町工場から大企業、そして派遣社員も経験した現役派遣社員の壮絶体験

現場研修編!その3

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本〇技研創業者の〇田宗一郎氏、この方は本〇技研の前進であるアー〇商会時代、社長でありながらも自ら現場の最前線に立って従業員たちと徹夜しながら研究に没頭していました。そのときのみんなの楽しみが夜食で出されるうどん。食堂はたちまち行列になる。宗一郎氏も行列の中に並んでいると従業員たちが前に並ぶように順番をいつも譲ってくれたそうなのですが、宗一郎氏は絶対に甘えることなく順番通りに並んでみんなと夜食を共にしていたそうです。

一流のエンジニアは人間も一流ということですね。話が反れたがちなみに私が居た職場の食堂は横入り、割り込みなど当たり前でした。しかしメニューは豊富で麺類、丼物、カレー、定食などが夜も食べれるのだ。そんな生活パターンが3週間くらい続いた頃、体重が8kg減っていた。元々、ずんぐり体系だったので、なんか嬉しかったんですよね。夜勤に行く前に腹いっぱい食べて、夜勤の昼休みに天カスたっぷりのうどんを食べて、そして朝帰って腹いっぱい食って寝る。こんな生活でも痩せてしまうんだからそれは辛かったです。仕事や環境に慣れていないというのも多少はあると思うんですけどね。

そして夜勤でも土曜出勤、これがまたきつい。土曜の夜から日曜の朝まで仕事して、帰って寝て、昼か夕方くらいに起きて、ぼーっとしてるうちにすぐ夜になる。昼間寝ているので夜はあまり寝つけず、そして朝になりそのまま出勤。体調など整うわけがない。そして早くも新入社員の中で脱落者が出た。数名が本配属になるまえに辞めてしまったのだ。その中に面接のときに仲良くなった係長の息子も居た。元々製造職で入社した新入社員も数名辞めてしまったということを同僚たちから聞いた。、自分にしてみれば辞めていった人たちの気持ちもわからないでもない。そんなにきついのか?と思うかもしれないのだが、どれほどきついかはトイレに入ってわかった。何故トイレかというと、職場のあちこちにあるトイレの中は落書きだらけなのだ。

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