吉政創成 代表取締役、PHP試験、Rails試験ビジネスOSSコンソーシアム・ジャパン主宰

第164回『面接を終えた後のお手紙』

»

改めまして。吉政創成株式会社の吉政忠志と申します。

私はキャリアカウンセラーではないのですが、独自の方法に基づくキャリアアップの経験を多く積んできたけっか、キャリア関係のコラムや講演依頼を多くいただくようになりましたので、徒然に書いていきます。

今回は面接を終えた後に差をつけるお手紙の話をいたします。
過去に社員を雇用するために面接をしたことが何回もあります。その際、ほとんどの方が面接のお礼メールや手紙を書いていません。恐らく、この読者の方もほとんど送られていないのではないでしょうか?
お礼メールやお手紙をいただいて、嬉しくない人はいないでしょうし、頂けば面接者に対して印象が良くなります。さらに、面接を受ける方はその会社に入れてほしいというお願いをする立場でもありますし、面接の小一時間では伝わらないこともあります。もっと言えば、面接官は面接者の意気込みなどをすべてメモして、採用稟議に書くことはほとんどできません。
面接終了後に送りしたお礼メールやお手紙が採用稟議に添付されれば、面接官の上長の目にも触れることになります。お礼メールやお手紙に「関係者の皆様にもよろしくお伝えください。」と一言添えればその確率も上がると思うのです。
さて、お礼メールやお手紙を送る方法はどういった方法が良いでしょうか?以下ではその方法を列記します。

1)FacebookなどのSNSでお伝えする
2)ワープロ打ちした手紙を郵送する
3)手書きの手紙を郵送する
4)電子メールで送付する

上記以外にも方法はあると思いますが、ここでは上記について個人的な見解を解説します。1)はSNSに入っていない人もいますし、会社として禁止されているケースも多いです。さらに言えば、SNSの文章を採用稟議に添付されないと思いますので、あまりお勧めしません。2)、3)は丁寧でよいのですが、郵送という時間がかかります。面接官の手元に届くときには結果が出ていることもありますし、採用稟議に添付されることは難しいです。FAXで送ると丁寧でない感じになりますし、面接官の部門の方にも知られてしまいますので、やめたほうがよさそうですね。私は4)をその日のうちに送付することをお勧めします。一番良いのは、面接終了後、すぐに送付するのが良いと思います。面接官が報告書を書く前に送付するのが一番良いです。さらに、面接時に「あー失敗した!」ということがあっても、その手紙でフォローをすぐにできるので、とってもお勧めです。
では、送付する文章はどうすればよいでしょうか?以下を例を記載しますので参考にしてください。

【宛名】正式な会社名、部署名、肩書、フルネーム

『本日はありがとうございました。XXXXでございます。』
↑営業ですとついつい「いつもお世話になっております。」としがちですが、いつもお世話になっているわけではないので、素直にお礼から入ってよいと思います。

【本文】

『ここでは面接官のお人柄、会社。希望職務についての感じたことに触れ、自分自身が強く志望していることを自分の言葉で丁寧に書きます。決して長ければよいというわけではなく、簡潔で10行程度にまとめておくのが良いと思われます。面接官も忙しいので長いとよく読んでもらえません。

【差出人のシグニチャー】メール、携帯、氏名

※メールアドレスを記載すると転送されたときに相手方がコンタクトをしやすくなり、丁寧です。

いかがでしょうか?少しでも参考になるところがあれば幸いです。

追伸:こんな文章を書く、私はどんな生活をしているかと言うと、、、以下のFacebookアカウントを見てください。

https://www.facebook.com/tadashi.yoshimasa

※面識のない人からのお友達申請は原則NGです。お友達申請されるときはメッセージもお願いします。ほぼ100%情報公開しているので、フォローするだけで全部見えます。

Facebookアカウント+とるに足らない情報を以下のTwitterアカウントで垂れ流しています。宜しければFollow下さい。

https://twitter.com/_yoshimasa

Comment(0)

コメント

コメントを投稿する