地方エンジニアが感じる地方・中小企業での悩み

また新しい一年がやってくる

»

 ここ最近も同じような書き出しがあったようにも思いますが、気が付くと年を越そうとしているわけです。今年一年を振り返ってみると業界だけではなく世界が一変した年になったと感じます。リモートワークもまだまだ先の話と思っていたのですが、今では至って普通です。怪我の功名とでもいうべきか、今回のような大きな出来事がなければ、ここまで業界全体にリモートワークが広がることはなかったでしょう。実際に行っている業務としては、特に大きく変化はなかったことは IT 業界だからこそと言えるのでしょうが、数多くの企業がリモートワークを認めるようになったのは非常に大きな出来事です。

 私が勤務している企業は、どちらかといわずともガチガチに堅い風土だったのですが、ゴールデンウイーク前から一気にリモートワークを開始しました。内部的には色々とあったのですが、現在のようにリモートでやりくりできるようになっています。正直に言って、自社がこのようにリモートワークを主体とするようになるとは、全く思えていませんでというか、むしろどこまでも通常業務で貫き通すと考えていました。いい意味で予想を裏切ってくれた形です。現在は、必要最低限の人数のみ出社した形で運営しています。

 このように大きく変化があった一年を見て、あと数日後に控える新年ではどのようなことをやっていこうかと考えたりします。その中でも、今年一年は本当にアウトプット量が減ったというか、これまでであれば何かしらコミュニティに参加してアウトプットやインプットを行っていたので、すべてオンラインに切り替わったこともあり以前と同じようにはできていないことがあります。切り替わったなら切り替わった形に合わせて、自分も変わっていけばよかったのですがここはなかなかうまくできていません。来年からは今まで以上に変化が激しくなることも予想できますので、このあたりはしっかりとしていきたいところです。

 インフラの重要性も、オンラインに切り替わって痛感したことの一つです。2年前に北海道は数日間停電に見舞われたこともあり、日ごろ利用しているインフラの重要さはわかっていたつもりですが、今年は今まで以上に重要さを味わいました。ネット回線から宅内での電源配線、PC作業を行う環境など日常を支える部分を見直したくなった人も多いのではないでしょうか。本格的に行うには諸事情とぶつかり合う点も多く、そうそう簡単に行えるものでもないのですが少しずつ改善させていきたいと考えるようになりました。

 あとはオンラインで動画や配信を行う機会が増えたので、もっと面白い動画や配信を行えるようになりたいと考えるようになりました。日ごろ Youtube や Twitch、ニコ生などで見かける配信や動画を見ていると、技術系で面白いと思えるものはどのような形なのかまだまだ方向性すら見えていませんが、試行錯誤してやっていきたいものです。もともとこういった方面のセンスがよろしくないこともあるので、多くの配信や動画を見て自分ができる事を増やしていきたいと思います。

 思うがままにこれまでとこれからを書き綴ってみましたが、毎年思うこともあります。今年以上の一年になるようにやれることをやる、これだけはいつになろうと、自分がいくつになろうと変わらないのだなと改めて感じた次第です。皆さんはどのような気持ちで新しい年を迎えるのでしょうか。

Comment(0)

コメント

コメントを投稿する