第606回 誕生日に思うこと
こんにちは、キャリアコンサルタント高橋です。
このコラムが投稿されているのは12月18日ですが、実は私の誕生日だったりします。。。もう、この歳になると誕生日はあまりめでたいイベントでもないのですが、自分の人生を振り返る良い機会だったりもします。そこで、今回は誕生日に思うことを書いてみました。
■誕生日と言えば何をイメージしますか?
小さい頃、誕生日と言えば「プレゼントが貰える日」というイメージがありました。親からもそうですし友達からも何かしらのプレゼントが貰える、そんな日でした。また、食事が普段よりも豪華になることもあり、普段は食べられない食事ができる日でもありました。
これは大人になってからも続いたような気がします。誕生日になると周りの人たちが祝ってくれてプレゼントをいただける、そんな特別な日のような感じが私にはありました。多分このように感じておられる方は結構いらっしゃるのではないでしょうか。
■それじゃ、今はどうか?
ですが、ここ10年くらいはそれほど誕生日を意識することがなくなりました。今回はたまたま誕生日とコラムの投稿日が重なったこともありネタ的に書いていますが、普段は自分の誕生日をそれほど特別な日だと思わなくなってしまいました。
勿論、自分がこの世に生まれてどのくらいの月日が経ったかを振り返ることくらいはしますし、家族は毎年祝ってくれはします。しかし、当の私にとっては「あぁ、今日で一つ歳を取ったなぁ」位なモノで、それ以上でもそれ以下でもなくなったような気がします。何というか、自分の年齢に対する執着というか興味がなくなってきたからもしれません。誕生日に対して喜怒哀楽の感情が乗らなくなったのが正直な所です。
■誕生日に思うこと
ただ、これは別に自分の人生に悲観的になったとか、そういうことでもありません。どこに興味が向くのか、興味の向く先が変わっただけのように感じています。何というか...誕生日よりも別のことに意識が向いているような感じです。
例えば、
- 何年後にはこんなことをしていたい
- 60代になったらこんな生き方をしていたい
こんな感じです。今の自分は人生の目標(キャリア)がどの時期に実現できそうか、誕生日よりもそっちに意識が向きます。
ですので、自分なりの人生の目標と誕生日である今を比べて自分に足りないモノを振り返る日が、私にとっての誕生日という日になっているような気がしています。。
これから先、どれだけ年齢を重ねられるかは分かりませんが、自分が納得できる人生をまっとうするためにはまだまだ足りないモノがたくさんあります。それを1つずつ積み上げていき、いつかは自分の望む目標に辿り着きたい、そんなことを誕生日である今日に思いました。。。