元底辺エンジニアが語る、エンジニアとしての生き様、そしてこれからの生き方

生き様087. 勉強会で出会った怪しい勧誘について行ってみた思い出

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4月なのに1学期末テストしてきた

みなさんは、マスター吹越さんの【1学期末テスト】はもう受験されましたか?
僕は早速…とは行きませんでしたが、このコラムを書くまでには終わらせました。

エンジニアライフでコラムを書くような人がどれくらいの得点を取れるのか…。
気になりますよね?気にならなくても堂々と言いますけれども。

なんと74点です。

高いでしょうか?低いでしょうか?
白栁の感想としては、ケアレスミスの取りこぼしが多く得点を下げています。
未だに「80点は狙えたのにな」とハンカチを噛みちぎっております。

社会人になるとテストを受ける機会というのはほぼ無くなります。
たまに受ける資格試験のテストが凄く憂鬱ですね。
学生時代のあのニガくて苦しい体験を思い出して、資格試験への耐性を上げる役にも立ちます。多分。

問題数は多く見えますし(実際多いですが)、問題文も複雑に見えますが、丁寧に整理していけば解けない問題ではないです。
頭の体操代わりに、自分の知識の確認に。解いてみると良いと思います。

尚、当初は回答不能バグがありましたが、僕が申請して解消して頂きました。
回答不能バグで諦めた方、もう一度チャレンジしてみませんか?


良い子は真似しちゃいけないお話

オンライン勉強会が主体になった昨今、週2~3ぐらいのペースで勉強会に参加しています。
世の中には週5以上の猛者も居るようなので、この程度で多いとは言えないですが。
それでも、毎週コンスタントに参加しているぐらいには、やってます。

オンライン勉強会が多くなる以前にも、時間の都合が付けば積極的に勉強会に参加していました。
その効果を検証するのはとても難しいのですが…。
確実なのは色々なタイプのエンジニアと出会えた、という貴重な経験です。

ですが、中には好ましくない出会いもあります。
ストーカー行為や、怪しげなビジネス勧誘 etc…。
最近のイベントではアンチハラスメントポリシーを掲げて対応しています。
一つ例として挙げてみましょう。
TokyoGirls.rbさんのアンチハラスメントポリシーです。
GitHubで公開されている上に、かなり読みやすく整理されています。

僕が当時参加していたイベントは、こういうものが整っていない小さなものでした。
中には大手企業主催のイベントもありましたが、特にアンチハラスメントポリシーを念押しされた記憶がありません。

そんな場で出会ってしまった、好ましくない人達とのエピソードを、今日は1つ披露させていただきます。
といっても、僕の体験した、勉強会が絡むエピソードは2つだけです。
それ以外は、もう少しプライベートな場での出会いが2~3個あるだけですね。
もう1つの体験も、また別の機会に披露しようと思います。

このコラムを読んで面白そうだからと、そういう人達に凸するのは止めましょう。
僕は無事に帰ってきていますが、そうはいかない事例だってあるのですから。


誕生日に呼び出され勧誘された謎の勉強会

忘れもしません、数年前の5月2日。
何年前だったかは、正確には忘れました。でも、日付だけは覚えています。
だって、その日は僕の誕生日でしたから!

少し前にある勉強会で出会った人とその帰りに電車が一緒になりました。
その時、不幸にも事故で、しかも迂回できない駅で立ち往生となりました。
その間、30分程。僕と彼は雑談を交わしまして時間を潰しました。
その別れ際に「じゃぁ今度飲みに行きましょう!」と軽く約束をして別れたわけです。
それから数日、相手から連絡があり…いや、こちらから連絡したかな?
どちらにせよ、気軽にした約束が履行されることになります。

相手から指定を受けた日は5月2日。奇しくも僕の誕生日です。
僕は誕生日であることを、相手に知らせずに当日を迎えました。
わざわざ伝えることでもないし、話が盛り上がったらネタとして使えばいい、程度で。

さて、5月2日です。
世間の多くの人は、5月2日に良い印象を持っていないでしょう。
GWの中にありながら、飛び石を作っている3つの平日のうちの最終日。
「5月2日なんてとっとと終わらせて、GW後半戦に入りたい!」と考えるでしょう。

