PMとして「常に楽すること」を考える
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ここでは、@IT自分戦略研究所 編集部おすすめのコラムを紹介する。あなたのエンジニアとしての成長に役立つ内容であれば幸いだ。
「俺がリーダー」だというなら、リーダーらしい仕事をして!
ヘルプデスクから再び現場に舞い戻った組長氏による『“アラサー”IT系女子の来し方行く末』。リーダー風を吹かせる先輩社員に「プチッ」ときたことについて。
リーダーとして認められたいなら、まずリーダーとしての仕事をするべきである。「R35おにーさん」ことA氏は入社15年のベテランで、「俺がリーダーだ」という雰囲気をかもし出している。しかし彼の仕事ぶりは「いわれたとおりのことをやる」というお粗末なもので、思わず組長氏は「プチッ」ときてしまったという。
A氏の「何も考えずに作業する」という悪癖が、後輩に伝染してはいけない。「これぐらいの仕事ぶりでいいんだ」と後輩に思わせてしまうのは、先輩としての罪である。「空気を読む傍若無人」という通り名を持つ組長氏は、先輩や後輩に適宜つっこみを入れているようだ。
プログラムが書けてこそのPM
中堅ソフトハウスに勤務するにゃん太郎氏による『ソフトウェア開発に幸せな未来はあるのか』。「プロジェクトマネージャもプログラムを書くべきだ!」という主張。
PMに求められるのは、コミュニケーションスキルや業務知識などであり、プログラミングスキルは不要である。イエスかノーか? にゃん太郎氏は迷わず「ノー」と答える。PMがプログラムをきちんと理解していなければ、とんでもない設計書ができあがり、プログラマにしわ寄せがいってしまう。
にゃん太郎氏は、PMとして「常に楽することを考えている」という。さぼるのではない、負担を減らすのである。PMがプログラムを理解し、楽することを真剣に考えれば、デスマーチは少なくなるのではないだろうか。
SEが設計でやってはいけない3事項
ベンチャー社長兼技術者の生島勘富氏による『ベンチャー社長で技術者で』。SEが設計の際にやってはいけないことについて。
「やたらコンボボックスを使う」「“ない時は×××とする”と仕様書に書く」「主キーを複合インデックスにする」。この3つを全部やってしまうSEがいたら、デスマーチは避けられないと、生島氏は怒りをこめて語る。
「ユーザーがこうしてほしいといったから……」などというSEはお話にならない。いわれたとおりのことをやるのでは、素人設計と一緒である。もっとユーザーの真意を汲み取る努力をすべきである。
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