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第482回 「ネット情報」をネタにあれこれ考えてみる

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 こんにちは、キャリアコンサルタント高橋です。

 今の私たちの生活においてネットは欠かせないモノになりました。私自身、何かしらの形でネットと繋がらない日はありません。当然、ネットとの関わり方も自分なりに考え、実践しているつもりではいますが、そういった中で色々と考えることも増えてきました。そこで今回はネット情報をネタにあれこれ考えてみました。

■検索する時はどうやってますか?

 先日、車で運転をしていた時、いつも通る道が渋滞していました。何かあったのかな?と思いつつ、ぼーっと渋滞をノロノロ運転していると、助手席に座っていた家族が「事故があったみたいだね」と教えてくれました。

 それを聞いて、この先の道路で大きな事故でもあり、それがネットニュースにでも上がったのかと思い、「Yahooニュースにでも乗ってたの?」と訊いた所、ハッシュタグ検索したら出てきたと教えてくれました。

 確かに、そんなにリアルタイムにネットニュースには載らないだろうなぁと思いつつも、Twitterでハッシュタグ検索をすればリアルタイムで情報を拾えるシーンも増えるだろうなぁと思いました。ちなみに、家族は「#〇〇道路 #事故」で調べたら何件も出てきたと教えてくれました。

 今でもそうだと思いますが、一般的にネットで検索する場合はGoogle検索を使うことが多いのではないでしょうか。「ぐぐれ」って言葉があるくらいですから。しかし、私自身はGoogle検索よりもハッシュタグ検索を使うシーンが増えているように思います。

 それは普段からTwitterを使っていることもありますが、Google検索よりも、より具体的に詳細な内容をリアルタイムに検索することができるからです。一見「こんなことも?」と思えるような内容であったとしてもヒットすることがあります。こういったこともあり、私は普段からハッシュタグ検索を主に使っています。

■ハッシュタグ検索の問題点

 とは言え、ハッシュタグ検索に問題がない訳ではありません。それはハッシュタグ検索にはフェイク情報が含まれる可能性がある点です。

 情報の出所が一般のTwitterアカウントですから、その情報の信ぴょう性はこちらで判断しなければなりません。しかし、中には巧妙に作りこまれた内容もあったりして、その真偽を確かめるのは正直難しい印象を持ちます。一応、私は情報セキュリティには一通りの知見があるつもりではいますが、それでもフェイク情報を見破れるかと言われると、その自信はありません。それくらいフェイク情報の見分け方は難しいと思っています。

 そのための対策として、私は「一つの情報を過信しない」方法をとっています。ハッシュタグ検索は主にSNS上で使われる検索方法ですので、Twitter以外のSNSを使ってハッシュタグ検索をし、幾つかの情報を集めた上で、総合的に判断するようなやり方をしています。特に私が使うのはYouTubeです。YouTube自体はSNSとは少し違いますが、結構リアルタイムで情報が上がってくることがあり、検索ツールとして活用しています。また、YouTubeの場合は動画なので、ある程度信ぴょう性の高い情報を集めることができるような気もしています。。。

■ネット情報との向き合い方

 ここまでネットにある情報をどのようにして拾うか、といったことを書いてきました。しかし、ここでもう一つ掘り下げて考えたいことがあります。それは、情報を発信することです。

 私もTwitterでたまにつぶやいたりしますが、それは情報を発信するということになります。私が情報を発信しているのは、その情報を多くの人に知ってもらいたいという意図があるからですが、それは同時にSNSにおける自分の立ち位置を作りたいからなのかなと思っています。

 リアルにおいて私たちには何かしらの役割を持っています。仕事を持ち、家族を持ち、その中でその人自身の役割を担い日々生活をしています。これはネット社会においても同じような気がするのです。

 ネットの場合、リアルの人格とは違う別人格になることもできますが、どのような人格にせよ、ネットにおいてその人が存在するということに私たちは意義を見出しているのではないかと思うのです。そのためにSNSなどで情報を発信するのではないか、少なくとも私はそういった想いで情報を発信していると思います。だからこそ、その情報にネットとしての自分の考えや想いを乗せて発信していると思います。

 このように考えていくと、結局の所、情報化社会というのは「情報」とどのように向き合うのかということなのかもしれません。情報を入手する、情報を発信する、今の時代に即した考え方を組み入れて、その人なりの方法で情報と向かい合うことからこれからの時代には必要な事なのかもしれませんね。

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