一人法人というフリーランスは住宅ローンは組めるのか？

ライフハック

» 2020/08/13

住宅ローンの仮審査を受けてみた

結論から言えばローンは組めるようです。仮審査はOK貰いました。それ以上は進んでいないので「ようです」という曖昧な表現になります。

サラリーマンと違い、法人決算まで審査対象

個人の住宅ローンなので、個人の源泉徴収票だけかな？と軽い見込みはあっさりと崩れ去りました。必要になった書類一覧です。

・源泉徴収票(3年分)

・法人の決算報告書と勘定科目内訳明細書(3期分)

・個人信用情報に残っているもので完済している証明書

この中で主に質問されたのは法人の決算状況です。直近3期が大事のようで、前期は黒字だったものの、2期前と3期前は赤字だったため、すこぶる印象が悪かったようです。

一応個人の所得としては問題なかったと思います。具体的には書きたくないのでボカしますが、3年間平均年収は平均的なSEの年収です。サラリーマンなら楽勝だっと思うのですが、法人の赤字決算が最後まで足をひっぱりました。直近が黒字でなかったら完全にアウトだったようです。

一人法人フリーランスの信用度は中小企業の経営者と同じという印象

従業員を雇っていようが、一人法人だろうが、中小・零細企業の経営者という立ち位置が変わらない印象でした。言い換えると、個人事業主の場合はけっこう厳しいのかもしれません。

散々聞かれたのが、節税対策で個人の所得を100万円ぐらいにしていないか？という点でした。そういった節税対策ができるという話はよく聞きます。もしそれをやっているなら、住宅ローンは諦めないとダメでしょうね。

もし直近1、2年で結婚や住宅購入があるのなら、買い終わってからフリーランスに

これもよく言われている話ですが、フリーランスは住宅ローンが組みにくい。もし住宅ローンを組むのなら私のように直近3期分の決算報告書提出が必要となります。3年経っていない場合は、どうなるのか分かりません。ただちょっと印象は悪くなると思います。

それならサラリーマンという社会的地位を全力で使って住宅ローンを組んだほうがいいでしょう。実際自分で色々調べて、実際に仮審査を受けて、サラリーマンの社会的地位の強さを実感しました。

その両方が嫌ならニコニコ現金一括払いができるぐらい稼ぐしかないでしょう。私にはできませんでした。

フリーランスのデメリットを直撃して思うこと

「まー、知っていてフリーランスになったのだから仕方ないよね」の一言です。

実際、会社を辞める前に辞めて数年は住宅なんて買う機会なんて無いと考えていました。実際購入機会はなかったし、そもそも住宅購入派より賃貸派でした。

それが色々考えも変わり今に至りますが、フリーランスになったのは自己責任だから、デメリットを被ることも今更何思っても仕方ないのです。それでもあえて1つ思うのであれば、現金というか貯金はもっと持っておきたかったです。選択肢が増えるので。

おっさんフリーランスの戯言かもしれませんが、もしこれからフリーランスなろう、またはフリーランスでも住宅購入を考えている。そんな人達に対して何かの参考にしてくれればと思います。

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