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第267回 子どもの学校で講演させていただきました

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 こんにちは、キャリアコンサルタント高橋です。

 先日、子どもの通う小学校で父兄参観がありました。その日は授業参観の他、PTA主催の講演会があったのですが、そこで講演させていただくことになりました。今回はそのお話を書きたいと思います。

■子育てする親の悩み

 話の発端は、去年嫁が小学校のPTAの役職を担当していたときのことです。何かの会合でたまたま私の話題が出たそうで、それが他のPTAの方々の耳に入ったのだそうです。ちょうどその時、講演会の講師を探していたそうで、コーチングに関する講演をしてもらえないかとの話をいただきました。

 そこで、一度小学校に伺い、校長先生やPTAの方々といろんな話をさせていただき、ご父兄の方々が何を求められているか、どういったことを知りたいかといったお話を伺いました。私にも子どもがおりますが、親の悩みの1つは子どもが親のいうことを聞かないことだと思います。勿論、子どもには子どものいい分はあるのですが、親の立場からすれば何度いってもいうことを聞かなければ叱りたくもなります。しかし、どの親も叱ることが好きな親なんていません。叱った後に自己嫌悪に陥ったりします。こういったことから、どう子どもと接すればよいのか、それをコーチングの視点で講演させていただくことになりました。

■子育てコーチング術を講演!

 コーチングを子育てに活かす考え方は昔からあります。一般的には「子育てコーチング」などと呼ばれてたりするのですが、今回はそこに私の経験談なども盛り込み、約60分の時間でスケジューリングさせてもらいました。

 講演自体は何度もさせてもらっていますし、普段から人前で話す仕事をしていますから、普段であれば人前であがることはありません。しかし、今回は自分の子どもが通う小学校での講演です。そして、何より講演を聴講されるのは普段から近所づきあいさせていただいている方ばかりです。変な緊張感の中、約1時間の講演がスタートしました。

 講演の内容は子育てに必要な考え方を7つの習慣になぞらえて紹介し、具体的なコーチングの方法をいくつかご紹介しました。お陰様で講演自体は滞りなく終わることができました。

 ただ、講演が終わってから気がついたのですが、講演の内容が腹落ちされていない方がおられるように感じました。今回は子育てに困っている親御さん向けに、コーチングを使った子育て法をご紹介させてもらったつもりでした。しかし、後から感じたのですが、その内容がノウハウに偏っていたようで、少し難しく感じられた方がおられたようにいたように思いました。

 ひょっとしたら、聴講された方はもう少し親の悩みに寄り添った話や、親の意識を変えるようなマインドに寄せた内容が聴きたかったのかもしれません。このような講演になってしまったのは、私が普段から研修などでノウハウを提供しており、講演をその延長線上に考えていたからかもしれません。講演には講演の目的がある訳で、もう少し話すネタを吟味すべきだったと思います。。。もし、次の機会があれば、ぜひリベンジさせていただきます!

■目標が1つ叶いました!

 私がキャリコンの仕事を始めたときにいくつかの目標を立てたのですが、そのうちの1つが「子どものいる学校で講演をする」でした。講演自体はたくさんの方がなさっていますが、自分の子どものいる学校で講演をされている方はなかなかおられないのではないかと思います。自分の仕事が子どもの学校の役に立つ、また、子どもからすれば親が講演をすることで、親の仕事を身近に感じることができる、そういったキャリアを築きたいとずっと思っていました。

 今回、子どもの小学校で講演をさせていただいたことでその目標が1つ叶いました。講演の内容はもっとブラッシュアップする必要があると思いますが、これからも私のできることで、子どもの学校のお役に立ちたいと思っています。

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