第326回 空き時間の有効利用
こんにちは、キャリアコンサルタント高橋です。
私はよく出張をしていますので、新幹線や電車に乗ることが多いです。新幹線に乗っているときはほぼPCを立ち上げて何かしらの仕事をしています。しかし、普通の電車に乗っているときはさすがにPCを立ち上げると迷惑になりますので、1級CC技能検定の勉強をするか、スマホを触っています。
スマホを触るといっても、最近はほとんどゲーム、まとめサイト、SNSなどを触ることがなくなりました。その代わりに、あるアプリを使っています。最近、そのアプリを使って過ごす時間が私にとって有効な時間になっています。そこで、今回はスマホを使った空き時間の有効利用について書きたいと思います。
■何のアプリを使っているのか?
そのアプリは、ズバリ、メモ帳(テキストエディタ)です!
「え? メモ帳に何か書くの?」
とか思われるかもしれません。しかし、メモ帳に書く内容は全く何も決まっていません。頭に思い浮かんだことをただダラダラ書いていくだけなのです。
最初に何でもよいので、頭に思い浮かんだ言葉を書き出します。この言葉から次に繋がる言葉を書くのですが、このとき、原因や結果などの因果関係に結び付けて考える必要性もありません。ただその言葉を見て感じたことだけを書き留めていきます。
例えば、「眠い」という言葉が思い浮かびました。後はこの言葉から浮かんでくる言葉をダラダラ書いていくだけです。
「眠い」」→「時間」→「有効活用」→「理路整然」→「本」→「夏目漱石」→「人の生き死に」→「人生観」→「今」→「怠い」→「温泉」→「早め早めの行動」→「有意義な時間の使い方」→「可能性」→「境界線」→「ない」→「感情」→「自由」→「意思」→「本人」→「傘」→「雨にも晴れにもなる」→「責任」→「ポジティブ」→「型」→...
これは、過去に私が書いていたメモ帳のデータです。傍から見ると、何のことだか良く分かりませんよね。。。ただ、私個人に関して言えば、その時の状況は結構記憶に残っています。なぜその言葉を思い浮かんだのか、次の言葉への繋がりは?といったことは案外イメージとして残っていることが多いです。
■ジャーナリング
このときの注意事項として、ここで書いたことを何かに活かすことは全く考えないようにします。ただ書くだけで、それ以上でもそれ以下にもならないようにします。つまり、考えるということ(思考)を極力起こさない書けるか? 文字という情報を見て手だけが反応するようなことにチャレンジしている感覚に近いです。
そもそもなぜこのようなことをするのか? 実はこれは私が昔からやっていることなんです。。。それこそ小学生の時分から何の目的もなく頭に思い浮かんだことをただ書いていくだけのことをずーっとやってまして、それを単にスマホでやってただけなんです。でも、当時からこれをすると昔から頭の中がスッキリする感覚があったので、ずっと今まで続けていました。
最近知ったのですが、こういった所作を「ジャーナリング」と呼ぶのだそうです。ジャーナリングは「書く瞑想」と呼ばれているようで、頭や心の中にあるモノを吐き出すために行うのだそうです。瞑想の効果を書くことによって体現する方法なのだそうです。
確かにそう考えると、私がメモ帳でやっていることはそのまんまジャーナリングのような気がします。
詳しいジャーナリングの方法は分かりませんが、私のやっている方法ならスマホにメモ帳アプリが入っていれば誰にでも簡単にできます。本当に何の準備もなく、ぼーっとしていてもできることですし、それでいて瞑想に近い効果があるようです。これを空き時間にすると、正に有効活用です!
もし、気になる方がおられましたら、ぜひ空き時間を使ってチャレンジしてみてくださいね!