地方エンジニアが感じる地方・中小企業での悩み

変化がないと感じたら

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 私の個人的な状況ですが、ここ半年以上は色々な物事が絡み合い、情報のインプットがほとんどできていませんでした。そうなってみて気づいたことがあるのですが、情報をインプットしていないと世の中が何も進展していないと感じてしまうのです。これまで色々な情報を目にして触れてみて、はじめて多くのことに気づけていたのですが、インプットがうまくできていないと何も変化がないと勘違いしてしまい、頭ではそんなことはないとわかっていても、IT の世界ですら動きがないものと錯覚してしまいます。

 錯覚と書いたように、当然世の中は常に目まぐるしく動いており、自分が身に着けている知識や技術は徐々に古くなっていくものです。多くの物事を目にしているのであれば、自分が知っていることは古くなった、と感じることもあります。ですが、インプットをおろそかにしている時はそれを感じないのです。これは非常に問題です。

 人によっては、自分が知っているものはこれまでの経験に基づいた最適なものだ、と考えてしまい他の考え方や方法を敬遠することがあります。インプットをおろそかにするのは、それに近い状況を生み出すことになります。自分自身がそうなってみて初めて理解できたのですが、この状況の怖いところは自分が新しい技術や方法に対して、全く疎遠なスタンスをとっているわけではなく、むしろ一部の人よりは意識している方だ、と勘違いしたままになることです。実際には全くと言っていいほど、以前のように新しい話題に触れることができていないので、下手をすると周回遅れにもなっている状態ですが、そこはなかなか気づけません。

 特に今は在宅勤務をはじめ、他人と関わることがかなり減っているご時世です。他人と話したり、作業の内容を見ることで感じられたことも、今では非常に感じることが難しくなっています。この状況では、ますます自分で気づくことは難しいでしょう。

 私の場合はある時期に忙しくなり、SNS から離れたことがさらに悪い状況を加速させていました。今だからわかるのですが、SNS は不特定多数の言葉を見やすくさせるプラットフォームです。仕事だけでは関わり合いを持てなくとも、SNS を見ればまだ多少の刺激を得ることも可能です。ですが、この一度離れた状況の悪い点はもう一つありました。ブログなどもそうなのですが、一度習慣になっていたものをやめた場合、以前と同じように戻るのは至難の業だという事です。一度見なくなった SNS に戻るのも、同じように大変難しいと感じています。

 それでも少しずつ勘を取り戻していかなければ、今の状況から抜け出すことは難しいでしょう。同じことをやっていて何か変化を起こすことは、ほぼほぼ不可能です。それであるならば、今やっていないことをやることが一番の近道になります。私の場合は、それが以前行っていた SNS に戻る、ということなのです。

 もちろん SNS なので、有用な情報だけではなく見ているだけでイライラするようなものもあります。しかしそういったプラスマイナス併せ持っているからこそ、自分にはプラスの影響も大きく発生するのだと考えています。そこは自分がどのように付き合っていくか、という問題でしかありません。考え方ひとつでいかようにでもなります。

 このように感じていたこともあり、自分の動き方を少しずつ変えていこうと思っています。変化を感じられない状況は非常に問題だ、そしてその状況はインプットをしっかり行えれば回避可能、この二つを忘れずに少しずつ元に戻していこうと思います。仕事だけやっていると本当に感じませんので、次はそのような状態に陥らないようにしていきたいものです。

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