何故イベントブースに立ち続けるのか。職人で起業して成功できる時代へ【第272回】
先日のPythonの国際カンファレンスで自社ブースに立って、対応してました。
一応自社の代表理事ということもあって、来場者の何人かから「おっ御大将自らですね!」と声をかけていただきました。
うちの会社はビジネス的にはそれなりの規模になっていますが、実質かなり少ない人数でやっているので、そもそも御大将という感じではないこともあるのですが、そもそも私はイベントブースに立ちたい人なんです。
今、4社の社長をやっていますが、全て少人数で運営しており、代表の私の影響範囲が他の普通の会社より大きいということもあって、自分のセンスが錆びないように、成恵区お客様との接点を増やしたいと思っています。
イベントブースに立つと、来場者がどんな視線で、どんな表情で、どんな反応をするのかを見ながら、会話しながらその人のプロファイリングができるのです。うちの認定試験に興味がある人はこんなイメージ。そして、こんな言葉に反応するみたいなことを覚えていくのです。
このプロファイリングデータは全体の母数からすると少ないのですが、このプロファイルが何かの企画をするときにアイディアのきっかけになることが多いと思っています。
またプロファイリングにより自分自身のセンスの市場とのズレを見つけることもできます。
そう、私にとってイベントブースに立つということは、マーケティング職人としての腕を錆び付かせないためのセンス磨きなのです。
会社を大きくすること=社員を増やすこと という時代は終わりましたよね
社長である私が現場の仕事を社員だけに任せず、私が現場仕事ができるのは、会社を経営するスタイルの選択肢が増えたからだと思っています。昔は全ての仕事を人が行わなければならない時代がありました。その時代は会社を大きくするためには人の増員が前提でしたし、そもそも会社を経営するにはそれなり人数が必要だった時代がありました。
今は自動化であったり、外部のサービスを利用することでかなり大きな仕事を少人数で運営できるようになりました。
大量に雇用して会社を大きくする方法がなくな他わけではありません。それ以外の選択肢ができたということです。
ただ、少人数で運営できた方が、人にロックインされるリスクや、人がボトルネックになるリスク、収益性や柔軟性、迅速さなどの点で、有利になりがちなのは言うまでもありません。人が増えることで人の管理のタスクが増えたり、決定プロセス型段階になりがちです。
一人の仕事量を1人力とします。この1人力を2倍3倍と成果を出せるビジネスモデルができると、少人数でリスク体制が強い、高収益で迅速な経営が実現できるということになります。
労力を二倍三倍に成果を出すためのビジネスモデルとは
少人数でリスク体制が強い、高収益で迅速な経営が実現するには何らかのサービスを考える必要がありますよね。
こう書くと、それが難しいんですよ!!という声が上がりそうですが、考え方としてはシンプルです。
1、サービスとしての方向性を自分の得意分野に定めてみる
2.自分の得意分野ですでにサービスを開始して、売れている会社を調べてみる
3.その会社のサービスの半額で二倍の機能のサービスメニューをとりあえず書いてみる
4.そのサービスを実行するための、社内の処理フローを極限までシンプルに且つ自動処理を多用して作ってみる
考え方は以上です。えーそんな簡単にできるの??と思うかもしれませんが、多くの企業ではその規模の大きさを健全かつセキュアに維持するために、本来はなくても良い事がたくさんあります。皆さんの日常業務でなくてもいいことはたくさんありませんか?
・参加しなくてもよい会議に参加している
・日程調整に時間がとられる
・生産性が低い、メールやチャットがやたら多い
・お付き合いで取られる時間が多い
・報告業務が多い
他にもたくさんありますよね。
それらの非生産的な雑用は日本の企業の平均で35%あるそうです。この35%を減らすことで、人員をスリムにできます。人員がスリムになれば、管理部門も小さくなります。少人数で回る分エイフローは迅速です。作業が速いだけでサービスの評価は高くなります。半額の価格で2倍の機能のサービスを実現できる糸口が見えてきませんか?
興味がある方は是非考えてみてください。
いいビジネスモデルができるだけで、人生は変わると思いますよ。
さて、そんな私の近況は以下のSNSアカウントで確認できます。興味がある方はご覧ください。
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