お気楽“IT系女子”の日常を徒然と綴ります。

“アラサー”IT系女子の「三十路の誓い」

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 こんにちは、組長です。1月も終わってしまって、2月も終わってしまって、ものすごくいまさらな感じですが、旧年中コラムを読んで下さった皆さま方、本当にありがとうございました。今年もよろしくお願い致します。

 さて1月に誕生日を迎え、遂に三十路に着陸しました。着陸後すぐに次の10年、四十路に向けてテイクオフ! 次の10年をどう過ごすかとか、そういうことを考えるタイプの性格じゃないので、せめて『今年をどうするか』とか、『もういい歳なんだし、こういうことに気をつけたい』ということを書こうと思います。

◆三十路の誓い プライベート編

  1. 真面目に貯金
  2. 体力増強&脱メタボ
  3. 綺麗な字を書く

 30歳にもなって、「今日はお財布の中に30円しか入ってませーん😅」ということがないように……。いえ、あの、ATMで引き出すのが面倒だっただけのことですからっ! 会社の積立制度が廃止されたので(多分、経費削減のため)、積立額を増やしたり、大人なんだし(?)、そろそろさまざまな金融商品の研究をしてみようかしら。あ! 宝くじを買いまくります(笑)。

 次ですが、年上の友達が次々と三十路を迎え、皆が口をそろえて「30歳過ぎたら、体力落ちるで!」と言うので去年、体力増強と脱メタボを目指して念願のボクササイズを始めました。残念ながら、仕事の都合で続けられなくなってしまいまして、かわりに徒歩通勤と軽めの筋トレを始めています(健康ネタは別途コラム化を検討中)。夏フェス、富士山登山、ホノルルマラソンに向けて体力増強です!

 最後ですが、自分では丁寧に書いたつもりだったメモを読んだ職場の人に、「字が汚いね。」と言われてしまいまして……。女性として、大人として、ちょっと恥ずかしい。どんなに見た目や受け答えがまともに見えても、字が汚ければ印象が一気に悪くなりますので気を付けます(ちょっと方向性が逸れますが、筆跡鑑定とかも気になってます!)。

◆三十路の誓い 仕事編

  1. 資格を取って、会社から手当てをぶん捕る スキルアップ
  2. ITILの勉強をしてみる
  3. リーダーとしての言動を意識してみる

 これまで資格については、「取ったからって実務レベルが伴うわけじゃないし」という逃げ口上で避けて来たのですが、「仕事はできない。実務スキルもさほどない。お客様にアピールできる資格もない」という三重苦の社員になるよりマシだと思い至り、頑張ってみようと考えました。

 正直、今の業務内容にはあまり満足していませんが、「勉強して資格にもチャレンジしてるし、別の現場でもっと経験を積ませてやろう。」と、上司に考えてもらえる良いアピールになるかもしれませんし、ついでに資格手当がもらえたらラッキーだな、と。給料は増えないのに、税金が増えて手取りのお給料は減るばかり。ささやかな自衛手段でございます……。

 2点目のITILは、前から興味がありました。2年前までいた現場で、お客様がITILに基づいた業務改善を目指されており、わたし達常駐要員も何となく『かじった』のです。残念ながら諸般の事情で業務改善が実を結ばないまま、わたしは現場を離れることになりました。以前から、「運用管理業務のあるべき姿って??」と、ずっとモヤモヤしていましたので、せっかくだからもう少し『かじって』みたいです。

 最後は、リーダーになりたいということではなく、新人 ⇒ 下っ端 ⇒ 普通(?) ⇒ 先輩(お局)と進んで来ましたので、現状に甘んじることがないようにという意味です。チームに頼りになる人がいると、つい甘えてしまうのですが見習うことはあっても、甘えて自分が止まらないように。いつまでも、このポジションにいられるわけではありません。技術や知識を高めつつ、社会人としてもさらに成長しないといけない、ということですかね。上司からも、「コミュニケーション能力のある人」を、デキる社員の条件として考えているという意見を聞きましたので。

◆◇◇◆

 2年前、忙しい現場から今の平和な現場に異動したことで、自分は究極の選択を迫られました。『以前のように、フル回転で仕事をする』方が良いのか、『あまり回転しなくても仕事ができる(できてしまう)』方が良いのか。言うまでもなく、その中間ぐらいが良いに決まってるのですが、残念ながら世の中そんなに甘くないですよね。

 フル回転を続けるのは確かに、しんどい。実際それに耐えかね、上司に「つらいです」と相談したのは他の誰でもなく、わたし自身。所詮はないものねだりなのでしょうが、両方を経験した今となっては、「あの頃は、心も体も脳ミソも、フル回転して働いてたなぁ」と、前の現場を懐かしく感じます。それに、あまり平和だと思考が鈍ったり、エンジニアライフで語られていた当事者意識が薄れたり、誰のためのIT技術(者)か(もちろん、お客様のため)、という意識が薄れてしまうのでは、と不安に駆られます。

 二十歳から三十路への10年は、自分のことだけを考えて突っ走って来れた10年間でした。三十路から四十路への10年間は、単に突っ走るのではなく常に足元や周囲を確かめながら走っていく感じになるのかなぁとイメージしていますが、さて、どうなりますか。今のところ、20代の余力で突っ走り気味。将来、結婚したり子供を授かったり、両親の介護が必要な状況になったり、人生のさまざまな場面で考えが変わると思いますが、今はこのように考えています。

