日本の教育が「暗記」から抜け出す日
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本音が語られるエンジニア参加型メディア「@IT自分戦略研究所 エンジニアライフ」。日々、ITエンジニアの「生の声」を公開している。本記事では、おすすめコラムを厳選して紹介する。
- 【考え方】私は勉強が嫌いだ
- 【考え方】昭和という名の負債
- 【働き方】引越し経験からシステム開発を考える(見積編)
【考え方】私は勉強が嫌いだ
『プログラマで、生きている』のひでみ氏は、「本を読むのは好きだが勉強は嫌いだ」と述べる。
そんなひでみ氏が就職した会社で、教育担当の先輩はこんなことを言ったという。
「ここは学校じゃない。カンニングし放題だ。だから暗記なんてしようとするな。情報の引き出し方さえ覚えればそれで十分だ。自分に本当に必要なことなら嫌でも覚えるから問題ない。今まで暗記に掛けていた労力は、考えることに振り向けろ。とにかく考えろ! 考えるのが、これからのおまえの仕事だ!」
勉強、暗記、本を読むこと、人それぞれ考え方や定義もいろいろあるだろう。日本が「勉強=暗記」から抜け出す日はいつ、来るのだろうか。
【考え方】昭和という名の負債
『101回死んだエンジニア』のAnubis氏は、「成功者のマネをしても成功するとは限らない」と言う。
よく、講演やセミナーで成功事例が語られることがある。しかし、それらを鵜呑みにしても、決して成功に結び付くわけではないとAnubis氏は言う。担当編集者も激しく同意である。事例はあくまでも事例として、冷静に捉えていきたい。
【働き方】引越し経験からシステム開発を考える(見積編)
『30過ぎで5社目でした。』のけいいちっく氏は、「とある引越し屋さんから、レッドオーシャンの生き延び方」を学んだと述べる。
その引っ越し屋さんは、「ダンボールを自前で用意すればマイナスいくら」や「エアコンの移設はトラブルになることが多いしマージンの分高くなるので、個別に頼むことを勧める。そうでなければ、紹介に留める」など、顧客視点の提案をしてくれたという。
こういった日本人が得意とする「おもてなし」の文化が、レッドオーシャンを生き延びるヒントなのではないかと感じた。
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