ordinary -何てことない- 普通のエンジニアが書くコラム。

最近嬉しかったこと ーがんばったことを労ってもらった話

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みなさま、おはようございます、Kyonです。

最近、ちょっと嬉しかった出来事があったので、書かせてください。

ヘアサロンでの会話

この1年間ぐらいは同じヘアサロンに通っていて、初めて髪を染めてもらったところです。口コミを読んで「このスタイリストさんにやってもらいたい」と感じたので、初回から今まで同じスタイリストさん(以降、Aさんとします)にカット・カラーをしてもらっています。

Aさんは私よりもたぶん7~8歳は年下で、クールビューティー的な、でも親しみやすい感じの方です。施術中の会話の頻度や感覚がちょうど良くて、いつもヘアスタイルの話やお休みに何をしていたか、最近始めたこと等、いろいろな話をさせてもらってて、それも行く楽しみの1つだったりします。他愛のない話だけでなく、美容師さんの仕事や資格についても話してくださったりして、私も大学院のリカレント教育プログラムの話やキャリコンの勉強についても話したりしています。

めっちゃがんばりはったんやと思います!

年明けてちょっとしてから、カットとカラーをしに行った時、Aさんにキャリコンの試験結果(学科:合格、実技:不合格)を報告しました。

私:先日話してた資格の結果が出て、学科は合格したんやけど、実技は不合格やったんですよ。
Aさん:結果出たんですね!学科合格おめでとうございますー!実技、残念でしたね。えーでも、〇〇さん(私の名字)、絶対合格しはると思ってました。
私:ありがとうございます。学科も言うてもギリギリで。実技は、自分でも引くぐらい緊張したんですよ(笑)
Aさん:そうなんですね。〇〇さん(私の名字)が緊張しはるなんて、独特の空気感やったんですかね。私担当してるお客さんでも働きながら資格の勉強してはる人たくさんいらっしゃいますけど、〇〇さん(私の名字)が1番勉強してはったと思いますよ。いや勉強してはった現場を見たわけじゃないけど、めっちゃがんばりはったんやと思います!

・・・とまぁこんな会話をしました。3月にリベンジすると話すと、Aさんは「前回は相性良くなかっただけ、次回は絶対合格できますよ!」と言ってくださりました。

純粋に嬉しかった

ヘアカットとかカラーしてもらってる間なので、そんなにめちゃくちゃ深い話ができるほどでもないし、◯時間勉強したなんて話もしてなかったんですけど。

だけどそんな会話の中から、Aさんが「いろいろ見てきた中で1番勉強しているように見えた」とか「めっちゃがんばってたと思う」って言ってくれはって、自分の中でもしみじみと「私、がんばって勉強してたんやなぁ」と感じることができて、純粋に嬉しかったです。

3月の試験まで頑張ろうと思えたと同時に、ますますAさんに担当してもらいたいなと感じました。

コンプリメントや労いってこういうことだ

キャリアコンサルタントの勉強の中で、面談の時に「コンプリメント(称賛)」「労う(ねぎらう)」という技法が出てきます。クライエントさんと関係構築をする上でとても大切な技法の1つとされます。クライエントさんが評価してほしいことを言葉にして返す技法だと私は捉えています。

例:家事・子育てをしつつフルタイムで働いているクライエントに対して
「家事や育児しながら、フルタイムで働かれているんですね」

こういう感じで、フルタイムで働いて家事をするだけでも結構大変なはずなのに、そこに子育てもされているんだ。その点についてクライエントさんはアタリマエと感じているかもしれないけど、コンプリメントや労うポイントだろうと考えて、「すごい」と言葉にせず、繰り返すことでコンプリメントや労うことに繋げています。

普段の会話からコンプリメント・労っていこう

キャリアコンサルタントの技法に結びつけてみましたが、これってキャリアコンサルタントでなくても、普段の会話(上述のAさんの話)でも使うと、もっとより良い関係構築ができそうだと感じました。それに、自分が嬉しかったので、がんばってる人にどんどんコンプリメント・労っていきたいと思いました。

普段の会話の中から「コンプリメントや労えそうなところは無いかな」という視点で相手を見るように心がければ、何か見えてくるかもしれません。逆に言うと、視点を持って見ないと、見過ごしてしまう可能性が高いです。仕事の時だと、特に見えにくいのが私の実感です。上司や後輩たちを観察して見つける練習中です。

自分が見つけやすい相手から、ちょっとずつ自分のコンプリメント&労いアンテナを研ぎ澄ませていきたいですね。

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