「伝説」に惑わされるニンゲンたち
本音が語られるエンジニア参加型メディア「@IT自分戦略研究所 エンジニアライフ」。日々、ITエンジニアの「生の声」を公開している。本記事では、おすすめコラムを厳選して紹介する。
- 【考え方】迷惑な伝説
- 【考え方】「ほこ×たて」のオセロ対決はプログラマの頂上決戦
- 【考え方】第41回 四方山話(23) 水平思考のススメ5
【考え方】迷惑な伝説
『101回死んだエンジニア』のAnubis氏は、営業職だったころの体験を語る。
携帯電話を持っている人なら、誰でも迷惑メールを受け取ったことがあるだろう。会社員なら、毎日大量の迷惑メールを目にしているだろう。自分にとって必要のないメール、それが迷惑メールである。
しかし、アポのためなら電話をかけまくる。毎日、毎日、ひたすら……。その電話が相手の時間を割き、不快な思いをさせる。自分だって、似たような経験をしているはずだ。それなのに、その「迷惑」に気付かず電話をかけまくる……。
担当編集者も営業時代、似たようなことを言われていた。しかし、自分は片っ端から機械的にかける営業電話を喜んで受け取っているという話を、見たことも聞いたこともなかった。だから、1件も電話をかけなかった。
このことが、良かったのか、間違っていたのかは分からない。100件電話をかけたら、そのうちの1件にはすごく喜んでもらえらかもしれない。会社はその1件に注目して、褒めただろう。しかし、残りの99件はどうか。私は今でも、会社や自分にとって都合のいい体験だけを“伝説”として祭り上げて、そこを目指していくほど危険なものはないと考えている。
「伝説」に惑わされてはいないか。もう一度、自分に問うてみるのもいい。
【考え方】「ほこ×たて」のオセロ対決はプログラマの頂上決戦
『IT技術を日常生活で活かそう』のabekkan氏は、「プログラマにもっと対決の場を与えてはどうか」と言う。
読者の皆さんは、フジテレビで放送されている「ほこ×たて」をご存じだろうか? 「矛盾(むじゅん)」の語源である物語を題材としたバラエティ番組だ。今回は、戦局に応じてデータを検索して最適な手を打つ「HAYABUSA」というオセロ思考エンジンと、絶対勝てない無敵のキャラクター設定ができる「あつまれ天才オセロ」を対戦させたらどちらが勝つか、という対戦だったそうだ。
「こういった“プログラマの闘いの場”がもっとあってもいいのではないか」とabekkan氏は述べる。普段は縁の下の力持ちであることが多い優秀なプログラマに、実力を披露できる機会を与えたらいいのではないかと提案する。なかなか良いアイデアだ。abekkan氏と一緒に、企画を練っていきたい。
【考え方】第41回 四方山話(23) 水平思考のススメ5
『5分間キャリア・コンサルティング』のキャリア・コンサルタント 高橋氏による「水平思考の考え方」の総まとめは、「水平思考を普段の生活で活用する」というテーマだ。
「なかなかお金が貯まらないのを何とかしたい!」なんて思ったことがある方は、ぜひご一読を。
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