エンジニアは第一印象より「最終印象」を磨け
本音が語れるエンジニア参加型メディア「@IT自分戦略研究所 エンジニアライフ」。日々、ITエンジニアの「生の声」を公開している。
ここでは、@IT自分戦略研究所 編集部おすすめのコラムを紹介する。あなたのエンジニアとしての成長に役立つ内容であれば幸いだ。
■「目的意識」はなくてもいい
若手組み込みエンジニア かわばたあい氏による『On the Shoulder of Giants』。今回は、「プログラマを目指しているけれど、明確な目的や目標があるわけじゃない。大変な仕事じゃないかと親戚に心配されて、何もいえなくなってしまう」というメールへの返信だ。
「なんだか、面白そう」という感情は、物事を「始める」ときにも「続ける」ときにも有効なモチベーションだ。明確な目的意識がなくても、「面白そう」があればいいのではないかと、かわばた氏は主張する。
「大変な仕事じゃないか」といわれたら、こう答えればいい。「大変そうだよね。でも私はきっと、好きになれそうな気がする!」
■第一印象より、最終印象
カッティングエッジ代表の高田善教氏によるコミュニケーションコラム『開発現場が変わるハッピー・コミュニケーション術』。前回に続き、「エンジニアも見た目が9割なのか」を考える。
人は見た目で判断する。「人は見た目が9割」なのだ。確かに上質なスーツを身にまとえば、自信がわいてくるし、周りから受ける印象も変わる。
だが、見た目の好印象は長続きしない。顧客と開発現場を共にするシステムエンジニアにとって、「第一印象」だけでは不十分なのだ。高田氏は、「第一印象より、“最終印象”が重要だ」と説く。
■ソクラテスとデジタルネイティブ
フリーエンジニア はがねのつるぎ氏によるスキルアップコラム『フリーなスキル』。今回はデジタルネイティブ論の第4回だ。
はがね氏は、デジタルネイティブをソクラテスと重ね合わせる。いずれも、「年齢」「肩書き」「所属」を重視しない。コミュニケーションを徹底的に活用する。
重視するのは「何ができるのか」。自分ができることをWeb上にさらす「才能ある人々」は、ソクラテスからのコンタクトを待っている。デジタルネイティブの時代に必要なのは「プレゼンテーションスキル」だ。
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