吉政創成 代表取締役、PHP試験、Rails試験ビジネスOSSコンソーシアム・ジャパン主宰

第163回『面接時の勝負。他の方が一般的にやらない王道』

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あらためまして。吉政創成株式会社の吉政忠志と申します。

私はキャリアカウンセラーではないのですが、独自の方法に基づくキャリアアップの経験を多く積んできたけっか、キャリア関係のコラムや講演依頼を多くいただくようになりましたので、徒然に書いていきます。

今回は「面接時の勝負。他の方が一般的にやらない王道」について書きたいと思います。

キャリアアップのためにほかの会社の門をたたき、面接などを受けることもあると思います。その時の面接時間は通常30分から長くても小一時間ですよね。その短い時間で、その人のどこまで分かるかといえば、実際はそれほどわからないと思っています。しかし、面接をする側からすれば、本業があったうえで、何人もの希望者を面接するため、ポイントだけ確認して、判断していることがほとんどだと思うのです。そして、その結果は、面接時に会ったこともない方々に書類が回覧され、そこで判断されることもあります。面接時にいくら皆様がアピールしても、それをきちんと面接官が理解して上伸してくれるかどうかは面接官次第ということです。

そのような状況で、普通に履歴書と職務経歴書を書いて面接に臨んだとしても、その方が普通の経歴で大きな特徴がなければ、それなりの結果になる可能性があります。また雇用する側にも給与レンジが用意されており、そのレンジは年齢や経験により年収で100万円程度の幅を持っています。どうせ合格するなら、そのレンジの上のほうで採用されたいですよね。100万円も差があれば、月給で10万近くの差ができます。月給で10万円上乗せされれば、かなりハッピーですよね。

そこで、このコラムでは、他の面接者と差別化を行い、より確実にかつ、給与レンジの上のほうで採用ための方法をお伝えします。解は単純です。履歴書と職務経歴書に加えてプラスアルファのドキュメントを提出することです。これは技術者であれば自身が書いたコードだったり、一般的には所信表明だったりしますが、一番効果的なものは、企画書であると筆者は考えます。その理由はシンプルで、どの会社も将来的に会社を引っ張っていく人材はいつでもほしいものです。会社を引っ張っていく人材はリーダーシップがあったり、ビジョンをしっかり持つことであったり、実行力があることが求められています。そして、企画書はその要素のなかで「ビジョン」と「実行力」の証明になるので、とても有効なのです。しかも、紙で提出すれば、その企画書は面接時に同席されなかった方にも回覧されるのでさらに有効です。次にどのような企画書を書けばよいかご紹介します。入社希望の会社の事業についての改善案や、業界全体に関する企画書、入社後の自分自身の育成に関する計画書など、仕事に関係すればどのようなトピックでも構わないと考えています。大事なことは企画書を提出することであると考えています。企画書を作成する技量が低くても、誠実に作成されたものであればマイナスにはならないはずです。

最後に、企画書の書き方を学ぶための参考書籍について解説します。私としては2種類の本を繰り返し読まれることをお勧めします。一冊は企画書の基本的なことが書いてある売れ筋の本を1冊。そしてもう一つは実際に企業で使用されている企画書が収録されている企画書集(「ヒット商品の企画書」などのキーワードで検索すると出てきます)の2冊です。いろいろな本を読むより、この2冊に絞って何度も読んだほうが効率的にその本質を理解しやすいです。企画は技量も大事ですが、企画ロジックの絞り方や、表現方法などセンス的な部分がかなり求められるため、繰り返し読み込み本質を理解されることが重要なのです。

いかがでしょうか?少しでも参考になるところがあれば幸いです。

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