その年の5月2日は平日でした。
手早く仕事を片付けた僕は、相手との待ち合わせの、お高いコーヒー屋へ入ります。
相手の指定が、何故か居酒屋ではなくコーヒー屋だったんです。
相手がお酒が苦手なのでしょうか?僕もお酒が大好きというわけではありません。
酒を飲みながら、アルコールの勢いで適当にクダを巻く展開を考えていましたが、落ち着いて色々と議論を深めるのもいいでしょう。
地下にある、当時はまだ現役だったガラケーの、電波の入りにくい店へ入って行っていきました。

実は僕は余りカフェやコーヒー店へ行きません。
飲まないわけではないですが、好き好んでコーヒーを飲むわけでもないからです。
そのお店のコーヒーは、たまに入るスタバより高く、本当に極稀に利用するルノアールよりも高かった、と記憶しています。
お店の名前を出すことは、何の関係もないその店の名誉を傷つけることになります。
ですから、一切出しません。ただ、高級店だった、とだけ。

一番安いコーヒーを頼んで、少し世間話をした後、相手がこう切り出しました。
「もっと自分を高めたいとは思いませんか(意訳)」と。
それに対して、僕は「高めるとはどういうことか」「僕自身が考える高める方法(当時)」とコンコンと語ります。
そうすると、相手の動きが変なのです。
どうにも奥歯にモノが挟まった様な、何かに誘導したいような…
そんな違和感を会話の中で感じました。

この時点で、ようやくこれが【アヤシイ勉強会】への勧誘だと気付きます。
多分この後上位の人が出てきて、二人掛かりで詰められて…となるのでしょう。
このタイミングで、僕はいつでも話を切り上げて逃げられる様に準備しました。
具体的には、自分が飲んだ分の代金をテーブルにすぐ出せる様にしました。

ですが、何故か話は堂々巡り。
相手は誰かに電話を掛けに席を外して、戻ってきても話が進まず。
こちらが痺れ切らして「その会の内容を言ってくれ」と水を向けてもはぐらかされる。
「誰を呼んで話をしてくれてもいい」と言っても誰も呼ばない。
ただただ、不毛に時間とコーヒーの温度だけが逃げていきます。
そして、何故か僕の身体に震えがで始めます。
徐々に頭の回りも悪くなっている様な…?おや?

それでも僕は、余り飲んだコーヒー代が多くならないように気を付けながら、
一番安いコーヒーを、ひたすらお代わりしながら相手の話を聞いていました。
誕生日なのにケーキも我慢して!

それはひとえに、相手がどんな勉強会の勧誘をしようとしているのか、興味があったからです。
参加する気は全くありませんでしたが、どんな輩がやっているのかと。
とてもwktkしてました。徐々に回りが悪くなる頭で。

どれぐらいお店に滞在していたかは知りません。
あるタイミングで相手が折れた様で、僕に帰るように促しました。
自分のコーヒー代は払って帰ろうとしましたが、そこは相手が持ってくれるようです。
だったら、もっと高いコーヒーにケーキを2~3つ食ってやれば良かった!

そういう感想だけを残して、寒気と頭の回転の鈍さから、風邪で熱が出ていることを確信して、僕は帰宅しました。

ここからはGWが終わった後の話です。
出会った勉強会の主催に、貰っていた相手の名刺から判った情報を共有しました。
多分、その人はその勉強会を出禁になったでしょう。
僕もその後、そこの主催する勉強会の話を聞かないのは…もしかすると…?


まとめに代えて

「好奇心猫を殺す」という言葉があります。
僕は対人関係のガードが低く、相手の誘いにはホイホイ乗っていきます。
後から聞いた話、紙一重で命の危険がある状態、というのもあったそうです。

僕のガードが低いのは、趣味の経験もあります。
趣味で交流して、そこから人脈が繋がって、また別の人と交流する。
そんな経験を、高校生ぐらいから続けています。
僕は幸いにも、良い出会いに恵まれてきました。
ですが、世の中そんな人ばかりではない、ということを、僕の体験から伝えたいです。

