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第185回 力でねじ伏せる

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 こんにちは、キャリア・コンサルタント高橋です。

 なにかコラムのネタがないかなといろいろなサイトを巡っていると、エンジニアライフの超絶美人敏腕編集者Sさんインタビュー記事にたどり着きました。内容を読ませていただくと私自身にあてはまることもあってとても共感しました。その中で私の心をつかんで離さないあるキーワードがありあしたので、今回はこの話で行きたいと思います。

■「力でねじ伏せる」

 最初、この言葉をみたとき、思わず二度見してしまいました。インタビューで「力でねじ伏せる」という単語が出てくることにも驚きですが、それ以上に内容を読ませてもらって納得。「すげぇ…、さすが超絶美人敏腕編…(ry さんや…」 思わすつぶやいてしまいました。

 詳しい内容はネタバレになりますのでここでは割愛しますが、超絶美人敏…(ry さんは世紀末によくある暴力ですべて支配するようなことや権力をかざして圧力をかけるようなことをされていたのではありません。編集者さんの立場でできることを考え、編集者さんの立場ででき得ることを全力でされているように私には感じました。それが人としての信頼を生み、多くのブロガーさんが超絶美…(ry さんの下で記事を書かれるようになったのだと思います。そうして、彼女は世紀末覇者ならぬ「ばんちょ~」の称号を得られたようです(後半は勝手に推測)。

■信頼を勝ち得る方法

 実は私も仕事をする上で同じようなことを日々考えています。超絶さんもインタビューの中で仰っていますが、仕事をする上で相手との信頼関係を築くには「圧倒的な力」をみせつけるのが一番早いと思います。その圧倒的な力とは、相手が自分と同じ土俵に立ったときに相手に「越えられない壁」をみせつけられるほどの力の差のことです。端的にいえば、相手に「なにこの人、すげぇ…」と心の底から思わせるだけの振る舞いです。

 しかし、それは才能でなくてもよいと思っています。むしろ「力でねじ伏せる」ことを才能だけでやっている人を私はみたことがありません。私が思う「力でねじ伏せる」行為、それは努力を源にしています。人より何倍も努力して、人の何倍も苦労をして、初めて人から「すげぇ」といわれるまでになります。「すげぇ」といってしまう人は相手の努力が分かるのだと思います。だからこそ、その人のことを心の底から信頼するのだと思います。

 そして、この努力からくる「力でねじ伏せる」ことをしている人はどの業界にもおられます。しかし、これらの人の多くはその努力を語ろうとしません。以前、ある著名な方に努力していることを人に伝えないのかと聞いたことがあります。そうすると、その人は「かっこわるいからイヤ」とそっけなく答えられました。その人にとって努力していることを嬉々として話す行為は格好悪いのだそうです。ITエンジニアの時分に2日ほど徹夜をして仕事をしたとき、周りの人に「もう、40時間も寝てないんだわぁ…、ふぅ」と得意げに語っていた自分とは大違いです。。。

■その力は誰にでもある

 私は、この「圧倒的な力」は誰にでもあると思います。しかし、その力を引き出すためには努力が必要です。そして努力を引き出すためには、どれだけその仕事に対して本気になれるか? ではないかと思うのです。私がこれまでお会いしてきた「圧倒的な力」をもつ人はどの人も本気でした。真顔でこっぱずかしいことを平気で語れるほどの本気さをもっておられました。それが私にはとても格好いいと感じました。そして、その中に超絶さんも含まれていることを、改めてこのインタビュー記事で気づきました。

 超絶さん、めっちゃカッコイイですよっ!

Comment(2)

コメント

こんにちは「超絶」です(食パンみたいだな)
盛大にお褒めいただき、ありがとうございます

> 私がこれまでお会いしてきた「圧倒的な力」をもつ人はどの人も本気でした。真顔でこっぱずかしいことを平気で語れるほどの本気さをもっておられました

はい、私はまさにコレです。先日も「アタシ、一人の本気がみんなを変えるって信じてるんだよねー」とエラソーに語ったことを思い出しました(今ごろ恥ずかしい)。

高橋さんがコラムをコツコツと書き続けているのも、素敵な「力」だと思います。これからも「力」を発揮し続けてくださいねん。見守ってます!

超絶さん、

コメントありがとうございます。

超絶さんのコメントを拝見して思い出したのですが、私も同じようなことを身近な人にいっている節がありました。

「自分がやっていることは、必ず次に続く誰かの道標になるって信じてるから」

こんなことをシラフでいってましたので、冷静に考えると顔面から火が出るくい恥ずかしいことをやってました。。。

でも、そういうことを普段からいっていると周りもそのような目でみてもらえるようになるので、結局そこに甘えて好きなことをいわせてもらっているのかもしれませんね。ありがたいことですw

私にどれだけの「力」があるか分かりませんが、これからもコラムを書かせていただきますね♪

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