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第358回 ライブを見て感じたこと

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 こんにちは、キャリアコンサルタント高橋です。

 先日、子どものダンスライブを見学しに行きました。といってもうちの子はまだ小学生なのですが、それでも結構本格的なライブハウスでやっていました。私自身もうライブハウスに通わなくなって数十年以上になりますが、久しぶりに通ったライブハウスはなかなか良かったです♪

 そこで、子どもたちが大人顔負けのダンスを披露していたのですが、そのときちょっと思うことがありました。今回はそのことについて書きます。

■ダンスライブの状況

 うちの子はまだ小学生なので、本格的なライブハウスでダンスパフォーマンスを披露するとは思っていませんでした。しかし、今回ライブハウスで踊るってことになり、どんな踊りをするのか、正直興味津々でした。

 当日、ライブハウスは人でごった返していました。ライブハウスに入ったとき、カオスな状況に面食らってしまいました。それでも、昔の感覚が少しずつ戻って来て、私自身は少しずつテンションが上がって来て楽しくなってきました。

 そんな中、ショーケース(ダンスステージのこと)が始まりました。見ていると小学生から大人まで、男女問わず皆さん熱心にダンスをされています。それほど大きなライブハウスではなかったのでダンサーと観客との距離感がかなり近かったのですが、その分、ダンサーの熱気がこちらまで伝わって来るようでした。

 そうしているうちに、うちの子どものダンスが始まりました。薄暗いステージから一転してスポットライトが照らされ、子どもたちが一心不乱にダンスを踊っています。ダンスの詳しいことは分かりませんが、どうやら結構難易度の高いダンスを踊っているようで、周りからの掛け声や声援が大きくなっていました。それに呼応するように子どもたちのダンスも熱を帯びてきます。そうして、最後のキメのポーズでダンスが終了すると、割れんばかりの拍手がライブハウスを包みました。

 正直、ここまでやるとは思ってなかったので、私自身面喰らってしまいました。。。

■環境が人を育てる

 そのときの私の率直な印象は「すげぇな、こいつら」でした。子どもだと思って少し侮った見方をしていたのもあると思います。ちょうどそれが良い意味で裏切られた感じでした。勿論、子どもたちは子どもたちでかなりの練習をしたのでしょう。その努力の成果ではあると思うのですが、このとき、私はもう一つのことを感じました。それは、

このライブハウスだったから、このパフォーマンスができたのではないか?

ということです。

 あのライブハウス、あの観客、あの熱気、これらが合わさったからこそ、子どもたちのパフォーマンスのレベルが上がったような気がしたのです。言うなれば「環境が人を育てた」です。本格的な環境で踊ったからこそ、人を惹きつけるダンスに繋がったのではないかと思いました。

 だとすれば、私たちが自分の能力を発揮するためには、本格的な環境に私たちの身を置くことが有効なのかもしれません。本格的な環境に身を置くのは、正直大変なことがたくさんあると思います。しかし、それらを受け入れ、乗り越えられたとき、そこには今までの自分では発揮できなかった新たな能力を得ることができるのではないかと思いました。

 そんな訳で、私もこれからはいろんな環境に身を置いてやっていきたいと思っています。その成果はこのコラムで発表させてもらいますね。

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