それ以上に「誕生日に怪しい勧誘を、熱を出しながら受けて、何も説明されずに帰ってきた」というネタ以外のナニモノでもない話を笑い飛ばして欲しいのですが。

冒頭の繰り返しになりますが、僕が無事に帰ってこれたのは、ただの幸運です。
この様な場では、物理的・心理的な暴力に晒される可能性が高いです。
五体満足で帰ってこられる保証はありません。

皆さんは、不幸にもそういう場に出会ってしまったら、すぐに席を立ちましょう。
お金を払わず逃げてもいいです。誰かに助けを求めましょう。
110番通報をしても良いと思います。
民事不介入と言われ、すぐに解散するでしょうが、相手の追求は止められます。
その隙に逃げて、着信拒否なりブロックなりすればいいのです。
会社を知られてる?じゃぁ、会社に事情を話してあなたを守ってもらって下さい。
会社は、見ず知らずの相手より、従業員であるあたなの方が大事なはずです。

そして最後に。
余力があれば、出会うきっかけになった場の主催者に、遭ったことを伝えて下さい。
同じ場で、あなたと同じ悲劇に遭う人がもう出ないように。

以上!




主催イベント宣伝

2021年4月23日(金)に再びオンラインイベントを主催致します。
その名も【超ショート】90秒LT会【2021Spring】です。

設定ミスにより「発表聴く枠」の参加者にも一部のアンケート入力が必須となっていました。
修正しましたので「謎の必須項目で参加を止めた」という方も、もう一度是非参加登録を!

さて、春といえば出会いと別れの季節。
何かへの出会いへの期待や、惜しみながら別れたものへの思いを。
もしくは、オンラインイベント登壇の試しに、90秒でお話してみませんか?
どんなイベントになるか見てみたい、という方も参加歓迎!!
他人の目標や登壇を聞くだけでも、勉強になりますよ!

現在、登壇参加者・視聴参加者を募集しております。 上記のイベント名が、イベントのConnpassページへのリンクとなっております。
そのページから、参加登録をお願いします。

また、このイベントは3ヶ月ごとの開催を予定しています。
今回ご都合が悪い方は、是非次回、7月のイベントへの参加をご検討下さい。
宜しくお願い致します。




ミニコーナー:こちらヤマネコシステム技術部三課!

ここは日本のどこかにあるかもしれない「ヤマネコシステム」社。
そこはかとなく、ブラックの香りがするこの会社の日常を、少し覗いてみましょう。

登場人物

三課:受託開発&新サービス開発
 ヒノモト : 主人公 アラサーエンジニア
 ホンドくん : 同僚 どっちかが1年先輩だった気がする
四課:SES事業
 アルパくん : カシミヤさんの後輩 今回初めて一人現場に入るようだ

コードレビュー

アルパくん「ヒノモト先輩、ホンド先輩、ちょっと教えて下さい」
ホンドくん「お、四課のアルパくんじゃん。珍しいね。帰社日?」
アルパくん「ええ、ちょっと書類提出の必要があって、帰社日ってことになってます」
「三課でコードレビューやってるって本当ですか?どんな感じですか?」
ヒノモト「やってるって言っても、ごく一部だよ?ゴリタ主任が関係してるプロジェクトだけ」
ホンドくん「オラフ先輩とか、何かしらの理由付けて避けてるよね。あれはスゴイよな」
アルパくん「4月から入った現場が、コミット前にコードレビューあるらしいんですよ」
「今回、初めて一人で入る現場なので、社内で先に入ってる人にも聴けなくて」
ヒノモト「だから、ウチの社内でやってる事例を聞きたい、と?」
「でも、会社やプロジェクトによってまちまちだから参考にならないと思うよ」
ホンドくん「前にカシミヤさんに聞いた『コードレビューと名ばかりのスルーだった』って話もあったね」
「まぁ、暫く様子伺ってれば解るし、慣れるよ」

(つづく)




ITエンジニアの視点で、時事ニュースを5分間で紹介する動画を平日毎日公開してます。
「日々の生活の中にエンジニアリングがある」からこそ、
身近な時事ニュースから学ぶことが重要です。

#ほぼ日ITエンジニアニュース

今週は業務の都合で動画作成をお休みしています。
来週までに落ち着くと良いなぁ!

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