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AWS Certified AI Practitioner試験、受けてきました

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みなさま、おはようございます。Kyonです。

こちら大阪でもそれなりに寒い日が続きまして、そろそろ本格的に冬眠システムを考えたい今日この頃です。もっと寒い地域があるのも分かってるし、それに比べたら「舐めてんの?」と言われそうなのも分かっているのですが、私にとっては寒いのです。

ブームのお白湯を飲みながら、今月もやっていきましょう。今日は、AWSの試験を受けてきたので、資格の受験記です。

AWS Certified AI Practitioner試験とは

詳しいことは公式サイトのAWS Certified AI Practitionerのページを読んでいただくことにして、ざっくりとした説明を書いておきます。

対象者は「AWS の AI/ML テクノロジーを使用するソリューションを熟知してはいるが、必ずしも構築するわけではないという個人」とされており、AIやML、生成AIに関する基礎知識とAWSのテクノロジーについて問われている印象を受けました。

ただ、カテゴリー:FoundationalというAWS認定では一番下のカテゴリーですが、前回のCloud Practitionerよりは難易度高めに感じられました。それは私がAI周りの知識が薄いせいだと思います。なので、「AIに関してあんまり知らないなー」とか「AI使ってはいるけど、技術とか仕組みとか分かってないなー」という方は、AI周りの知識を固めるところから始めてみることをオススメします。

受検のきっかけ

完全に会社指示です。前回のCloud Practitionerと同じなので、引用しておきます。

ここ2~3年、私がいる会社の組織横断で、エンジニアのスキルに関していろいろな企画がされていて、その中にAWSクラウドのスキルアップというものがあります。業務でクラウドを使用する部署は私含めてそう多くはないんですが、クラウドを基礎知識として持っていてほしいというのがあるそうです。

そんな中で、今回はAWS社の研修と受験費用を会社から出してもらっての受検となりました。

試験結果

703点で合格しました!

スケーリングスコアは100~1,000点で、合格に必要なのは700点ということで、超ギリギリ。。。

どうやってもなんか身に付かないというか覚えられない範囲があったので、その範囲をごっそり落とした気がします。とはいえ、合格できてよかった。

これから受検される方はなるべく苦手分野は潰しておきましょう。

勉強した期間

まず、AWS社から提供された研修1件を受講したのは、10月でした。この研修を受講しただけでは、自分の理解力や記憶力として試験範囲をカバーしきれてはいなかったです。なので、この後からは自己学習をし始めました。

自己学習をしていたのは11~翌1月です。平日休日ともに1~2時間程度取り組んでいました。体感的には、もうちょっと詰めて勉強できたかなと思います。

試験対策で取り組んだこと

大きく3点です。

1点目は上述の研修

『Developing Generative AI Applications on AWS』を受講しました。

たぶん有料(要確認です)なので、気軽にとは言えないですが、受講して良かったです。講師により、分かりにくい用語を噛み砕いて説明していただけて、理解しやすかったです。

2点目は書籍での学習

今回の試験は2024年10月にリリースされたばかりなので、本試験対策の書籍はほぼ無い状態でした。

ベータ版での受験体験談の記事やブログをいくつか参考にさせてもらうと、AI周りの基礎知識を補うために『深層学習教科書 ディープラーニング G検定(ジェネラリスト)公式テキスト 第3版』をおすすめされていたので、参考図書として使用しました。

上記の書籍について、私の所感は「自分の理解レベルには合っていなかった、難しすぎた」です。G検定を勉強しようとしているレベル感なら、理解しやすかったのかもしれません。私はG検定を受ける予定も無く初見状態だったので、もっと基礎から噛み砕いた書籍が合っていたんじゃないかなと感じました。

理解できない用語やサービス、考え方が出てきたら、ネットでいくつか調べていました。噛み砕いて説明されているブログや技術記事を公開されている方もいらっしゃるので、自分なりにしっくり来る説明を探すのもアリです。

3点目はオンラインコンテンツでの学習

1つ目は、Udemyの『AIF-C01 / AWS Certified AI Practitioner 対策テスト4回+補足問題』を利用しました。いろんな受験記で紹介されているコンテンツです。

1回65問✕4回分と知識補足問題が2回分用意されております。テストモードが「演習モード」と「試験モード」があり、「演習モード」だと1問解くごとに正答+解説が表示されるモードで、「試験モード」だと全部解いてから正答+解説が表示されるモードです。65問もあるので、「試験モード」で最後まで待つというよりは、「演習モード」で1問ずつ正答+解説を確認する方が多かったです。これは好みですね。

1周目は50%あたり、2周目で60~70%、3~4周目で80~90%に到達する感じなのは前回同様。注意した点は、問題と正答のセットを覚えないようにすることも同様。

書籍学習派なので、今回は書籍が無い分、間違えた問題や知らなかった用語・サービスは自分でノートにメモを書いて、覚えようとしました。最初は青色のペンで書いて、2回目に見た時に青色の下線を引いて、3回目は黄色の蛍光ペンでなぞり、4回目は赤色のペンで囲む、みたいな感じで、なかなか覚えられないところの可視化も同時進行で。

また、間違えた問題だけNotionに問題文のスクリーンショットと正答と解説をまとめるというのも前回同様にやっていましたが、これは途中で辞めました。ノートにメモるのと重複してきたので。

2つ目は、AWS社が提供している『Exam Prep Official Practice Question Set: AWS Certified AI Practitioner (AIF-C01 - 日本語)』です。20問だけですが、公式が出している問題なので、理解度チェックに使いました。

前回は、AWS社が提供しているAWS Cloud Questも利用したのですが、今回は使用しませんでした。ゲーム感覚なのは良かったんですが、今回はそこまで時間を使ってられないかなと思ったので。

受験した所感

ベータ版の受験者の体験記を読むと「Foundationカテゴリーだけど、難易度は高め」と書かれている方もいて、確かにそうかもしれないと感じました。

勉強していても、前回のCloud Practitionerよりは難しく感じました。AIの仕組みというのが複雑だったりするのかもしれませんね。

生成AIはちょっと使うレベルだったので、どういう仕組みや考え方、技術が詰め込まれているのかが分かって、良かったです。

AWS Certified AI Practitioner試験、受けてきました

今回も会社の指示での受検でしたが、自分だったら受けようと思わない資格なので、こういう機会をしっかり活かしていこうと改めて感じました。

次は、久しぶりにTOEICを受けようかなと思っています。合否が分かる試験が続いて疲れちゃったというのと、海外子会社とのやり取りの英文をたまに読むことや英字の技術記事を読むことも増えつつあるためです。

4~5年前に受けて以来なので、まずはPart6、Part7の長めの英文を寝ずに読めるように頑張りたいと思います!

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