見て「何かおもしろいことが始まろうとしている」と、始まる前からワクワクさせていただきました。

>時々「こんなコラムで良いのかしら……」とネガティブになることもありますが、

そんなことおっしゃらないでくださいな。
組長さんのコラム、私もいつも楽しく読ませてもらっています。
組長さんの考え方について、私も「なるほど」と考えさせられることがあります。
アクセスランキングを見ても、組長さんのファンはかなり多いと思いますよ。

来年もお互い、楽しいコラムを書いていきましょう。
よろしくお願いします。

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