116.7つの習慣をアップデートする
初回:2020/12/16
1.アップデートがマイブーム!?
P子「すぐに影響されるんだから...」(※1)
キャリコン高橋さんの『第445回 アップデートの必要性を考える』とか『第268回 パラダイムシフトについて考える』に影響を受けて、私もアップデートしてみようと思いました。どうせアップデートするなら、有名どころの題材をアップデートする方が良いと思いましたので『7つの習慣』をアップデートすることにします。
P子「そんな所に手を出して、大丈夫なの?」
大丈夫も何も、自分が勝手にアップデートするだけなので、問題ありません。
まず最初に『7つの習慣』をテーマに選んだきっかけとなった『第268回 パラダイムシフトについて考える』を少しだけ述べたいと思います。
ざっくりいうと、7つの習慣のパラダイムシフトで『See-Do-Getサイクルがしっくりこない...』ということで、『See-Do-GetサイクルはSeeから始める必要はない』とのこと。なるほど、発想の転換というか「まずはやってみよう!」というのは私もしっくりきます。これは、『7つの習慣』をアップデートしていると思いました。
例えば私のコラム『113.『Win-Win』より『三方良し』』は第4の習慣のアップデートだし『111.勝てなくても負けなければよい』での『コーラにラムネを入れる』のは第6の習慣だし『109.上手なマウンティングの仕方』の『謙虚に自己主張する』は第5の習慣に関連していると思います。また『第437回 「選択理論」に対するアンサーコラム』では、「選択理論」や「自分の天気を持つ」という表現は第1の習慣の解釈を継承した判りやすい表現だと思います。これも、一種のアップデートと言えるでしょう。
P子「コーラにラムネは私の発言よ」
まずは、ここまでを整理してみましょう。
第2の習慣・終わりを思い描くことから始める
第3の習慣・最優先事項を優先する
第4の習慣・Win-Winを考える 三方良しの心得
第5の習慣・まず理解に徹し、そして理解される 謙虚に自己主張
第6の習慣・シナジーを創り出す コーラにラムネ
第7の習慣・刃を研ぐ
ここでは、他の習慣もアップデートしてみたいと思います。
2.第2の習慣・終わりを思い描くことから始める
第2の習慣自体の説明は正確性を欠くと思いますので、各自でお調べください。ザクっというと、目標(ゴール)を思い描き、その方向に進むことの重要性を述べています。そのゴールを具体的に思い描くことが出来れば、努力も継続するし、ワクワクが止まらないという事です。
P子「『海賊王に俺はなる』でいいんじゃない」
私は、海賊王になるつもりはありません。この『目標を設定して夢をかなえる』ですが、守銭奴の手塚さんが『「今後どのようなエンジニアになりたいか?」という問いに答えられない』というコラムを書かれていますが、実際に目標を設定できない事はあると思います。
P子「だから、守銭奴の...という前置きはいらないんじゃない?」
この目標管理とかミッション・ステートメントを作成するとかも重要なんですけど、例えば、夢をかなえた日本人として有名どころと言えば、織田信長と豊臣秀吉ではないかと思います。
P子「織田信長は夢半ばだし、徳川家康が一番有名なんじゃない」
下記の参考資料を見てください。
《参考資料》
https://plaza.rakuten.co.jp/kencyan/diary/201712180000/
2つの「夢の実現方法」(目標達成型と使命追求型)
ここでは、目標達成型(織田信長型)が第2の習慣だとすれば、使命追求型(豊臣秀吉型)もあるんじゃないか?という意見です。
使命追求型というのは、目標を設定できないとか、設定した目標を達成したときの自分の姿が思い浮かばないとか、ワクワクを感じられない場合に、ただ単に自分にルール(使命)を課して無条件でそれだけを追求するという方法です。これはこれで、大変な事ですが、夢の実現方法としてはアリなんじゃないかと私は思います。
第2の習慣:目標達成型と使命追求型がある
3.第3の習慣・最優先事項を優先
これもザクっというと『緊急でないけど重要なこと』を優先しなさいということです。『重要かつ緊急なこと』は当然最優先するでしょう。次に『緊急でないが重要な事』と『重要でないが緊急な事』の場合、緊急なことを優先して重要な事がおろそかになると、成長を阻害するという事です。
このあたりの説明も、キャリコン高橋さん『第447回 ふと時間が空いた時の使い方』というコラムに書かれています。「大きな石」という表現でも良いと思いますが、私個人の感想として、もう少し判りやすい表現に書き換えたいと思います。
第3の習慣:夏休みの宿題は計画的に!
P子「手抜きしてない?」
そんなことは無いようなことは無い感じもしないでも無いかもしれないことも無い気がしないでも無い様なことも無いかもしれません。
4.第7の習慣・刃を研ぐ
刃といえば、今はやりの『鬼滅の刃』で決まりでしょうか。
P子「そう来ると思ったけど、意味が通じないわよ」
これに関しては判りやすいのであえて定義を再構築する必要はないでしょう。これもザクっというと『自分自身に投資する事』なので、反論の余地がありません。それでも折角なので、アップデートしてみましょう。
第7の習慣:心・技・体を磨く
日本人にはなじみ深い『心・技・体』ですが、私も好きな言葉です。技や体だけではなく精神力の鍛錬、メンタルタフネスを身に着ける重要性も認識できると思います。ただ、本来の意味は、心・技・体はバラバラの物ではないので、一部を鍛えるとかバランスをとるとかそういう事ではなく「お互いに関連するものだから、一つだけを取り上げて研究するものではない」そうです。
《参考資料》
https://www.yasuiseikotuin.jp/category/2010161.html
「心技体」の本当の意味とは?
もちろん『心・技・体』も現在の使われ方と本来の意味とはだいぶ離れてきていますが、刃を研ぐ=技術を磨く だけのイメージが先行しそうなので、私は『心・技・体を磨く』を採用したいと思います。
5.第8の習慣
日本人はラッキーセブンも好きですが、末広がりの八も好きです。なので第8の習慣として、あの有名な言葉でまとめたいと思います。
第8の習慣:考えるな 感じるんだ
6.まとめ
7つの習慣をアップデートするという暴挙に出てみましたが、結局、個人個人で自分に合う様に『7つの習慣をアップデートする』事が、重要なんだと思います。
第2の習慣・終わりを思い描くことから始める 目標達成型と使命追求型
第3の習慣・最優先事項を優先する 夏休みの宿題は計画的に!
第4の習慣・Win-Winを考える 三方良しの心得
第5の習慣・まず理解に徹し、そして理解される 謙虚に自己主張
第6の習慣・シナジーを創り出す コーラにラムネ
第7の習慣・刃を研ぐ 心・技・体磨く
第8の習慣・ 考えるな 感じるんだ
いい感じにまとまりました。
P子「それって【自我じーさん】なんじゃない」
アップデートという形式で言ってますが、要するに『PDCAサイクル』を回しているだけです。7つの習慣をPlan(計画)とすると、Do(実行)してみてCheck(評価)の結果、上手く計画通りに実行できない場合に、Act(改善)するのですが、実行の仕方の見直しだけではなく、元の計画が自分にしっくりこない場合は、計画を見直しても良いと思います。
ほな、さいなら。
======= <<注釈>>=======
※1 P子「すぐに影響されるんだから...」
P子とは、私があこがれているツンデレPythonの仮想女性の心の声です。