町工場から大企業、そして派遣社員も経験した現役派遣社員の壮絶体験

現場研修編!その2

»

そんな最中でも使用中の大のトイレの中からは「ブォ~~~~!」などと豪快な屁の音が聞こえてくる。ただでさえトイレは匂いで充満しているのに更に屁で追い打ちをかけられる。その一方で小をたしている人たちは「カァ~~~ペッ!」って、小を足しながら便器に痰を吐いている。中にはくわえタバコで小をたしている人もいる。この頃はまだ電車の中やコンビニ内でも普通にタバコが吸えた時代でしたからね。私はこのような環境に最初は耐えられず、息をとめて用を足していた。そしてトイレから出た瞬間に「ハァ~ハア~」と呼吸をするのだ。しかし人間は慣れる生き物。気が付けばそのような環境でも平気で用をたすようになっていた。

そして、明日は土曜日だ!と思ったらいきなりの休日出勤。本人の意思に関係なくすでに勤務表に組み込まれていたのだ。しかも残業時間まで。毎日1時間の残業が組み込まれている。更にここの職場は二交代なので夜勤もあるのだ。一週間交代で夜勤、日勤を繰り返す。自分は夜勤は経験がなかったし、夜中ぶっ通し起きてたことなどなかったので夜に仕事をするっていうのが何故かワクワクしていた。そして夜勤、20時~6時まで。これがきつい!夜に仕事をするってことがこんなにきついとは思わなかった。夜の工事中のガードマンの誘導に少しでも腹を立てていた自分が情けないと、今になって思うんだよね。ほんとに凄いって今になって思う。

そして夜勤中の唯一の楽しみと言えば食事。会社が大きいので夜中も食堂が営業しているのだ。そこでうどんを注文し、天カスを好きなだけ入れる。昼勤務のときは人が多いので天カスは自由に入れてはいけないことになっているのだ。でも夜勤だと天カスが自由に入れて良いのだ。これが楽しみであった。夜中に食べるうどんて本当に美味い。しかもほとんどの人が二杯食べている。中には自前でおにぎりを持ってきてうどんと一緒に食べている人たちもいましたね。そして、うどんと言えば、私が尊敬しているエンジニアの〇田宗一郎氏を思い出します。

Comment(0)

コメント

コメントを投稿する