 しかしながら、たまに「ブラック組長」が現れ、「結局、仕事にかこつけた単なる自己実現願望なだけじゃないの?」とか、「頑張るって、誰のため? 結局、自分のことしか考えてないんじゃないの?」とか言い出してフラフラします。でも、自己研さんした結果をお客様へのサービス向上に役立てると考えれば、頑張るとはやはりお客様のためなのか等、ウダウダ悩みつつ今日も元気に三十路行路を迷走中であります(笑)。やはり、以前から上司に言われているように、具体的な人生プランやキャリアプランって必要なんだな、と痛感中。

 次回は、“アラサー”IT系女子 母校の教壇に立つ!その1の続き。ちょっと時間が空いてしまいましたが、講演の様子を綴ります。

Comment(8)

コメント

wona

はじめまして。
なんというか、非常に好感触なコラムでした。がんばってください!
ちなみにプライベート編目標3は今年の僕の目標でもあります。
ペン字を始めたのですが、練習帳を見て「こんな字のどこがきれいなんだ?」
というところから始まってます。見本の字がきれいだと思えないなんて
完全に感覚狂ってます。
目標3を達成したら、別途そのやり方もコラムへのアップお願いします。m(_ _)m

組長

>wonaさん

はじめまして。コメントありがとうございます★
こ、好感触ですか!ありがとうございます(感涙)!!
実は通信教育のペン習字を挫折してまして、教材だけはあるのですが、
わたしもwonaさんと同様に見本を見て「ん?この字がきれいなの?」って
疑問でした。大人な字を書けるようになるべく、頑張りましょう!!笑

第3バイオリン

組長さん

第3バイオリンです。

三十路の誓い、かっこいいですね。
私もあと半年ほどで三十路に着地しますが(待っててください!)
やっぱり仕事にしてもプライベートにしても
「第3バイオリンはどこに向かうんだ?」と迷うようなことばかりです。
最近はありえない失敗もしたし(苦笑)。

私は、今はこれまで得たものを周りに還元し始める時期ではないかと思っています。
ちょっとおこがましい言い方かもしれませんが、受け取る側から与える側に回るといった感じでしょうか。

組長

>第3バイオリンさん

こんばんは。コメントありがとうございます★

30歳になったら書こうと思ってました。でも、書き始めてから公開するまで30回以上推敲して、やっと日の目を見ました。笑 一応、区切りのコラムですし。

>>受け取る側から与える側に回る
そう!そういうことが言いたかったんです!ありがとうございます!コラムで全然言えてない、私。笑
リーダーとしての行動を意識する、の中に含まれる要素です。

じゃあ、バイオリンさんが着陸するまで滑走路付近の上空で旋回して待ってますね。笑

ぴぐみん

おはようございます。ぴぐみん(アリージョ)です。

30歳おめでとうございます(*^_^*)
実は、私はとうに30歳をすぎてたりして・・・。

仰るとおり、体力落ちますよ~。
それなのに、会社での責任は増すばかりで、
おじ様たちの「健康」ネタに少し耳を傾けてしまう自分がいたりします。笑

次回も楽しみにしています♪

組長

ぴぐみんさん

おはようございます。コメント&お祝いのお言葉ありがとうございます★

>実は、私はとうに30歳をすぎてたりして・・・。
ええええ!自分よりお若い方だと勝手に思ってました!大変、失礼いたしました。

実は少し前から体力の低下を感じてました。やはり、カクっと来るんですね。
40代の人には、30歳で来た「カクッ」は実は軽くて、40歳を迎える頃には
「ガクッ」と来るんだそうです。徒歩通勤頑張りますっ!!そして、意外と
需要がありそうなので(笑)、健康ネタもコラムにしようかな・・・。

モンモン

組長さん、こんにちは。

>綺麗な字を書く

メモする程度でも綺麗な字でさらさら書かれると「この人、デキる!」と思えてしまいますよね。
私自身の字がうまいかどうかは分かりませんが最低でも丁寧な字を書くようには心がけています。

> 2.ITILの勉強をしてみる

ITILの勉強をされるのですね。ITILって結構知ってそうで知らずで仕事をしていたことなんかを再認識させてくれたりするので便利ではありますよね。

>頑張るって、誰のため? 結局、自分のことしか考えてないんじゃないの?

とても大事なことだと思いますが、そう思う私は異端なのでしょうか?(笑)
独りよがりではいけませんが、自分がやりたいもしくはそうありたいと思えることを相手に対しどう落とし込んでいけるのかを考えられるかどうかじゃないかなぁと思います。
「自分が出したアイデアが業務改善にピタっとはまった時の「ひゃっほ~い!」という達成感は堪らない」→「だからいいアイデアを出す」という流れかなぁと。

組長

モンモンさん

こんにちは。コメントありがとうございます★

電話メモを書くときとか、申し送り事項を書く時とか良いチャンスだと思って丁寧に書いたりしてます。長さをそろえる、隙間の大きさをそろえる、まっすぐ書くとか気を付けるだけで綺麗に見えますよね。

ITILは本を読むと分かったような気になって「なるほどー!」と感動(?)しますが、それを実際に自分の現場の具体的なポリシーに落とし込んでいこうとすると、メンバー一同「あれ、これはどれのこと???」ってなってしまったことがあるので、もう少しやってみたいなぁと。

>「ひゃっほ~い!」という達成感は堪らない」
確かにー!笑

頑張ることについて悩んでしまったのは、なぜか私の周りは(仕事のできる、できないに関係なく)あんまりバリバリ頑張ってる人がいないようで、よく「なんでそんなに頑張るの?」とか、「よく頑張るよねー」とか、「本社行くの好きだよねー(我が社の講習会が本社であるのです)」とか入れてしまい、ちょっと凹むというか何とも言えない気分になってしまったので…。まぁ、気にしなくて良いのでしょうけどね。

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