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AWS Certified Cloud Practitioner試験、受けてきました

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みなさま、おはようございます。Kyonです。

気づいたら10月。9月はコラム公開せずに終わってしまいました。。。あーあ。

気を取り直して、今月もやっていきましょう。今日は、AWSの試験を受けてきたので、資格の受験記です。

AWS Certified Cloud Practitioner試験とは

詳しいことは公式サイトのAWS Certified Cloud Practitionerのページを読んでいただくことにして、ざっくりとした説明を書いておきます。

対象者は、AWSの初心者やAWS経験無しor少なめの人とされています。なので、試験範囲はAWSクラウド全般・AWSサービス全般で、全体的に分かってるかどうかを問われているように感じました。

2024年10月現在提供されているバージョンは、CLF-C02です。これから受検を考えられている方は、C02と書かれている書籍やコンテンツを参照くださいね。

受検のきっかけ

完全に会社指示です。

ここ2~3年、私がいる会社の組織横断で、エンジニアのスキルに関していろいろな企画がされていて、その中にAWSクラウドのスキルアップというものがあります。業務でクラウドを使用する部署は私含めてそう多くはないんですが、クラウドを基礎知識として持っていてほしいというのがあるそうです。

そんな中で、今回はAWS社の研修と受験費用を会社から出してもらっての受検となりました。

試験結果

764点で合格しました!

スケーリングスコアは100~1,000点で、合格に必要なのは700点ということで、ちょっと上振れして合格できたという感じでしょうか。セクションごとの正答率等は提示されないので、試験結果の振り返りができないのが、モヤモヤポイントですが、そういう仕様なので仕方ないですね。

他の受験された方のブログや記事、受験記を読んでも、700点台が多い気がして、ちょっと不思議だったりします。

勉強した期間

まず、AWS社から提供された研修2件を受講したのは、6~7月でした。この研修を受講しただけでは、自分の理解力や記憶力として試験範囲をカバーしきれてはいなかったです。なので、この後からは自己学習をし始めました。

自己学習をしていたのは8~9月です。平日休日ともに1~2時間程度取り組んでいましたね。もっと詰めた時間を勉強に当てられる人なら、1ヶ月ぐらいになると思います。

試験対策で取り組んだこと

大きく3点です。

1点目は上述の研修

『AWS Technical Essentials』『AWS Cloud Practitioner Essentials Day』を受講しました。

たぶん有料(要確認です)なので、気軽にとは言えないですが、個人的には後者の『AWS Cloud Practitioner Essentials』が、自分がよく分かっていなかったところを取り扱っていて、受講して良かったなと感じました。

2点目は書籍での学習

クラウドは日々進化しているので、書籍では情報が古い可能性がありますが、Webページだと情報が記憶に定着しにくいタイプなので、書籍をテキスト代わりに使用しました。

私が使用したのは『AWS認定資格試験テキスト AWS認定 クラウドプラクティショナー 改訂第3版』です。2024年6月段階で最も新しかったので。

学習方法としては、まず1週間でざっと目を通す。その後はひたすら書籍の練習問題や、後述のUdemyの模擬問題を解きながら、知識定着を図っていました。問題を解いて、覚えていなかったところは目立つようにマークしたり、書籍では足りない情報を書籍に書き込んで、テキスト兼辞書として使用しました

3点目はオンラインコンテンツでの学習

1つ目は、Udemyの『【CLF-C02版】この問題だけで合格可能!AWS認定クラウドプラクティショナー 模擬試験問題週(6回分390問)』を利用しました。いろんな受験記で紹介されているコンテンツです。

1回65問が6回分あるのですが、私は基本レベル①②と本番レベル①の3回分だけ解きました。本番レベルは私は難しく感じてしまったので、3回分を定着させるためという理由です。

1周目はなんとか50%取れて、2周目で60~70%、3~4周目で80~90%に到達する感じでした。注意した点は、問題と正答のセットを覚えないようにすることです。毎回問題文をイチから追って読むようにしたり、2周目以降は選択肢を見ずに正答を思い浮かべたり、「この選択肢のどこが合致しないか」「この選択肢はどのサービスのことを言おうとしているのか」を考えたりするようにしました。また、間違えた問題だけNotionに問題文のスクリーンショットと正答と解説をまとめていました。時間が無い時やちょっと手が空く時間にスマホでNotionを開いて問題練習をしていました。

2つ目は、AWS社が提供している『AWS Certified Cloud Practitioner 公式練習問題集』です。20問だけですが、公式が出している問題なので、理解度チェックに使いました。

3つ目は、AWS社が提供している『AWS Cloud Quest: Cloud Practitioner』です。RPG形式でゲームをしながら、AWSのクラウドスキルを身につけるというものです。模擬試験に飽きた時等の気分転換にプレイしていました。街中を歩いていると市長に声をかけられて「○○のデータを収集して、市民に提供するサービスを作れる人を探しているんだ」と言われて取り組むみたいな、おつかいクエストをこなすイメージです。簡単なクイズを解くようなイベントもあって、面白かったです。

受験した所感

全体的に、我ながらしっかり準備して取り組むことができて、資格試験合格だけでなく、スキルを獲得できた気がしました。AWS認定の中でプラクティショナーは初心者向けということもあり、サービスや考え方を暗記してなんぼみたいなところがありますが、詰め込んで暗記して終わりという感じにはならなかった印象です。

また、キャリアコンサルタント試験の勉強から、自分なりの資格の勉強のスタイルができてきたように感じました。基本はアナログとデジタルのハイブリッドが適しているようです。今回初めてNotionに間違えた問題をまとめるという手法を採用しましたが、有効だった思います。

それと、数年前にまだ日本語情報が少ない状態でGCPの勉強に挫折してしまったり、昨年ソリューションアーキテクトを落としてしまったりして、クラウドに苦手意識が芽生えていました。でも、今回基礎的な認定とはいえ合格できたことで、「そんなに苦手意識持たなくてもいいかも」と感じることができたのは、大きな収穫でした。

AWS Certified Cloud Practitioner試験、受けてきました

今回は会社の指示での受検でしたが、無事合格できてよかったなということと、苦手意識が払拭できたり、学習スタイルが作れたりと、資格試験以外にも収穫が多かったです。

初歩の内容なので、クラウドに興味がある・クラウドのスキルを身に着けたいという方、受験してみてはいかがでしょうか。

また、こちらを読んでくださっている方の中で、最近こんな資格受けたよ、とかあんな資格に興味があるという方がいらっしゃったら気軽にコメント欄にどうぞ。なかなかコメントお返しできていませんが、目は通しております。

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